2021/06/21
Google広告 2021年6月アップデート内容
今回、Google広告で「関連動画表示オプション」の利用が可能になりました。関連動画表示オプションを活用することで、ユーザーが接触した動画広告の下に、関連動画のリストを表示させることが可能になります。この機能のメリットとして、配信している動画広告のメッセージにより広がりや印象づけすることができ、You Tubeチャンネル内の他の動画を表示させることで、他の動画へのエンゲージメントを促すことが期待できます。
関連動画表示オプションとは
関連動画表示オプションの配信イメージは上記画像のような形で、動画広告の下部に関連動画のリストが表示されます。
また、以下のような特徴があります。
・1キャンペーンに対し、2~5本の関連動画を追加できます。
・モバイルのYou Tubeアプリで広告に接触する際に、関連動画が下部に表示されます。
・設定する動画をYou tube studio内で[公開]または[限定公開]にする必要があります。
・モバイルユーザーのエンゲージメントを効果的に促進できます。
参照:Google広告 ヘルプ
関連動画表示オプションが使用できる動画キャンペーン目的とサブタイプ
▶商品やブランドの比較検討
・検討段階で働きかける
・広告シーケンス
▶ブランド認知度とリーチ
・スキップ可能なインストリーム
・スキップ不可のインストリーム
・バンパー
・広告シーケンス
関連動画表示オプションの設定方法
①動画広告キャンペーンを新規で作成します。今回は、「商品やブランドの比較検討」→「動画」→「検討段階で働きかける」を選択し、キャンペーンを作成します。
②上からキャンペーン名、予算や目標などの設定を行います。設定が完了したら、「関連動画」という部分を選択します。
(※今回はキャンペーンの各設定は割愛します)
③関連動画を追加する画面になりますので、配信する広告に関連性のある動画を最低2~5まで選択して、「完了」を選択します。グループやデバイスなどの他の設定を終えたら、キャンペーンへの関連動画表示オプションの設定は完了です。設定後にキャンペーン編集から動画を変更することも可能です。
まとめ
今回はGoogle広告の動画関連表示オプションをご紹介しました。モバイルユーザーのエンゲージメントの効果が期待できるうえ、大きな手間もかからない設定ですので、動画広告を配信しているけど、まだ設定はしていないという場合は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。また、まだ動画広告を配信していないけど、興味がある…という場合は、弊社でも広告の運用代行を承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。