EFO(エントリーフォーム最適化)でコンバージョン率を高める方法

2024/09/25

EFOとは

WEBを活用してビジネスを行っている企業ではEFOの改善に頭を悩ませている方も多いかと思います。

EFOという言葉が聞きなれない方もいるかと思いますが、EFOとはWebサイトの入力フォーム(会員登録、お問い合わせ、資料請求など)を、ユーザーがよりスムーズに入力できるように改善する施策のことです。

入力フォームは、ユーザーがアクションを起こす最後のステップとなるため、EFOはコンバージョン率向上に非常に効果的です。

しかし、入力が煩雑だったり、分かりづらかったりすると、ユーザーが途中で離脱し、コンバージョンに繋がらないことが多々あります。

今回は、EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)を改善する為のポイントについて、ご紹介します。

 

EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)を行う為の主な対策

EFOを行う為には、様々な対策があり、主なポイントは下記となります。

1. 入力項目の最適化
最初のステップとして、フォーム内の入力項目を見直し、最小限の情報だけを求めることが重要です。

必須項目の最小化
不要な項目をできる限り削減し、最小限の必須情報のみを要求することで、ユーザーにかかる負担を軽減できます。たとえば、住所を求める際、必要な場面だけ入力させるようにするなど、柔軟な設計が求められます。

ステップ分割
長い入力フォームは、いくつかのステップに分割すると効果的です。一度に大量の情報を入力させるのではなく、段階的に情報を求めることで、ユーザーのストレスを軽減できます。

2. リアルタイムのエラーメッセージ表示
ユーザーが入力を間違えた際に、即座に修正できるような仕組みを設けることも重要です。

即時フィードバック
ユーザーが入力を間違えた場合、リアルタイムでエラーメッセージを表示します。これにより、後からエラーが大量に表示されることを防ぎ、ストレスなく修正を促すことができます。

分かりやすいエラーメッセージ
単に「エラーです」ではなく、「メールアドレスの形式が正しくありません」や「必須項目が未入力です」といった具体的な指示を与えることで、ユーザーの混乱を防ぎます。

3. 入力補助機能の活用
ユーザーが手間なく情報を入力できるようなサポート機能を追加するのも効果的です。

オートコンプリートの活用
住所やメールアドレスなど、入力に時間がかかる項目にはオートコンプリートを活用し、ユーザーの入力時間を短縮します。

プルダウンメニューやチェックボックスの使用
テキスト入力の代わりに、選択肢をあらかじめ用意することで、ユーザーの負担を軽減します。誤入力を防ぐためにも有効です。

4. モバイル最適化
モバイルデバイスからのアクセスが増える現代において、フォームのモバイル対応は必須です。

モバイル対応のUI
フォームがモバイルフレンドリーであるか確認しましょう。大きなボタンや、画面をタップしやすいインターフェースにすることで、モバイルユーザーに配慮します。

入力モードの自動切り替え
電話番号や数字の入力が必要なフィールドでは、キーボードを自動的に数字モードに切り替える機能を追加することで、ユーザーの負担を軽減します。

5. 確認ページの工夫
入力内容を確認するページも、ユーザー体験を向上させるための重要な要素です。

確認ページの簡素化
入力内容の確認ページは、あまり複雑にせず、必要最低限の情報を表示するようにします。さらに、修正が容易であることもユーザビリティの向上に役立ちます。

入力内容の保持
フォーム送信に失敗した際や、ページを誤ってリロードしても、入力内容が保持されるように設計することが重要です。これにより、ユーザーが再入力する手間を防ぎます。

6. 信頼感の向上
フォームに入力する際、ユーザーは個人情報の安全性に敏感です。信頼を得ることで、入力のハードルを下げることができます。

プライバシーポリシーの表示
プライバシーポリシーやデータの取り扱いに関する情報をフォームの近くに表示し、安心感を提供します。フォームが安全であることを強調することで、ユーザーが情報を入力しやすくなります。

進行状況の表示
フォームが複数ステップに分かれている場合、進行状況を表示することで、ユーザーはどこまで進んだかを確認でき、ゴールが見えやすくなります。

 

まとめ

今回は、EFOについて、ご紹介しました。

EFO(エントリーフォーム最適化)は、コンバージョン率の向上に大きく影響します。

ユーザーのストレスを軽減し、スムーズな入力体験を提供するためには、細部まで配慮したフォーム設計が必要となります。

これらのポイントを参考に、フォームの最適化に取り組んでコンバージョン率の向上を図っていきましょう。

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