【WordPress】QAアナリティクスの使い方・メリット徹底解説!

2025/11/06

WordPressでサイト運営をしていると、PVや滞在時間など「量」のデータは見やすくなりましたが、「ユーザーがページで具体的に何をしたか」「どの要素で迷って離脱したか」を掴むのは意外と難しいものですよね!
そこで注目されるのが、WordPress専用のユーザービリティ改善ツール「QAアナリティクス」です。
という事で今回は、QAアナリティクスの概要から使い方、導入方法、メリット・デメリットを詳しく解説します!

 

QAアナリティクスとは?

はじめに知らない方のために、QAアナリティクスが何なのか簡単に説明しましょう!
QAアナリティクスは、WordPressに簡単に組み込めるユーザー行動解析ツールで、従来のアクセス解析に加え「ヒートマップ」「セッションリプレイ(行動の録画)」「コンバージョン経路の可視化」など、ユーザーのページ内での具体的な動きを直感的に確認できる機能を備えています!
GA4のような総合的トラッキングとは異なり、WordPress管理画面上で素早く「どのブロック/見出し/CTAでユーザーが迷っているか」を把握できる点が特徴です。
導入の手軽さやコスト感も評価され、無料プランもあるのが嬉しいポイント!

 

QAアナリティクスの導入方法と使い方

◎導入方法
①WordPressの管理画面からプラグインをインストールしWordPressのプラグイン検索から「QA Analytics」をインストールして有効化。

②必要に応じてアカウント登録またはAPIキー連携を行い、トラッキングを有効化。

③計測開始からデータが反映されるまで数時間〜24時間程度待つ!(導入レポートによれば丸1日でデータが出始めるケースが多い)

◎管理画面でできること(主な機能)
・リアルタイムビュー
現在のセッションや流入元が確認できます。

・ヒートマップ
クリックやスクロールの集中箇所を可視化。

・セッションリプレイ
ユーザーのマウスカーソルやスクロール挙動を動画で再生し、特定の動作で躓いていないかを確認。

・アクセス解析(集客・行動・コンバージョン)
簡易なダッシュボードで主要指標を確認可能。

 

QAアナリティクスのメリット・デメリット

🔶メリット
①導入が簡単
タグマネージャーや複雑な設定をほぼ不要にし、プラグイン有効化だけで動く点が評価されています。

②行動が「見える化」できる
ヒートマップやセッションリプレイで、ユーザーの実際の操作を確認できるため改善ポイントが具体的になります。

③WordPress管理画面で完結
ダッシュボード上で解析〜改善までの流れを回せるため、作業効率が上がります。

🔷デメリット・注意点
①データの蓄積が必要
ヒートマップや傾向を見るにはある程度のセッション数が必要で、導入直後はノイズが多くなる点。導入レポートでは24時間〜数日で初期データが見えるとしていますが、信頼できる傾向を掴むにはもっと時間がかかることもあります。

②無料プランの制約
無料で試せるプランはあるものの、保存期間や機能(セッション保存数・高機能フィルタ等)に制限があるため、本格運用なら有料プランの検討が必要です。

③プライバシー配慮
セッションリプレイは便利な反面、個人情報やフォーム入力を誤って記録しないよう設定やフィルタリングが必要です(マスク機能の有無を事前確認すること)

◎実務でどう使うか(活用例)
・CTA改善
ヒートマップでクリックの集中・欠如を確認し、ボタン位置・文言をA/Bテスト。

・記事リライトの優先順位付け
離脱が多い導線や、セッションリプレイで同じ箇所で止まっているポイントを優先的に修正。

・フォーム最適化
送信率が低いフォームは、入力中の動きを再生して項目削減や自動補完の導入を判断。

・LP(ランディングページ)最適化
スクロールの深さやクリック経路を参照し、重要情報を上部に寄せる等の改善を実施。

 

よくある質問

Q:Google Analyticsと併用できますか?
A:可能です。QAアナリティクスは行動の見える化に強いため、GA4の総合指標と組み合わせることで、より実践的な改善策が立ちます。

Q:WordPress以外でも使えますか?
A:公式はWordPress向けプラグインでの導入が簡単な構成ですが、スニペット埋め込み等で他CMSでも利用可能なケースもあります。
導入前に公式:インストール方法/QA Analytics (QAアナリティクス) プラグイン – QA Assistants -データ駆動アシスタント– をご確認ください。

Q:セキュリティや個人情報は大丈夫?
A:多くの解析ツール同様、通信暗号化やマスク機能などの対策が提供されているかを確認し、必要に応じてIP除外や入力マスクを設定することを推奨します。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はQAアナリティクスをご紹介しました!

QAアナリティクスは、WordPressサイトの「ユーザー行動」を直感的に把握し、具体的な改善アクションへつなげられる有力なツールです!
導入の手軽さやヒートマップ・セッションリプレイといった「見える化」機能は、特にコンテンツサイトやEC、問い合わせ導線の改善に効果を発揮します。
一方で、データ蓄積の時間や無料プランの制限、個人情報への配慮は運用前に確認すべきポイントです。まずは無料プランで導入し、実際のセッションを観察しながら優先度の高い改善を少しずつ回していく!この進め方が最も現実的で効率的でしょう。

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