2021/07/05
広告文にキーワードを動的に表示できる「キーワード挿入機能」
キーワード挿入機能は、文字通り検索語句と一致したキーワードを、広告文内に表示することができる機能です。
キーワードの挿入機能を使いたい部分で、{KeyWord:デフォルトのテキスト}の形式でコードを追加します。
すると、該当の広告が表示されるとき、広告内のコード部分が「ユーザーの検索語句と一致したキーワード」で表示されます。
設定した”デフォルトのテキスト”は、文字数制限の超過など、キーワードが入らなかったときに代わりに表示されます。
キーワード挿入機能は、広告文の下記の項目に設定が可能です。
・広告見出し
・説明文
・URLのパス
また、設定キーワード内に英単語が含まれている場合、設定時の「KeyWord」の記述方法によって、英単語の表記が変動します。
設定方法
広告テキストを入稿する際に、中括弧の”{“を入力し、「キーワードの挿入」を選択します。
(管理画面・エディターともに、そのまま直にテキスト入力することも可能です。)
デフォルトのテキスト・英単語の大文字/小文字の設定を入力し、適用を選択すれば設定は完了です。
管理画面では、右側のプレビュー画面で実際にどのように表示されるかをチェックすることができます。
設定内容に不備がないか、不自然な広告文にならないかを改めて確認しておきましょう。
使用時の注意点
■”検索語句”ではなく、”検索キーワード”が表示される。
ユーザーの検索語句がそのまま表示されるのではなく、あくまで「検索語句が引きあたった”検索キーワード”」が挿入されます。
そのため、入稿しているキーワードによっては、不自然な広告文/文章として表示されてしまう可能性もあります。
また、マッチタイプ設定によっては、表示されてほしいキーワードと別のキーワードに引きあたってしまう可能性も。
入稿してあるキーワード・グループ分けを確認した上で、不自然な広告文になっていないかチェックする必要があります。
■より柔軟性を求めるのであれば”広告カスタマイザ”の使用を
上記のように、キーワード挿入機能では「入稿したキーワード」がベースになります。
そのため設定が簡単な反面、入稿していたキーワードやグループ分けによっては、広告文としては使いにくい場合も。
その場合は、別途データ一覧の作成が必要になりますが、「広告カスタマイザ」機能を使うとより柔軟に広告文を調整することができます。
どちらが適切か検討した上で、設定を行いましょう。
参考：少ない手間で広告効果UP！ユーザーマッチした広告文が作成できる広告カスタマイザとは？/BOPコミュニケーションズ
https://bop-com.co.jp/column/4799
まとめ
今回はGoogle 広告の「キーワード挿入機能」についてご説明しました。
うまく活用すれば、ユーザーの検索内容に対して、より関連性の高い広告文を表示することができます。
設定時の参考としてご活用いただけますと幸いです。
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