相互リンクとは?相互リンクのSEOへの影響と注意すべきポイント

2025/04/15

「相互リンクって、今でもSEOに効果あるの?」

「昔はよくやってたけど、今は危険って聞いた…」

こんなことを聞いたことはありませんか?

かつて相互リンクは、SEO対策の一環として被リンクを増やす定番の手法として広く使われてきました。

しかし、Googleの検索アルゴリズムは進化を続けており、現在では相互リンクのやり方によってSEOへの効果が大きく変わるのが実情です。

今回は、相互リンクの基本的な仕組みから、現在のSEOに与える影響、ペナルティとなるNG例、正しい活用法までご紹介します。

 

相互リンクとは?

相互リンクとは、2つのWebサイトが互いにリンクを貼り合うことです。

例えば、あなたのサイトが取引先や関係企業を紹介し、その相手のサイトでもあなたのサイトを紹介しているような状態を指します。

目的は次のようなものがあります

・アクセス流入の相互送客

・関係性の証明(信頼性向上)

・検索順位(SEO)の向上(※ただし現在は注意が必要)

 

相互リンクと被リンクの違い【よくある誤解に注意】

🔁 相互リンク
・お互いがリンクを貼り合う関係

・提携先や関連企業同士によく使われる

・自然な文脈や関係性が重要

🔗 被リンク(ナチュラルリンク)
・第三者が自発的にあなたのサイトを紹介し、リンクを貼る

・SEOで非常に高く評価されるリンク形態

・Googleが最も重視するリンクの形

👉 相互リンクはやり方次第ではSEOに有効ですが、自然に獲得される被リンクの方が圧倒的に評価が高いです。

 

相互リンクは今でもSEOに有効?

結論から言うと、「やり方によっては効果的。ただし、間違えるとペナルティの可能性もある」というのが現在の考え方です。

✅ 昔は「リンクの数」が重要だった
2000年代初頭は、被リンクの「量」が検索順位に大きな影響を与えていたため、相互リンク集などが盛んに作られました。

⚠️ 今は「リンクの質」と「自然さ」が重視される
Googleは現在、以下のようなリンクをスパムリンクとみなす可能性があるので、注意が必要です。

コンテンツの文脈に関係がないリンク

自動的・大量に交換されたリンク

金銭・物品など見返り付きのリンク

 

NGな相互リンクの例とは?

❌ 関連性がないサイト同士のリンク
たとえば、旅行ブログと動画ダウンロードサイトなど、まったく内容が関係ないサイトがリンクし合っている場合です。

❌ リンク集ページに羅列
「相互リンク集」や「おすすめサイト一覧」など、リンクだけが並ぶページに何十件も相互リンクがあると、不自然と判断されやすくなります。

❌ 金銭や報酬を伴うリンク交換
「リンク1本1,000円で交換します」などのやり取りは、Googleのスパムポリシー違反となります。

下記事例のような相互リンクは2025年現在ではペナルティ対象になることがある為、SEO対策としては逆効果になるでしょう。

❌ 事例1:無関係なジャンルとのリンク交換
例:美容ブログが、仮想通貨サイト・ギャンブル掲示板・動画配信サイトなどと相互リンク
「おすすめリンク」として大量に羅列されているだけで、文脈もない。

・ユーザーにとって意味がない

・検索エンジンにとって不自然

・被リンク対策のみを目的としている

❌ 事例2:相互リンク集ページでの大量掲載
例:相互リンク募集中というページに、無差別に50件以上のリンクが並ぶ
コンテンツ性がなく、リンクのみで構成されている。

・2025年現在ではSEOに逆効果

・手動ペナルティの対象になる可能性あり

 

OKな相互リンクとは?

以下のようなケースは、現在でも問題なく、むしろ評価されることがあります。

✅ テーマに関連性がある
同じ業界・ジャンル、もしくは読者にとって関心が近いコンテンツ同士であれば、リンクの妥当性があります。

✅ 文脈の中で自然に紹介している
「この内容については○○さんの記事がとても参考になります」といった、文中の紹介文とともにリンクを設置する方法が好ましいです。

✅ ユーザーの利便性を考えている
検索エンジンではなく、ユーザーのためのリンクであることが伝わる構成が重要です。

下記事例のような相互リンクは、現在でも評価される可能性があります。

✅ 事例1:地域密着企業同士の紹介
例:地元の工務店と不動産会社が相互リンク
工務店のブログで「土地探しのパートナーは○○不動産さんがおすすめ」と紹介し、不動産会社のWebサイトでも「施工実績豊富な○○工務店さんをご紹介」と記載。

地域性+業種の親和性が高い

実際の提携関係がある

ユーザーの利便性が高い

✅ 事例2:取材・コラボ企画の紹介リンク
例:飲食系メディアが地元カフェを取材し、相手のSNSやサイトでも紹介記事を掲載
お互いにリンクを貼ることで、読者の回遊も促進される。

取材・共催・コラボなどの実績がある

コンテンツの一貫性・ストーリー性がある

 

相互リンクを行うときのチェックリスト

・ サイト同士にテーマ・業種の関連性がある

・コンテンツの文脈に合わせて自然にリンクしている

・相手のサイトが信頼できる内容か確認した

・過剰にリンクしすぎていない

・フッター・サイドバーではなく本文中での紹介が中心

・必要に応じて「nofollow」属性も検討している

 

よくある質問(FAQ)

Q. 相互リンク集ページってダメなの?
→ 現在は推奨されません。ユーザーに価値がなく、リンクだけが並ぶページはスパム扱いされる可能性があります。

Q. 知り合いの企業から相互リンクを頼まれたら?
→ テーマや関係性が自然であればOK。ただし、記事本文内で紹介文とともに掲載する形にしましょう。

Q. フッターにリンクを貼るのは?
→ 大量・一律なリンクはリスクがあります。特にすべてのページに表示される場合は注意が必要です。

 

まとめ

今回は、相互リンクについて、ご紹介しました。

相互リンクは今でも活用できる手法ですが、「SEO目的だけ」で行うと逆効果になる可能性もあります。
重要なのは、「ユーザーにとって価値があるかどうか」「紹介として自然な形か」という視点です。

適切に活用することで、信頼性向上や送客にもつながる有効な手段となるでしょう。

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