【制作が進まない休日に試して欲しい】手を動かさないデザイン練習法5選!

「今日こそ、たまってる課題を進めるぞ!」そう意気込んで迎えた休日の朝。パソコンの前に座って、ペンタブを構えて、Photoshopを開く。あれ、手が動かない。気付けばもう夕方、SNSばっかり眺めて一日が終わってしまった。そんな経験、ありませんか?

私も、スクール時代から現役でバリバリやっていた頃まで、この進まない休日に何度も苦しめられてきました。そして罪悪感で日曜の夜を迎え、月曜の朝から自己嫌悪でスタートする。この負のループ、めちゃくちゃしんどいんですよね。

でも!今になって思う事が「手が動かない日」は、実は別の練習をするタイミングだっただけなんじゃないかと。

デザイナーの成長って、PhotoshopやIllustratorを触っている時間だけで作られる訳じゃないんです。むしろ、手を止めて頭と目を使う時間の方が、学べる時もあるんです!!

という事で今回は、休日に制作が進まなくて自己嫌悪に陥っているあなたに、手を動かさなくても上達する5つのデザイン練習法をご紹介したいと思います!

 

そもそも「手が動かない日」はダメな日では無い

先にめちゃくちゃ大事な事を言います!制作が進まない休日=サボりじゃないんです。

デザイナーの仕事は、頭の中にあるイメージを形にする仕事。つまり、頭の中に貯金がないと、そもそも出せるものがないんですよね。平日ずっとアウトプットし続けて、休日にまた無理やり手を動かそうとしても、井戸のように出てこないのは当たり前なんです!

◎手が動かない日とは
それは怠けではなく、脳が「そろそろインプットの時間だよ」とサインを出している状態。無理やり手を動かしても、質の低いものしか生まれません!

◎休日の使い方には2種類ある
「制作する休日」と「養分を溜める休日」。この2つを意識的に使い分けられる人ほど、長い目で見た時に伸びていくと私は思っています!!

◎罪悪感が一番の敵
「今日も何もできなかった」と自分を責める事が、一番デザイナーの感性を鈍らせます。まずは手を動かさない日を肯定してあげる事から始めましょう!

 

好きなサイトを1つ選んで言語化トレースする

トレースと聞くと「やっぱ手を動かすじゃん!」と思うかもしれませんが、今回やるのは言語化トレース。手ではなく、口と頭を動かす練習です。

好きなサイトを1つ選んで、「なぜこの余白なのか」「なぜこのフォントなのか」「なぜこの色を選んだのか」を、全部日本語で説明してみてください!ノートに書いてもいいし、スマホの音声メモに独り言でもOK。

◎観察力が爆上がりする
デザインを見るのと分析するのは全く違う行為。言語化しようとすると、今まで気付かなかった細部が急に見えてきます。

◎自分の引き出しになる
「余白広め=高級感」「セリフ体=信頼感」といった知識が、自分の言葉として蓄積されていく感覚があります。人から教わった知識より、自分で発見した法則の方が絶対に忘れません!これは本当です!

◎所要時間はたった30分
1サイトを30分〜1時間かけて分解するだけ。ソファに寝転がってスマホでもできる、休日仕様の練習法です。

 

街に出てデザインの現場を観察する

パソコンから離れて、外に出ましょう!カフェの看板、駅の広告、コンビニのパッケージ、電車内の中吊り。街は、デザインの実物大サンプルで溢れています。

◎「なぜ目に留まったか」を考える
歩いていて「あ、これ気になる!」と思った瞬間、立ち止まって理由を考えてみてください。色?レイアウト?キャッチコピー?その理由こそが、あなた自身のデザイン感覚の癖を教えてくれます。
私も現役の時は都心まで2時間半の通勤時間、目に見えるデザイン要素で同じことをやって毎朝通勤していました!

◎ターゲット層まで想像する
「この広告は誰に向けて作られてる?」「このパッケージが置かれてる棚は、どんな人が通る?」まで考えると、実務のマーケティング視点が鍛えられます!

◎写真に撮って残す
気になったものはスマホで撮影して、自分だけのデザイン参考フォルダを作りましょう。半年後に見返すと、自分の変化が丸わかりで面白いです!!

 

本を1冊目次だけ読む

「休日にデザイン本を読もう!」と意気込んで、結局読み切れずに積読が増えるパターン、めちゃくちゃあると思います。だから、目次だけでいいんです!

◎全体像が頭に入る
本の目次は、著者が伝えたい事の骨組みそのもの。目次を眺めるだけで「デザインって、こういう要素で構成されてるんだな」というマップが頭に入ります!

◎気になった章だけ後で読めばいい
目次で「あ、これ知りたい」と引っかかった章に付箋を貼っておく。次に手を動かせる日が来た時、その章から読めば無駄がありません!

◎おすすめは基礎の1冊
「なるほどデザイン」「ノンデザイナーズ・デザインブック」等、ロングセラーの基礎本を1冊持っておくと、休日のパラ見用として一生使えます!!

 

ポートフォリオを眺めるだけレビューする

自分の過去作品や、憧れのデザイナーのポートフォリオを、ただただ眺める時間を作ってください!手直しはしません。今日は「見る」だけです。

◎自分の成長が可視化される
半年前・1年前の自分の作品を見ると、「うわ、これヤバいな。」と思う瞬間が必ずあります。それこそが成長した証拠。逆に「今見ても悪くないな」と思える作品は、あなたの得意分野かもしれません!

◎憧れの人との距離感を測る
プロのポートフォリオを眺めて「どこが決定的に違うのか」を感じるだけで、次の課題が見えてきます!

◎眺めるだけならソファでOK
Behance、Pinterest、有名スタジオのサイト。スマホで寝転がりながら1時間眺める!これも立派なデザイン練習です。

 

頭の中で架空案件を組み立てる

これは私が今でも週末によくやる遊びなんですが、街で見かけたお店や、使っているサービスを勝手にリブランディングする脳内シミュレーションです!

◎「もし自分がこのお店のLPを作るなら」
よく行くカフェのLPを、頭の中だけで組み立ててみる。ターゲットは?キャッチコピーは?メインビジュアルは?構成は?全部妄想で構いません。

◎脳内だから失敗がない
実際に作ると「時間かかる」「クオリティが気になる」で止まるけど、脳内シミュレーションなら気軽に何案でも作れます。発想の瞬発力が鍛えられる感覚があります。

◎メモアプリに一言だけ残す
「◯◯カフェ、余白多めで手書き文字、白基調」くらいのメモを残しておくと、次に手を動かせる日の制作ネタ帳になります!!

 

よくある質問

Q1. 手を動かさない練習って、本当に意味があるんですか?
A.めちゃくちゃあります!むしろ、初心者ほど見る力と考える力を鍛える方が伸びが早いと私は感じています。
手を動かす技術は、見る力に後から追い付いていくもの。逆に見る力がないまま手だけ動かしても、方向性のズレた作品が量産されるだけなんです。

Q2. 休日に何もできなかった罪悪感が消えません。どうすれば?
A.まず「何もできなかった」の定義を疑ってみてください。SNSでデザインを眺めた、街の看板を気にした、それも立派なインプットです!
デザイナーの仕事は制作時間だけで測れません。目と頭を使った時間も、全部あなたの資産になっています。

Q3. スクールの課題が終わってないのに、こんな練習していいんですか?
A.課題が最優先なのは前提です。ただ、どうしても手が動かない日は、罪悪感で1日を潰すより、この5つのどれかをやる方が絶対に前進します。
「今日は手を動かせなかったけど、これはやった」と言える一日にしましょう。

Q4. インプットばかりで、逆に手が動かなくなりませんか?
A.確かにインプット過多で評論家状態になる人はいます。だからこそ、手を動かせる日はちゃんと動かす、そのメリハリが大切です。
目安として、平日にアウトプット中心、休日に週1〜2回インプット中心、くらいのバランスがちょうどいいと私は考えています。

Q5. 現役デザイナーになっても、この練習は続けるべきですか?
A.続けるべきです。むしろ現役になってからの方が、意識してインプット時間を取らないと感性が擦り減っていきます。
私自身、今でも街を歩きながら色んなモノを見ながら自問自答を繰り返します!長く続けるデザイナーほど、この習慣を持っている印象があります。

 

まとめ

いかがでしたか?

今日お伝えした5つの練習法は、全部ソファに寝転がったままでもできる事ばかり!言語化トレース、街の観察、目次読み、ポートフォリオ鑑賞、脳内シミュレーション。どれも手を動かさないのに、確実にあなたのデザイン感覚を育ててくれます!!

デザイナーとしての引き出しは、キーボードを叩く時間だけじゃなく、日常のあらゆる瞬間で作られていくものだと私は思っています。

明日から、何か一つでいい。好きなサイトを1つ選んで30分だけ言語化してみる。散歩の途中で気になった看板を1枚スマホに収める。積んでるデザイン本の目次だけパラっとめくる。その小さな手を止める勇気が、半年後のあなたの作品を、もう一段階深いものに変えてくれるはずです!

サボりに見える時間こそ、実はデザイナーとしての土台を作る時間です!休日を罪悪感で終わらせないで、堂々と養分を溜める日に変えていきましょう!

 

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