2020/07/22
広告表示オプションとは
見出しや説明文だけでは伝えきれない情報(テキストや電話番号、住所、サイトリンクなど)を掲載できる機能のことです。
商品やサービスによって適したオプションは異なってきますが、広告表示オプションを追加すれば広告の成果向上に役立つ可能性が高まります。
広告表示オプションが利用できる動画広告フォーマット
YouTube広告の広告表示オプションが設定できるのは、インストリーム形式の次の動画広告フォーマットです。
◇スキップ可能なインストリーム広告
◇スキップ不可のインストリーム広告
◇バンパー広告
※次の動画広告フォーマットでは、設定不可です。(インストリーム形式ではない為)
◇TrueViewディスカバリー広告
◇アウトストリーム広告
◇YouTubeマストヘッド広告
設定可能な広告表示オプション
YouTube広告に設定可能な広告表示オプションは下記の3種類です。
住所表示オプション
動画広告の下部に、店舗の住所・地図・距離などを追加表示できます。
設定することで毎回表示されるわけではなく、ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示したりしている場合に表示される可能性があります。住所表示オプションを使用するには、店舗がGoogle マイビジネス アカウントに登録されている必要があります。
※表示に関しての注意事項
ビジネスの所有者の承認を得ずに宣伝することはできません。
(参考:Google広告ポリシーヘルプ/住所表示オプションの要件https://support.google.com/adspolicy/answer/144649?hl=ja)
◇有効なサービス
広告の目的が来店で、位置情報の重要度が高いサービス
飲食店、美容院、クリニックなど
来店促進を目的とする実店舗型のサービスと相性がよいといえるでしょう
アフィリエイト住所表示オプション
広告主の商品を販売している最寄りの店舗を、ユーザーに知らせることができます。
住所表示オプション同様、ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示している場合に表示される可能性があります。
いずれの広告表示オプションも、ユーザーがクリックまたはタップすると関連するビジネス情報がまとめられたページが表示されます。
◇有効なサービス
小売りチェーンを通じて商品を販売しているサービス
大手小売チェーンや自動車ディーラーを通して自社の商品販売をしている場合、商品を販売している近くの店舗が検索されやすくなる可能性があります。
サイトリンク表示オプション(※TrueViewアクションキャンペーンのみ使用可能)
設定している最終ページURLとは別に、YouTube広告の動画下に遷移させたいページのリンクテキストを表示させることのできる機能です。
テキストを複数入れることで訴求力を上げたり、複数のリンク先を提示することでユーザーが興味を持ったリンク先を選択させることができます。
※ユーザー側で、動画右下に表示されるボタンから表示・非表示の切り替えが可能です。
◇入稿規定
・文字数制限
リンクテキスト:半角25文字以内
説明文:半角35文字以内(リンクテキストひとつにつき2個まで設定可能)
・掲載に最低限必要な数
リンクテキスト:2個
・表示数
パソコン:最大6個
モバイル、タブレット:最大8個
・設定上限数
20個
※表示に関しての注意事項
◇複数のサイトリンクで同じリンクテキストを使用しない
◇1つのキャンペーン等で複数のサイトリンクのリンク先として同じLPやコンテンツを設定しない
◇広告の最終ページURLのドメインと一致するサイトリンクURLを設定する
※例外として、特定のオンライン販売店・Facebookページ・Twitterアカウント・YouTube動画・LinkdInのプロフィール・InastagramアカウントのリンクURLは設定可能。その際リンクテキストにリンク先のサービス名が分かる文言を入れる必要がある。
◇ユーザーの目を引くことだけを目的とした不必要な句読点や記号を使用しない
(参考:Google広告ポリシーヘルプ/サイトリンク表示オプションの要件
https://support.google.com/adspolicy/answer/1054210?hl=ja)
まとめ
YouTube広告の掲載に必須ではなく、また必ず表示されるものではありませんができる限り設定をしておくことで期待するユーザーの行動を促すことができる可能性が高まります。
広告とともに追加情報を表示して、来店やトランザクションを増やすこともできます。
まだ設定されていないという方は、広告表示オプションを設定してみてはいかがでしょうか。