2023/05/23
デザインを勉強する中で必ずぶち当たる壁、それが「色」という話をよくするのですが、
逆に「色」をうまく使いこなし味方に付けるだけで、デザインの完成度は一気に上昇します。
今回は、色の使い分けによってデザインの完成度を飛躍させる方法をご紹介します。
モノクロレベルでも一流の完成度を目指せ
私はデザインを組んでいく時、まず白・黒・グレーなどのモノクロで全体のデザインを組んでいきます。
カラーの配色は一切しません。
何故なら、デザイン上の重要度のランク付けがしやすいからです。
要するに、いきなり配色をしてしまうとその奇抜な配色のおかげで重要箇所が目立っているような「錯覚」に陥ってしまう事がよくあるんです。
モノクロにすることで、全ての要素を平等に同じスタートラインに立たせる事ができます。
そしてモノクロでデザインを組み、第三者的な冷たい目で全体を見てみます。
当然モノクロなので色で目立たせる事は不可能です。ここでジャンプ率(大きさの比率)が甘い、レイアウトが甘い、フォント選択/調整が甘いなどの不具合があるデザインだと何を訴えようとするデザインなのかが全く見えないのが一発で分かります。
なのでモノクロのデザインだったとしても訴求箇所が一発でバシッと分かるデザインを組む。ここが非常に重要なポイントです!
つまり、モノクロですらカッチリしているデザインに、更に配色でパワーアップできる。これぞまさに鬼に金棒というべき状態でしょう。
進出色と後退色
では今回は配色の知識として「進出色」と「後退色」を覚えましょう!
読んで字のごとくですが、進出色は前に、後退色は奥に見える色という事です。
サンプルを見てみましょう。
赤と黄色の進出色の方が前面に出ているように見えますよね。
つまりバナーデザインなどで訴求ポイントとなるような箇所には「進出色」を施し、
重要度の低い要素には「後退色」を施す事でデザインにメリハリと強弱が生まれ訴求ポイントをより目立たせる事ができます!
まとめ
いかがでしたか?
今回はカラー×モノクロでデザインクオリティを上げる方法をご紹介しました。
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