2024/08/19
食品系の広告では味の魅力を伝える表現方法が重要
広告では、様々な表現方法を使ってユーザーに商品の魅力を伝えることでユーザーに商品への関心をもってもらう必要があります。
弊社が運用しているリスティング広告では検索エンジンの検索結果に文字だけでユーザーへ商品の魅力を伝える必要があります。
特に食品系の広告では、食品の魅力をどのように伝えるかが非常に重要となります。
今回は、食品の魅力を伝える為の表現方法について、ご紹介します。
味の魅力を伝える表現方法は大きく12の要素に分類が可能
味の魅力を伝える為に活用する言葉として、美味しいという表現がありますが、美味しいだけでは深みのある魅力を伝えることができません。
人は、五感で食事を感じることができる為、人の五感を刺激する表現を行うことでより深みのある魅力をユーザーに伝えることができます。
実は、この表現方法は12の要素に分類することができます。
1. 「美味しい」は正義!:おいしさの基本を伝えよう!
何と言っても、食べ物が 「美味しい」かどうかは最も重要なポイント です。
「美味しい」という言葉はもちろんのこと、「絶品」「言葉にできない」など、感情を込めた表現も効果的です。
逆に、「もう二度と食べない」のように、正直な感想を述べるのもありでしょう。
<主な表現ワード>
・美味しい(うまい)
・まずい
・絶妙、絶品
・最高(最低)
・やばい
・クセになる味
・満足
・しあわせ
・言葉にできない美味しさ
・頬が落ちる
・つい食べ過ぎてしまう
・二度と食べることはない
2. 熱々 or ひんやり?:温度も重要な要素
「熱い」「冷たい」といった温度は味覚ではなく触覚ですが、商品の魅力を伝える上で重要な要素です。
「あつあつ」「頭がキーンとなる」など、感覚的な表現で伝えましょう。
<主な表現ワード>
・あったかい、熱い
・つめたい(冷たい)
・あつあつ
・頭がキーンってなる
・ひんやり
3. 甘い?しょっぱい?酸っぱい?:五味を意識しよう
味覚の基本である 五味(甘味、塩味、酸味、苦味、うま味) は、味の表現の基礎となります。
それぞれの味を単独で表現するだけでなく、「あまずっぱい」「甘くて苦い」のように、組み合わせることで複雑な味わいを表現できます。
<主な表現ワード>
・甘い、甘味がある
・しょっぱい、塩味がある
・すっぱい、酸味がある
・苦い、苦味がある
・うまい、うま味がある
・あまずっぱい
・甘くて苦い
4. カプサイシンパワー炸裂!:辛み、渋みも忘れずに
「辛い」「渋い」は厳密には触覚ですが、味覚と密接に関係しています。
辛さのレベルや渋みの種類など、具体的な描写を加えることで、よりリアルなイメージをユーザーに伝えることができます。
<主な表現ワード>
・辛い、辛味がある
・渋い
・苦い、苦味がある
5. 奥深い味の決め手:濃淡、コク、油っぽさを表現
味の強弱やコクの有無、油っぽさなども、商品の魅力を伝える為には重要な要素です。
「濃厚」「あっさり」「まろやか」など、様々な表現を駆使して、味の奥行きを表現しましょう。
<主な表現ワード>
・濃厚
・味が薄い
・こってり
・あっさり
・重い
・くどい
・コクがある
・キレがある
・厚みがある
・膨らみがある、幅がある
・上品な味
・まろやか
・パンチがある
・淡白な味
・物足りない
・ジューシー
6. 日本語の豊富さを活かそう!:食感を豊かに表現
日本語には食感を表す言葉が豊富に存在します。
「サクサク」「とろける」「ふわふわ」「もちもち」など、具体的な言葉を選ぶことで、ユーザーに食感のイメージを鮮やかに伝えられます。
<主な表現ワード>
・衣がサクサク
・とろける
・やわらかい
・ふわふわ
・かたい
・歯ごたえがある
・コリコリ
・くちどけがよい
・シャキシャキ
・パリパリ
・もちもち
・コシがある
7. 鼻で感じる美味しさも!:香り、風味を表現
食べ物の香りは、味覚に大きな影響を与えます。
「香ばしい」「風味豊か」など、香りの特徴を言葉で表現することで、ユーザーの食欲を刺激することも可能です。
<主な表現ワード>
・いい匂いがする
・香ばしい
・ツーンとする
・華やかな香り
・風味豊か
・芳醇な香り
<豆知識>
・香り(匂い): 鼻から外気を吸うことで感じる匂い(オルソネーザル香)
・風味: 口内から鼻に抜ける時に感じる匂い(レトロネーザル香)
8. 視覚も食欲を刺激する:色彩を言葉に
食べ物の色は、食欲や味覚にも影響を与えます。
「色鮮やか」「食欲をそそる色合い」など、視覚的な印象を言葉で表現することで、より魅力的に商品の魅力を伝えることができます。
<主な表現ワード>
・色鮮やか
・カラフル(色彩豊か)
・食欲をそそる色合い
9. あの味を思い出す:素材の味を表現
「キュウリ」や「カレー」など、誰もが知っている素材の味を表現する場合は、ストレートに「〇〇の味」と表現するのが効果的です。
さらに、具体的な品種やブランドなどを挙げることで、より詳細な情報を伝えることができます。
<主な表現ワード>
・レモンの味
・シナモンの香り
・カレー風味
・じゃがいもの甘みがある
・パクチーの味がする
・ピーマンのような苦味がある
・フルーティーな味
・イチゴみたいに甘酸っぱい
10. あのお店を思い出す:お店の味、市販品の味
特定のお店や市販品の味が特徴的な場合は、その味を基準に表現するのも有効です。
「〇〇のような味」と表現することで、ユーザーに共通のイメージを共有することができます。
<主な表現ワード>
・天下一品(ラーメン屋)のようなこってりした味
・吉野家の牛丼の味
・お母さんの味
・「生茶」みたいな苦味
・「アサヒスーパードライ」のようなキレ
11. 味の時間経過を表現:先味、中味、後味
「後味が悪い」という表現があるように、味覚は時間経過とともに変化します。
「先味」「中味」「後味」を意識することで、味の変化をより具体的に伝えることができます。
<主な表現ワード>
・後味が良い
・先味が強い
・中味に厚みがある
12. 食に込められた想い:愛情、気持ち
家庭料理など、作り手の気持ちが込められた料理を表現する際には、「愛情」や「気持ち」といった言葉を添えることで、より温かい印象をユーザーに伝えることができます。
<主な表現ワード>
・心の込もった
・愛情あふれんばかりの味
・やさしい味
まとめ
今回は、食品系の広告で活用できる表現方法について、ご紹介しました。
食品系の商品は味の魅力をどのように伝えるかが非常に重要となる為、リスティング広告の広告文を作成する際の参考にしてもらえればと思います。
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