2025/04/21
〜目的や規模に合わせて選ぶ、最適なEC構築サービスとは〜
EC市場が成熟し、モールだけでなく「自社ECサイト」を軸にビジネスを展開する企業が増えてきました。
自社でECサイトを構築する際、どのカートを選ぶかは今後のビジネスの成長や運用コストに大きく関わります。
特に近年は、広告運用やCRMとの連携といったマーケティング施策との親和性も重要な判断軸になっています。
今回は、BtoC・BtoB・D2C・中小向けといった切り口で、代表的なECカートの特徴をご紹介します。
【D2Cや成長フェーズのブランドに向いているカート】
Shopify(ショッピファイ)
世界中で使われているSaaS型カートで、拡張性が高く、デザインの自由度も高いため、ブランディングを重視するD2Cブランドに人気です。
アプリマーケットが非常に充実しており、マーケティング施策の自動化やデータ計測、CRM連携も容易です。海外販売や多言語対応にも優れています。
その為、海外展開・高度なマーケティング設計をしたい方にお勧めのカートといえるでしょう。
▼向いている事業者
・D2Cブランド(化粧品、アパレル、雑貨など)
・グローバル展開を視野に入れている事業者
・高度なマーケティング施策を展開したいチーム
▼Shopifyの特徴
・カスタマイズ性と拡張性に優れ、GTM(Googleタグマネージャー)も標準対応。
・Facebook広告やGoogle広告、Klaviyo、CRM、レビューなど、外部連携が豊富。
・サブスクリプション、越境EC、定期購入など多機能。
・初心者にはやや難易度が高く、設定や日本語対応には工夫が必要。
ecforce(イーシーフォース)
サブスク・定期通販などのD2Cモデルに強く、ブランドフェーズの成長を前提とした設計。LTV向上を目的としたリピート施策や、売上拡大に向けた顧客セグメント対応など、事業成長に不可欠な機能が豊富に搭載されています。
D2Cブランドを本格的に伸ばしたい企業に最適といえます。
▼向いている事業者
・健康食品や化粧品などの定期通販D2C企業
・広告運用とCRM強化の両立を図りたい企業
・成長フェーズにあり、柔軟なマーケ連携が求められる企業
▼ecforceの特徴
・定期購入やステップメール、LTV分析など、D2C特化の機能を網羅。
・CRMやLINE、GTM、MAツールとの連携も可能。
・初期費用や月額費用は高めだが、マーケティング強化には強い。
・大手D2Cブランドでの導入実績も豊富。
【柔軟なデザイン・拡張性で中級者以上に人気のカート】
フューチャーショップ(FutureShop)
ASP型ながらカスタマイズ性が高く、HTML/CSSの編集も可能で、テンプレートの自由度も優れています。
SEOにも配慮されており、オウンドメディア型ECや情報発信型の店舗とも相性が良いです。
デザインの自由度を求める中上級者向けとして、ブランド訴求とマーケティングを両立したい事業者にお勧めのサービスです。
▼向いている事業者
・他社と差別化したい中規模〜大規模ブランド
・独自デザインやコンテンツSEOを重視するEC担当者
・外部ツールとの細かな連携が必要なケース
▼FutureShopの特徴
・デザイン自由度が高く、マーケティング支援機能(futureshop omni、連携アプリ)が豊富。
・GTMや各種広告タグの設置にも対応。
・店舗連携、Instagram連携、LINE活用などオムニチャネルにも強い。
・成長志向のブランドECにフィット。
【業務効率とマーケティングを両立させたい中小企業向け】
ショップサーブ(ShopServe|提供:Eストア)
運営のしやすさと受注業務の効率化に優れており、初心者〜中級者にも扱いやすいカートです。
業務支援系の機能が豊富な一方で、LINE連携や広告タグ設置などのマーケティング機能もバランス良く備えています。
BtoC・D2C両方で安定した運用が可能です。
▼向いている事業者
・自社商品の販売を効率的に行いたい中小企業
・シンプルな運用で売上アップを目指す事業者
・業務支援とマーケティングをバランスよく進めたい方
▼ショップサーブの特徴
・決済手段や請求書発行など、BtoB対応機能が充実。
・サンクスページへの広告タグ設置可。GTMも導入事例あり。
・メール対応や電話サポートが手厚く、堅実な運用に向いている。
・柔軟性は高くないが、安定した運営が可能。
MakeShop(メイクショップ)
国産カートならではの使いやすさと拡張性を兼ね備え、機能面でもコスパ面でもバランスの取れた中堅向けECシステム。
広告や外部連携も対応し、事業拡大にも適応。
機能とコスパを両立したい中堅ECにお勧めのカートです。
▼向いている事業者
・ある程度の売上規模があり、今後さらに拡大したい中堅EC事業者
・広告やアフィリエイトを活用して販売を強化したい事業者
・機能とコストのバランスを取りながら、独自の施策を取り入れたい事業者
・サブスクリプションやBtoB販売など、やや高度な販売形態に対応したい店舗
・将来的には外部ツール連携やタグ設置などにも取り組みたいが、まずは国内向けでしっかり売りたい人
▼MakeShopの特徴
・GMOグループ運営で導入実績が豊富。
・広告タグ設置は可、GTMは直接HTML編集で対応可能。
・LINEやアフィリエイト、SNS連携なども基本的に対応。
・拡張性とコストのバランスを取りたい事業者にマッチ。
【BtoB取引や法人向け販売に強いカート】
Bカート(ビー・カート)
BtoB専用のEC構築サービスで、見積・掛け払い・会員別価格など、法人取引に必要な機能が揃っています。顧客ごとに価格設定や商品制御ができるため、業務用商品の卸販売などに向いています。
▼向いている事業者
・法人取引(卸売、小売支援、OEMなど)を行う企業
・複雑な取引条件をEC上で管理したい企業
・BtoB受注をオンライン化したいが大規模開発は避けたい企業
【コストを抑えて始めたいスモールスタート向け】
BASE(ベイス)
手軽に始められる完全無料のカート。
デザインテンプレートも充実しており、アプリで機能を拡張するスタイル。
個人や小規模事業者がネットショップを開設するには最適ですが、カスタマイズや外部連携には限界があります。
とにかく手軽に無料で始めたい人向けのカートです。
▼向いている事業者
・ハンドメイドや雑貨などの個人クリエイター
・テスト販売・試験的なブランド立ち上げ
・EC初心者でまずはリスクを抑えて始めたい方
▼BASEの特徴
・無料プランで気軽にECを始められるのが魅力。
・広告タグ設置やGTMは不可(2023年頃までCVタグの設置ができなかった事例あり)。
・拡張性がほとんどなく、マーケ施策との相性は限定的。
・副業や趣味の範囲なら問題ないが、事業拡大には向かない。
STORES(ストアーズ)
BASEと似た手軽さながら、実店舗との連携やサブスク販売、電子チケット販売など幅広い使い方が可能。
STORES予約など、他の同系列サービスと連携しやすいのも特徴。
初心者や副業レベルで始めたい人にお勧めのカートでありながら、事業の幅が広がったときにも対応しやすいカートです。
▼向いている事業者
・店舗を持ちつつECも展開したい小規模事業者
・定期販売や予約販売に対応したい方
・シンプルながら拡張可能な構成を求める方
▼STORESの特徴
・シンプルなUIで、誰でもすぐに開設可能。
・広告タグ設置は制限あり(GTM非対応、拡張性に限界)。
・基本機能で完結したライトな運営に向いている。
・将来的な拡張を見据えるなら他カートへの移行も視野に。
カラーミーショップ(Color Me Shop)
低コストで始められ、HTML編集によるカスタマイズも可能な柔軟性のあるASPカート。
小規模〜個人事業主に最適で、拡張も工夫次第。
コストを抑えて自由度を保ちたい個人〜小規模事業者向けのカートです。
▼向いている事業者
・初期、月額コストを抑えつつ、ある程度自分でサイトを作りこみたい小規模〜個人事業主
・簡易な広告連携やタグの設置を行いたいが、GTMなどの本格的な仕組みはまだ不要という人
・デザインや販促を自力で工夫しながら、少しずつ規模を拡大したいEC運営者
・STORESやBASEでは物足りないが、Shopifyなどはハードルが高いと感じる層
・ASP型でも柔軟性をある程度担保し、自由に編集したいライトなエンジニア・デザイナー系ユーザー
▼カラーミーショップの特徴
・初期、月額費用が安く、HTML編集で広告タグを設置可能。
・GTMは非対応だが、タグ直接記述で対応は可能。
・マーケティング支援は少ないが、カスタマイズ次第で拡張可能。
・デザインや運営を自分で工夫して進めたいユーザー向き。
その他にも、目的特化型のECカートは多数存在します
今回ご紹介したカート以外にも、特定の用途や業界に強みを持つサービスは数多く存在します。以下がその代表的なカート例です。
リピスト
定期通販やリピート商材に特化したカートで、ecforceよりも導入ハードルが低め。中小規模のD2Cや健康食品系にマッチします。
たまごリピート
カゴ落ち防止やフォローメールなど、定期購入特化の細やかな機能が魅力。やや古い印象はあるものの、今も一定の支持があります。
各カートのマーケティングツールとの連携状況
Shopify(ショッピファイ)
GTM:対応(公式アプリやカスタムで対応可能)
広告タグ設置:可(サンクスページ含む)
■主なツール連携
Google広告、Facebook広告、Klaviyo、LINE、GA4、CRM(HubSpot等)、Shopify Flow など多数
■特徴
マーケティング連携の自由度・拡張性ともに最高クラス。タグ設置や自動化も柔軟に設計可能。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・プログラムや技術知識が必要
Shopify でのマーケティングツールの連携には、Liquidテンプレートの編集やJavaScriptの知識が必要な場面が多く、初心者にとっては難易度が高いです。特にGTM(Googleタグマネージャー)やカスタムの広告タグを設置する場合、HTMLやLiquidの編集スキルが求められます。
・サードパーティアプリとの連携に注意
アプリを導入する際、複数のアプリを組み合わせると競合やデータの重複が発生することがあります。特に、広告のトラッキングコードが重複して動作する可能性があるため、アプリ同士の競合を避けるために導入前の調査が重要です。
ecforce(イーシーフォース)
GTM:対応(公式にサポートあり)
広告タグ設置:可(CVタグなどの設置が容易)
■主なツール連携
LINE、Google広告、Facebook広告、CRM、メール配信、ステップ配信、KARTE、など
■特徴
D2C向けに最適化されており、LTV向上を意識したマーケティングツール連携が豊富。細かい設定も可能。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・システム構成のカスタマイズに関して
ecforce では、デフォルト設定では十分に連携できない場合もあるため、特に外部ツール(例えばCRMやMA)との連携設定において、専門的な設定作業が必要になることがあります。特にAPI連携に関する知識があると、より柔軟に対応できます。
・一部ツールの対応が限定的
特定のツール(例えばLINE連携や一部広告連携)については、プラグインやカスタマイズで対応する必要があります。事前にツールの対応状況を確認しておくことが重要です。
フューチャーショップ(futureshop / FutureShop)
GTM:対応(標準で利用可)
広告タグ設置:可(サンクスページも対応)
■主なツール連携
LINE、Google広告、Meta広告、KARTE、CRM、レビュー系、メール配信など
■特徴
マーケティング支援に強く、連携アプリやオムニチャネル対応も多彩。中堅〜成長フェーズの企業に好相性。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・マーケティングツールとの連携設定における制約
フューチャーショップでは、一部連携設定においてオプション費用が発生する場合があります。また、カスタマイズが必要な場合もあるため、導入前にどの機能が含まれているか確認することが大切です。
・タグ設置の自由度
Googleタグマネージャーや広告タグを自由に設置できる範囲が限られている為、細かいカスタマイズやタグ設置が必要な場合、エンジニアや外部の専門家の協力が必要になることがあります。
ショップサーブ(ShopServe / Eストアー)
GTM:基本非対応(ただしスクリプト埋め込みで一部対応可能)
広告タグ設置:可(CVタグの設置事例あり)
■主なツール連携
Google広告、Meta広告、Criteoなど一部連携、LINEやCRM連携は限定的
■特徴
マーケ連携は限定的だが、BtoB販売や法人対応に強みがある。安定運用重視の企業向け。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・GTMや広告タグの設置が手動
GTMの連携は非対応のため、広告タグなどの設置はHTMLやJavaScriptの手動入力が必要です。タグ設置の自由度は低めで、カスタマイズには専門的な知識が求められます。
・一部ツールとの連携制限
LINEや広告などの外部ツールとの連携は一部機能が制限されることがあります。特に法人向けの用途にはカスタマイズが不可欠となる場合があるため、導入前に必要な連携ツールを確認することが重要です。
MakeShop(メイクショップ)
GTM:一部対応(HTML編集により実装可)
広告タグ設置:可(サンクスページ対応)
■主なツール連携
LINE連携、Google広告、Yahoo!広告、Criteo、アフィリエイトツールなど
■特徴
幅広い連携に対応しつつ、国産ならではの安心感と使いやすさ。柔軟な設計で中堅層に人気。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・高度なカスタマイズにはHTML編集が必須
広告タグやマーケティングツールの連携に関して、HTMLの編集やLiquidのカスタマイズが必要な場面が多く、マーケティング担当者だけでは対応が難しい場合もあります。特にカスタムな広告連携をしたい場合、エンジニアのサポートが必要です。
・ツール選定に慎重を期す
MakeShopは多くのツールと連携できますが、導入するツールによっては追加費用が発生する場合もあります。予算やツールの機能を事前にしっかり確認し、最適なツールを選定することが必要です。
Bカート(BtoB専用カート)
GTM:原則非対応(カスタム対応が必要)
広告タグ設置:用途次第(BtoB向けのため計測設計は個別に構築)
■主なツール連携
MAやSFA、基幹システムとの連携に強み。CRM・営業支援系が中心。広告系は制限あり。
■特徴
BtoB販売に特化した設計で、マーケティング連携は法人営業視点のツールが中心。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・BtoB向けのツールに特化しているため、一般的な広告ツールとの連携に制限がある
BtoB向けのカートは、広告やMAなど一般的なマーケティングツールとの連携が難しいことがあります。顧客管理や営業支援ツール(SFA、CRM)との連携は得意ですが、広告用のツールとは親和性が低いです。
・API連携の知識が必要
BtoB専用カートの多くは、マーケティングツールとの連携にAPIの利用が必須になることがあります。APIの設計や設定に関する専門知識がないと、ツール間のデータ連携がうまくいかないことがあります。
BASE(ベイス)
GTM:非対応
広告タグ設置:原則不可(過去にCVタグが設置できない事例あり)
■主なツール連携
基本なし。Shopify等と比べると外部連携は非常に限定的。
■特徴
無料で手軽に始められる反面、マーケティングの自由度は極めて低い。広告運用や分析は非推奨。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・広告タグ設置に制限がある
BASEでは、過去に広告のCVタグ設置に制限があったため、特に広告測定の精度が求められる場合には注意が必要です。CVタグを適切に設置できるか、事前に確認することが重要です。
・連携ツールが限定的
BASEは、主に簡単に始められる個人向けのカートであるため、外部ツールとの連携が限定的です。特にLINE、CRM、MAツールとの連携には制限があるため、必要なツールとの連携状況を確認することが大切です。
STORES(ストアーズ)
GTM:非対応
広告タグ設置:制限あり(設置箇所に制約がある)
■主なツール連携
Google広告など一部ツールに手動で対応可能だが、基本は簡易レベル。
■特徴
STORESもBASE同様、シンプル設計のためマーケティング拡張は難しい。ライト層向け。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・広告タグ設置が簡単ではない
STORESでは、広告タグの設置が一部手動で行う必要があるため、複数の広告ツールやタグを運用する際は、設置方法に注意が必要です。
・マーケティングツールとの連携が少ない
STORESは、シンプルなカート構成であるため、広告やCRMとの連携が基本的には手動設定となります。高度なマーケティング自動化を行いたい場合には向いていないことがあります。
カラーミーショップ(Color Me Shop)
GTM:非対応(ただしHTML編集で代替可)
広告タグ設置:可(HTML編集で自由に設置可能)
■主なツール連携
Google広告、Yahoo!広告、LINE、メール配信など一部は手動連携で対応可能
■特徴
HTMLが触れるなら一定の自由度あり。MAやCRMには弱いが、工夫すれば広告連携は可能。
▼マーケティングツールを連携する上での注意点
・HTML編集ができない場合、自由度が低い
カラーミーショップでは、HTML編集を行うことで広告タグやマーケティングツールとの連携が可能になりますが、初心者には難しい場合があります。HTMLがわからない場合、連携が限られる可能性があります。
・広告タグ設置には手間がかかる
広告タグの設置には、カラーミーショップの設定画面で手動で行う必要があるため、広告運用の精度が求められる場合には、タグの誤設置や重複に注意する必要があります。
カート選びは「誰に何をどう売りたいか」が出発点
大切なのは「有名なサービスを選ぶこと」ではなく、自社の販売スタイル・社内体制・成長戦略に合ったカートを選ぶことです。
・単品通販でCVを追いたいならecforce
・法人営業を効率化したいならBカート
・ブランディング重視ならShopify
・業務全体をまとめたいならショップサーブ
こうした観点から整理して選ぶことで、構築後の運用フェーズでも無理なくスムーズに事業を拡大していけるでしょう。
まとめ
今回は、ECカートの特徴について、ご紹介しました。
ECカートは、ただの「システム」ではなく、ビジネスの成長を支える“基盤”です。
同じ商品でも、選ぶカート次第で売り方・見せ方・業務効率・収益性は大きく変わります。
重要なのは、「他社が使っているから」ではなく、自社の目的や体制に合っているかという視点で選ぶこと。
・ブランドを育てたいのか
・業務効率を高めたいのか
・費用を抑えてまず始めたいのか
・定期通販や法人向け販売に力を入れたいのか
目的を明確にすることで、選択肢は自然と絞られていきます。
自社ECサイトを構築する時は、まずどのカートにどのような機能があるのか把握してから選んでいきましょう。
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