最近、デザイン関連のSNSを見ていると、こんな投稿をよく見かける印象があります!
「AIがデザインまでやるようになったら、WEBデザイナーって必要なくなるんじゃない?」
これ、気持ちはめちゃくちゃわかります!
実際、今のAIはプロンプトひとつでワイヤーフレームを提案し、配色パターンまで出してくれます。
これからWEBデザイナーを目指そうとしている方や、転職・副業で検討中の方にとって、不安を感じるのは当然のことだと思います!
ただ、私個人が考えているのは、
AIが進化すればするほど、「人間にしかできないこと」の輪郭がはっきりしてくるんじゃないか!という事。
そして、その「人間にしかできないこと」のひとつが、今回のテーマである「違和感に気づく力」だと思います!
これはセンスとも少し違います。
経験や知識だけで片付く話でもありません。
もっと手前にある、「なんか変だな」「ここ、引っかかるな」と感じ取れるかどうか!
この感覚こそが、AI時代のWEBデザイナーにとって最大の武器になると私は思います!!
という事で今回は、なぜ「違和感に気づく力」がこれほど重要なのか!そしてそれをどうやって磨いていくのかを、お話しようと思います!
AIは最適な回答を出せても「何かおかしい」とは言えない
一旦、AIの得意なことを整理してみましょう!
◎大量のデザインパターンから最適な構成を提案する
◎配色やフォントの組み合わせを瞬時に生成する
◎過去のトレンドデータに基づいたデザインを出力する
これらはすべて、「正解に近いものを効率よく出す」作業です。
そしてAIはこの作業で、すでに人間を上回るスピードと精度を持っています。
では、AIにできないことは何か。
それは、「出来上がったものを見て、違和感を覚える」ことです!
たとえば、AIが生成したLPデザインがあるとします。
配色もレイアウトも整っている。セオリー通りのCTAボタンが配置されている。
一見すると問題なさそうに見えます。でも、人間がそれを見たとき、「きれいだけど、なんか冷たい」「情報は揃ってるけど、申し込みたいとは思えない」と感じることが多々あります!
この感覚は、データからは導き出せません!
AIは「数値上の正解」は出せても、「人が実際に感じる微妙なズレ」には気づけないんです。
違和感を見抜く力は才能ではない
「違和感に気づく力」と聞くと、特別な才能やセンスが必要だと感じるかもしれません。
でも、実際にはそうではないんです!
この力は、日常生活の中で意識的に「見る」ことを続けるだけで、着実に育っていきます。
◎普段から「なぜ?」を挟む習慣をつける
たとえばカフェに入ったとき、メニュー表を見て「読みやすいな」と感じたら、そこで終わらせずに「なぜ読みやすいんだろう?」と考えてみてください。フォントサイズなのか、余白なのか、カテゴリの分け方なのか。
逆に、あるWEBサイトを見て「なんとなく使いにくい」と思ったら、その「なんとなく」を言語化してみる。ボタンの位置なのか、色のコントラストなのか、文章の長さなのか。
この「なぜ」を日常的に挟む習慣が、違和感を感じ取るアンテナを育てます!
特別な訓練は必要ありません。スマホでサイトを見るとき、チラシを手に取るとき、アプリを操作するとき。すでに素材は目の前にあります。
◎良いデザインより「気になるデザイン」を集める
デザインの勉強を始めると、Pinterestやギャラリーサイトで「良いデザイン」をブックマークしがちですよね!それ自体は悪くありませんが、もうひとつやってほしいことがあります。
「なんか引っかかるデザイン」も一緒に集めてみてください。
「おしゃれだけど読みにくい」
「写真はきれいだけどボタンが見つからない」
こうした惜しいデザインを観察することで、「何がズレを生んでいるのか」を分析する目が養われるんです!!
良い例だけを見ていると「正解の形」は覚えられますが、「なぜそれが正解なのか」の理解は浅いままです。違和感のある例と比較することで、初めてデザインの原理が立体的に見えてきます。
違和感を言葉にできるデザイナーは圧倒的に信頼される
違和感に気づくだけでなく、それを「言葉にして伝えられる」こと。ここまでできると、デザイナーとしての信頼度は一段階上がります!
クライアントから「なんかしっくりこないんだよね」と言われたとき、「どこがしっくりこないのか」を一緒に言語化できるデザイナーは非常に重宝されます!
例えば!「おそらく、メインビジュアルの色味がターゲット層の年齢に対して少しカジュアルすぎるのかもしれません。もう少し落ち着いたトーンに寄せてみましょうか」
こうした一言が出せるかどうかで、クライアントの安心感はまったく違います。
AIは「A案とB案、どちらがいいですか?」と選択肢を出すことはできます。
しかし、「今のA案は悪くないけれど、ここに少し引っかかりがあるので、こう調整するともっと良くなります」という提案は、人間にしかできません。
これは、経験を重ねるほど精度が上がる領域です。
最初からうまくできなくても問題ありません。大事なのは、感じた違和感を流さず、「なぜそう感じたのか」を考え、自分の言葉にしてみるという習慣を持つことだと私は思います。
よくある質問
Q. デザイン未経験でも「違和感に気づく力」は身につきますか?
A. 身につきます。
むしろ、デザインを専門的に学んでいない方のほうが「普通のユーザーとしての感覚」を持っています。WEBサイトを見て「使いにくい」「わかりにくい」と感じた経験は、誰にでもあるはずです。その感覚を大切にし、「なぜそう感じたのか」を掘り下げる習慣をつけるだけで、この力は着実に伸びていきます。
Q. AIツールを使うこと自体は問題ないのでしょうか?
A. まったく問題ありません!
むしろ、積極的に活用すべきです。AIを使ってデザインの素案を素早く作り、そこに人間の目で「違和感チェック」を入れて仕上げる。この組み合わせが、これからのWEBデザイナーにとって最も効率的で価値のある働き方になると私は思います!!AIは敵ではなく、最高のアシスタントです!
Q. 「違和感」と「好み」はどう区別すればいいですか?
A. 「好み」は個人の嗜好に基づくもので、「違和感」はデザインの目的やターゲットに照らし合わせたときに生じるズレです。たとえば「この色は自分の好みじゃない」は好み。「この色はターゲットの40代女性にはカジュアルすぎるのではないか」は違和感。判断基準を「自分」ではなく「届ける相手」に置くことで、この二つは区別できるようになります。
Q. 転職活動でこの力をアピールするにはどうすればいいですか?
A. ポートフォリオに「制作意図の説明」を添えるのが効果的です。
完成したデザインだけでなく、「初稿ではここに違和感があったので、このように修正した」というプロセスを見せることで、思考力と判断力を伝えることができます。成果物の美しさだけでなく、「考えてデザインしている」ことが伝わるポートフォリオは、採用する側にとって非常に魅力的に映ります!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、AI時代のWEBデザイナーにとって最大の武器になるであろう「デザインの違和感に気付く力」の大切さについてご紹介しました!
AIの進化によって、デザインの「作業」部分はどんどん効率化されていきます。
これは間違いありません!
しかし、それは「WEBデザイナーが不要になる」という話とはまったく違います!!
AIが作ったデザインに対して、「ここ、ちょっとおかしくないですか?」と立ち止まれる人。「きれいだけど、伝わらないですよね」と指摘できる人。「このボタン、ユーザーは迷うと思います」と気づける人。
こうした人の価値は、AIが進化するほど高まっていきます!
そして、この力は特別な才能ではありません。
日常の中で「なぜ?」を繰り返し、小さな引っかかりを流さずに言語化する。
その積み重ねで、誰でも育てていける力です。
これからWEBデザイナーを目指す方、他業種から新たな一歩を踏み出そうとしている方、子育てをしながら自分のスキルを活かしたいと考えている方。どんなスタート地点であっても、「違和感に気づける自分」を育てることは、今日からできます。
ツールは変わり続けます。トレンドも移り変わります。
でも、「何かがおかしい」と感じ取る力だけは、どんな時代にも通用する人間だけの武器であり続けると私は思います!!
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