2021/02/23
LINE広告で効率よく広告配信するために
LINE広告のターゲティングには様々なものがあり、サイト訪問者やアプリ内アクションデータ、LINE公式アカウントの友だち情報、カスタマーデータなど様々なデータを使って広告配信に活用することができます。その中でも、今回はカスタマーデータ(顧客情報)を使った効果的なLINE広告配信の手法をご紹介していきます。
カスタマーデータ(顧客情報)の有効活用とは?
カスタマーデータとして、メールアドレスや電話番号の情報などがありますが、これらを広告配信にも活用できるのです。今回は、LINE広告をメインに話していますが、メールアドレスや電話番号のような顧客情報を活用して広告配信に使用する手法はGoogle広告や、Yahoo!広告、Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告などでも活用できます。また、各媒体によって特徴や設定可能なターゲティングも変わります。
LINE広告での顧客情報の活用方法
上記で述べた「メールアドレス」「電話番号」といったカスタマーデータを活用することで、以下のように広告配信に活用することができます。
■新規ユーザーの獲得
→既に商品を購入しているユーザーを除外し、新規ユーザーへのみ広告配信を行える
■リピーターの獲得
→購入ユーザー対してクロスセルや既存ユーザー向けのキャンペーンを促す
■類似ユーザーリストの作成
→購入ユーザーに似た行動をする類似ユーザーリストを作成することが可能
LINE広告でカスタマーデータをアップロードする方法
LINE広告でカスタマーデータをアップロードする方法をご紹介します。
①広告マネージャーから「オーディエンス」を選択します。
②オーディエンスの画面になるので真ん中の「オーディエンス作成」を選択します。
③作成できるオーディエンスが表示されますので今回は、「電話番号アップロード」を選択します。
④電話番号アップロードの画面になりますので、以下を入力します。
・オーディエンス名
・データタイプ
(※ハッシュ化したデータ→電話番号やメールアドレスなどの元データをランダムの文字列に
することで顧客情報を暗号化し、個人情報を特定できないデータに加工すること。)
・アップロードするファイルを選択
▷1行目に電話番号を挿入
▷電話番号は1行につき1件のみ入力可
▷電話番号は、半角数字・ハイフンで入力(半角スペース・丸括弧も入力可)
▷国番号は必要なし(例:080-1234-5678、080 1234 5678、08012345678)
▷広告アカウントに設定されている広告配信先の国の電話番号のみアップロード可。
▷電話番号はハッシュ化されるため、アップロードに時間がかかる場合があります。
▷アップロードできるファイルは最大20MB(150万行)までです。
▷CSVおよびTXTファイルがサポートされています。
まとめ
今回はLINE広告でカスタマーデータを活用したターゲティングに関してご紹介しました。まだ、自社のカスタマーデータを広告配信には活用したことがない…といったご担当者様もいるかと思います。今回は、LINE広告メインでお話をしましたが、他の媒体でも上記のようなターゲティング手法を使える媒体もありますので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。また、弊社でもLINE広告をはじめとする主要なウェブ広告の運用をしておりますので、お気軽にご相談ください。