ロジカド(Logicad)とは?

2024/12/10

ロジカド(Logicad)とは、国産DSP(デマンドサイドプラットフォーム)でAI「VALIS-Engine」を搭載してAIを活用した広告配信を行うことができるDSP広告の媒体となります。

このプラットフォームは、広告主の目標に合わせて、最適なターゲット、タイミング、掲載面で広告を配信。高精度なターゲティングとリアルタイムの広告買付を行い、効果的な広告運用を実現します。

また、国内有数のポータルサイトへの強力な配信力も特徴です。

ロジカド(Logicad)がどのようなDSP広告なのをご紹介します。

 

ロジカドの主な特徴

  1. AI「VALIS-Engine」の活用

ロジカドの大きな特徴の一つは、ソニーのAI技術「VALIS-Engine」を搭載していることです。このAIエンジンは、広告主のキャンペーンに最適なターゲティングを行い、潜在的な顧客層に対して非常に高精度な広告配信を実現します。機械学習のプロフェッショナルによって開発されたこのAIは、消費者の行動を解析し、予測することで、広告主が広告の効果を最大化できるよう支援します。

  1. ターゲティング精度の高さ

ロジカドは、さまざまなデータを基にしたターゲティング手法を提供しています。例えば、ユーザーのウェブサイト訪問履歴や購買データを活用し、リターゲティング広告を配信することができます。これにより、過去に自社の商品に興味を示したユーザーに再度アプローチすることが可能になり、コンバージョン率を高めることができます。

さらに、ロジカドは、デモグラフィックデータ(性別、年齢、地域など)や興味関心に基づくターゲティングができるため、広告主は特定のターゲット層にピンポイントでアプローチすることが可能です。これにより、無駄な広告配信を減らし、広告費用の最適化が実現します。

  1. 幅広い配信先

ロジカドは、国内有数のポータルサイトや大手通信キャリアの広告枠に強みを持っています。特に、MSNやドコモといった大手メディアへの配信が得意で、広告主はこれらの信頼性の高いプラットフォームを通じて、より多くのユーザーにリーチすることができます。また、ロジカドは、バウンダレス(旧Verizon Media Japan)との特別提携により、MSNのディスプレイ在庫を優先的に買い付けることが可能です。

  1. 豊富な配信フォーマット

ロジカドでは、静的なバナー広告から動的な広告(ユーザーごとに異なる広告を表示)まで、さまざまな広告フォーマットを提供しています。特に、動的クリエイティブを使うことで、異なる商材を扱う広告主に最適な配信が可能になります。例えば、ECサイトや人材、不動産、旅行など、複数の商材を扱う企業にとって非常に有用です。

  1. 柔軟な予算管理機能

ロジカドは、日予算制御やフリークエンシー管理など、広告主がキャンペーンを効率的に管理できる柔軟な機能を提供しています。これにより、広告主は広告配信のタイミングや予算を細かく調整でき、より効果的な広告運用が可能になります。また、1時間単位でのリーセンシー設定も可能で、短期間でのキャンペーン効果を見ながら調整できます。

 

ロジカドと競合DSPの比較

ロジカドは、他の広告媒体(例:Google Display Network、Xandr、The Trade Desk)と比較して、いくつかの特徴があります。

  1. ターゲティング精度
    ロジカドは、ソニーのAI「VALIS-Engine」を活用し、日本市場に特化したターゲティングが可能です。競合DSPでもAIを活用していますが、ロジカドのAIは特に日本国内のデモグラフィックデータや行動データを精密に解析し、高精度なターゲティングを実現します。

  2. 国内市場に強み
    ロジカドは、国内有数のポータルサイトや通信キャリアの広告枠に強みを持っており、競合DSPが海外メディアを中心に配信を行っているのに対して、ロジカドは日本の消費者に特化した広告配信を行うことができます。特に、MSNやドコモといった信頼性の高いメディアにおいて競合優位性があります。

  3. 運用支援と透明性
    ロジカドは、運用スペシャリストによる手厚いサポートを提供しており、広告主は運用の細かな調整を任せることができます。競合DSPでは、広告主自身が運用の大部分を担う場合が多く、サポートが手薄になることがあります。また、ロジカドは透明性の高いレポート機能を提供しており、広告主はリアルタイムで広告の効果を確認できます。

  4. 柔軟な予算管理
    ロジカドは、広告主が細かく予算を設定し、キャンペーンの進行に合わせて調整できる機能を備えています。競合DSPでは、このような精密な予算管理が難しいこともありますが、ロジカドでは非常に高い柔軟性が提供されており、最適な広告運用が可能です。

 

ロジカドが向いている広告目的

ロジカドは、以下の広告目的に特に効果が見込める広告媒体となります。

  1. ブランド認知拡大
    ロジカドは、広範囲にリーチを広げるため、インプレッションベースで広告を配信し、ブランドの認知度向上を図るキャンペーンに最適です。特に、複数のメディアやデバイスを横断した配信が可能で、広いターゲット層に一度にアプローチできます。

  2. リターゲティング(再アプローチ)
    過去に自社の商品やサービスに興味を示したユーザーに再度アプローチすることで、コンバージョン(購入やサインアップ)を促進します。ロジカドでは、ユーザー行動に基づいたリターゲティング広告が高精度に実施でき、効果的に顧客獲得を目指します。

  3. 購買促進
    動的な広告クリエイティブを活用することで、特定の商品やサービスに対する購買意欲を喚起します。ECサイトなどで、複数の商品を提供している場合に特に有効です。顧客の関心に合わせて商品を提案し、購買を促進するための最適なキャンペーンを設計できます。

 

まとめ

今回は、ロジカド(Logicad)というDSP広告について、ご紹介しました。

ロジカド(Logicad)は、ブランドの認知拡大からコンバージョン獲得まで幅広い広告配信に有効なDSP広告となります。

外部データと連携して広告配信を行うことで他の広告媒体では配信ができないターゲットに広告配信を行うこともできる為、配信したいターゲットと広告目的を考慮して活用しましょう。

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