【LINEヤフー広告】検索広告に「生成AIによる画像作成機能」が登場。クリエイティブ制作を効率化

広告運用の世界でも「AIによる自動化」が加速していますが、ついにLINEヤフー広告でも「画像生成」が身近なものになりました。

2026年4月15日にリリースされた新機能により、テキストの指示やサイトURLから、広告用クリエイティブを瞬時に生成することが可能になっています。「AIに何ができるのか?」「従来の素材と何が違うのか?」

今回は、実装されたばかりの生成AI画像提案機能について、その仕組みから「月30回」という制限を賢く使い切るための運用のポイントなどについて、ご紹介します。

 

アップデートの概要:画像制作の「常識」が変わる

2026年4月15日より、LINEヤフー広告(検索広告)の管理ツール上で「生成AIによる画像アセット提案機能」の提供が開始されました。

【補足】「画像アセット」とは?
検索結果に表示されるテキスト広告の横に添えられる「画像素材」のことです。視覚的な情報が加わることで、テキストのみの広告よりもクリック率(CTR)が高まる傾向があります。今回のアップデートは、この「画像素材」そのものをAIで作れるようにしたものです。

これまでの検索広告(レスポンシブ検索広告など)では、広告主が自らストックフォトを探したり、デザイナーに依頼して画像を用意したりするのが一般的でした。

しかし、今回のアップデートにより、「広告管理画面の中で、AIと対話しながら画像を生成する」という新しいワークフローが実現します。

この機能の核心は、単に画像を「作る」だけでなく、「自社サイトの文脈を理解した画像を提案する」という点にあります。

  • 自動解析の仕組み: 入力されたウェブサイトURLの内容を生成AIが読み取り、ブランドイメージや商品特性に合致したビジュアルをゼロから構築します。
  • 利便性の向上: 外部の画像生成ツールを使う必要がなく、管理画面内で「指示→生成→入稿」までが完結するため、クリエイティブのテストサイクルを圧倒的に速めることができます。
  • 先行機能との統合: すでに実装されている「タイトル・説明文の提案機能」や「キーワード提案」と合わせることで、テキストとビジュアルの両面からAIによる最適化が可能になりました。

生成AI画像機能でできること:AIと共同でクリエイティブを作る

今回のアップデートにより、専門的なデザインスキルや高価な編集ソフトがなくても、以下の3つのアプローチで広告画像を制作できるようになりました。

■ウェブサイトURLからの自動生成
自社サイトのURLを指定するだけで、AIがページ内のテキストや構成を解析します。サイトのブランドイメージや商品特性を反映した画像が自動で提案されるため、「どのようなビジュアルにすべきか」という初期段階の迷いを解消できます。

■プロンプト(指示文)による自由な具現化
「どのようなイメージの画像にしたいか」をテキストで直接指示できます。たとえば「初夏の爽やかな青空を背景にした、清潔感のあるスキンケア商品のイメージ」といった具合に、言語化されたコンセプトを即座にビジュアル化できるのが強みです。

■配信面に合わせた柔軟な最適化
生成された画像は、広告枠に合わせてアスペクト比(縦横比)の選択やトリミングが可能です。

  • 複数のサイズを生成してABテストを行う
  • 重要な要素が中央に来るようにトリミング位置を調整するといった、広告としての成果を高めるための微調整も管理ツール内で完結します。

運用上の注意点と制限:機能を最大限に活かすために

非常に便利な機能ですが、運用の現場で「期待した結果が出ない」といった事態を避けるため、以下の3つのポイントを必ず確認しておきましょう。

■月間30回という制限の「賢い使い方」
生成機能の利用は、1広告アカウントにつき月30回までとなっています。

  • 未使用分の翌月繰り越しは不可: 「とりあえず月末に使い切る」のではなく、新商品の投入時や、既存広告の反応が落ちてきたタイミング(摩耗対策)に合わせて計画的に利用するのがコツです。
  • テストを重視する: 生成された画像の中から、アスペクト比を変えたりトリミングを微調整したりして、複数のパターンを試すことで、限られた回数の中でも精度の高いクリエイティブを見つけやすくなります。

■クローラー拒否設定による「機能制限」の落とし穴
ウェブサイトURLから画像を生成する場合、AIがサイト情報を読み取りに来る必要があります。

  • robots.txtの確認: サイト側で生成AI関連のクローラーを拒否していると、URLを基にした提案が受けられません。その場合は、テキスト指示(プロンプト)による生成でカバーする必要があります。

■他の生成機能との独立性
今回の画像生成は、先行して提供されている「タイトル」「説明文」「キーワード」の提案機能とは、利用回数のカウントが別々になっています。

テキスト提案は制限を気にせず利用しつつ、画像生成をここぞというタイミングで使うといった、ハイブリッドな運用が可能です。

 

よくある質問(FAQ)

実務上の不安を解消するためのポイントをまとめました。

Q:生成された画像の著作権はどうなりますか?

A: 生成されたコンテンツの管理や利用に関する責任は広告主(ユーザー)が負うことになります。

商用利用は可能ですが、他者の権利を侵害していないか最終的な確認は必須です。

Q:AIで生成した画像なら、必ず広告審査に通りますか?

A: AI生成であっても通常の広告掲載基準が適用されます。

不自然な描写や権利侵害の恐れがある画像は審査落ちの対象となるため、生成後に人間が内容を精査することが推奨されます。

Q:月30回の制限は、画像1枚ごとに1回カウントされますか?

A: はい。1回の生成アクション(指示を投げて画像が提案される単位)ごとにカウントされます。

なお、提案された画像のトリミングやサイズ変更などの「編集」にはカウントは消費されません。

 

まとめ

今回は、LINEヤフー広告(検索広告)で生成AIによる画像アセット提案機能が導入された件ついて、ご紹介しました。

今回実装された「生成AIによる画像提案機能」は、単なる時短ツールではありません。

これまでリソース不足で諦めていた「クリエイティブの多角的な検証」を可能にする、戦略的な武器といえます。

今後の運用では、以下の3点を意識することで、本機能の価値を最大限に引き出せるでしょう。

■「とりあえず試す」の低コスト化
AIで生成した画像でクイックにテストを回し、反応が良い傾向をいち早く掴む。

■「AI+人間の感性」の融合
AIが生成した画像をベースに、人間がトリミングや訴求軸の微調整を行うことで、効率と質の高い次元での両立を目指す。

■トータル自動化の推進
テキスト提案機能と組み合わせ、広告作成の「0から1」をAIに任せ、人間はブラッシュアップに集中する。

 

素材探しの手間をゼロにし、本来注力すべき「ユーザーへの本質的な価値提案」に時間を使うために。まずは今月の30回という枠をフル活用して、あなたの広告運用に新しい風を吹き込んでみてはいかがでしょうか。

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