YouTubeで動画削除・アカウントBANになる原因とは?防ぐための対策を解説!

ある日突然、公開していた動画が削除されていたり、コミュニティガイドライン違反を知らせる警告メールが届いたり。こうした事態は、YouTube チャンネルを運用していれば、誰にでも起こり得るものです。
特に企業チャンネルや個人クリエイターにとって、チャンネルの停止、いわゆるアカウントBANは、これまで積み上げてきた動画・登録者・収益といった資産を、まとめて失うことにもつながりかねません。

この記事では、動画削除やアカウントBANが起こる仕組みと主な原因を整理したうえで、未然に防ぐための対策、そして万一警告が届いてしまったときの対処法までを、YouTube公式ヘルプの情報をもとにわかりやすく解説していきます。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

🔶YouTubeで動画削除・アカウントBANが起こる仕組み

違反警告、いわゆるストライク制度とは

YouTubeでは、コミュニティガイドラインに違反したと判断されたコンテンツに対して、違反警告が発行されます。これはストライクとも呼ばれるものです。
違反かどうかの判断は、ユーザーからの報告と、YouTubeのAIによる自動検出の両方で行われるのが特徴です。
警告が発令されると、登録しているメールアドレス宛のメールや、モバイルアプリの通知、YouTube Studioの画面表示を通じて知らされます。

とはいえ、初めての違反でいきなり違反警告が出るわけではありません。最初は通常、事前警告のみで済みます。
これは、意図せずポリシーに違反してしまったケースを想定した仕組みだからです。
さらに、ポリシーに関するトレーニングを完了すれば、この事前警告はトレーニング完了から90日後に失効します。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

警告からチャンネル停止までの流れ

事前警告のあとも違反が続くと、ペナルティは段階的に重くなっていきます。
最初の違反警告から90日以内に2回目の違反警告を受けた場合、2週間にわたって動画などのコンテンツを投稿できなくなります。
ただし、その後に問題がなければ、機能は2週間で自動的に回復するので、過度に心配する必要はないでしょう。
そして90日以内に3回目の違反警告を受けてしまうと、今度はチャンネルそのものが永久に削除される可能性が出てきます。
なお、それぞれの違反警告は発行から90日間有効、と覚えておきましょう。

もっとも、これはあくまで段階を踏む通常のケースです。
悪質性が高い違反の場合には、事前警告や3回の警告を待たず、たった1回でも事前警告なしにチャンネルが停止されることがあります。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

違反した覚えがないのに削除・BANされてしまったら

暴力的・性的なコンテンツやヘイトスピーチ、危険な行為、誤情報などには一切該当していないはずなのに、なぜか動画が消されてしまったり、身に覚えがないのにアカウントが停止されたり。
決してガイドラインに違反していないと自覚しているのに、ある日突然ペナルティを受けてしまう。そんなケースも、実際に起こり得ます。
考えられる理由は、いくつかあります。

たとえば、AIによる自動検出の誤判定、第三者からの不正確な報告、あるいは過去にアップロードした動画が現行のポリシーに抵触してしまった、といったものです。
こうした場合でも、YouTubeには再審査請求という救済の仕組みが用意されています。
心当たりがないからと放置したり、慌てて動画を削除したりせず、後ほど紹介する手順で冷静に再審査請求を行うこと。それが復旧への近道になるはずです。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告や動画の削除に対する再審査請求 (https://support.google.com/youtube/answer/185111)

 

🔶動画削除・アカウントBANの主な原因

①コミュニティガイドライン違反

暴力的・露骨な性的コンテンツ、ヘイトスピーチや嫌がらせ、危険な行為を助長するコンテンツ、誤解を招く情報。これらはいずれもコミュニティガイドラインで禁止されています。
悪意がなくても、表現や演出が意図せず基準に抵触してしまうこともあるため、注意しておきたいところです。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

②著作権侵害

他者が権利を持つBGMや映像、画像を無断で使ったり、テレビ番組などを転載したりする行為は、著作権侵害にあたります。
著作権者から削除の通知があった場合は、たとえ初回であっても動画が削除され、著作権侵害の警告が発行されてしまいます。
これはコミュニティガイドラインの違反警告とは別系統のペナルティなので、混同しないように気をつけましょう。

出典:YouTubeヘルプ・著作権侵害の警告について
(https://support.google.com/youtube/answer/2814000)

 

③スパム行為・誤解を招くコンテンツ

内容と異なる誇大なタイトルやサムネイル、同じ内容の動画の大量投稿、再生回数や登録者数を不自然に増やそうとする行為。
こうしたものは、スパムや、人を欺くような行為とみなされます。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

④なりすまし・違反の繰り返し

他のチャンネルや他者になりすます行為も、もちろん違反です。
さらに、停止されたチャンネルの所有者が新たにチャンネルを作って停止措置を回避しようとする行為も禁止されており、これ自体が新たな違反として扱われます。

出典:YouTubeヘルプ・チャンネルまたはアカウントの停止
(https://support.google.com/youtube/answer/2802168)

 

🔶動画削除・アカウントBANを防ぐための対策

①投稿前にコミュニティガイドラインを確認する

動画を公開する前に、表現や内容がコミュニティガイドラインに抵触していないかセルフチェックする習慣(公開前チェックリストの作成など)をつけましょう。

ガイドラインのポリシーは、動画だけでなく、限定公開・非公開のコンテンツ、コメント、リンク、サムネイルなど YouTube 上のあらゆるコンテンツに適用されるため注意が必要です。
もし最初の違反警告を受けてしまうと、動画のアップロードやライブ配信、カスタム サムネイルの作成などの機能が 1 週間利用できなくなるため、常にポリシーに準拠した運用を心がけることが安心に繋がります。
また、規約は定期的に更新されるため、最新のポリシー情報をキャッチアップしておくことも予防に繋がります。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

②素材の権利関係をクリアにする

使用する音源や映像、画像は、利用規約やライセンスを必ず確認しましょう。
フリー素材であっても利用条件はありますし、購入したライセンス素材については、その情報をきちんと管理しておくことが大切です。
権利関係をすっきり保ちたいなら、YouTubeが提供するオーディオ ライブラリを活用するのも一つの手でしょう。

出典:YouTubeヘルプ・著作権侵害の警告について
(https://support.google.com/youtube/answer/2814000)

 

③警告・通知が届いたら放置せず対応する

警告や通知が届いたら、まずは内容を確認し、該当するコンテンツを見直すことが大切な初動になります。
ここで特に気をつけたいのが、動画を削除しても違反警告は消えないという点です。
それどころか、動画を削除してしまうと、その動画に対する再審査請求ができなくなってしまいます。
消せばなかったことになる、と考えて削除するのは、絶対に避けてください。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告や動画の削除に対する再審査請求 (https://support.google.com/youtube/answer/185111)

 

④過去動画の定期チェックとバックアップ

過去にアップロードした動画が、現在のポリシーに抵触するようになってしまうケースもあります。
古い動画も定期的に見直し、元データはバックアップとして手元に保管しておくと安心でしょう。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

 

 

🔶動画削除・BANされてしまった場合の対処法

コミュニティガイドラインの違反警告を受けたものの、その判断にどうしても納得できないこともあるでしょう。そんなときは再審査請求ができます。
請求が可能なのは、事前警告や違反警告が発行された日から6か月以内で、1つの違反警告につき1回だけと決められています。
結果はYouTubeからメールで通知され、コンテンツがガイドラインに違反していないと判明した場合には、動画が復旧し、チャンネルの違反警告も解除されます。

なお、著作権侵害の警告については、再審査請求ではなく異議申し立てなど別の手続きになる点に注意してください。
また、チャンネル停止そのもの、つまりアカウントBANに対する再審査請求は、停止された日から最長1年間まで可能です。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告や動画の削除に対する再審査請求 (https://support.google.com/youtube/answer/185111)
出典:YouTubeヘルプ・チャンネルまたはアカウントの停止
(https://support.google.com/youtube/answer/2802168)

 

再審査請求の操作手順

1. パソコンでYouTube Studioにログインします。
2. 左側のメニューからダッシュボードを開きます。
3. ダッシュボードにあるチャンネルの違反回数という項目を選び、画面の案内に沿って再審査請求を進めましょう。

出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告や動画の削除に対する再審査請求 (https://support.google.com/youtube/answer/185111)

 

🔶よくある質問 FAQ

Q1:違反警告は時間が経てば消えますか?
A:各違反警告は、発行から90日間有効です。期間が過ぎれば自然に失効します。
ただし、動画を削除しても警告そのものは残るため、削除によって取り消すことはできません。
出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告に関する基礎知識 (https://support.google.com/youtube/answer/2802032)

Q2:何もしていないのに突然BANされることはありますか?
A:AIによる自動検出が、誤って判定してしまう可能性はゼロではありません。
もしそうした事態になったとしても、再審査請求で対応できます。
心当たりがなくても、慌てて動画を削除せず、まずは再審査請求を検討してみてください。
出典:YouTubeヘルプ・コミュニティ ガイドラインの違反警告や動画の削除に対する再審査請求 (https://support.google.com/youtube/answer/185111)

Q3:BANされたアカウントは復活できますか?
A:再審査請求が認められれば、復旧する可能性があります。
ただし、新しいアカウントを作成して停止を回避しようとする行為は、さらなる違反になってしまうため避けましょう。
出典:YouTubeヘルプ・チャンネルまたはアカウントの停止
(https://support.google.com/youtube/answer/2802168)

 

🔶まとめ

動画削除やアカウントBANを防ぐ最大の対策は、仕組みを理解し、事前に予防しておくことに尽きます。
違反警告の制度を正しく知り、投稿前のチェックと素材の権利確認を習慣づける。そして、万一警告が届いても放置や即時削除はせず、落ち着いて適切に対応する。
この積み重ねこそが、大切なチャンネル資産を守る一番の近道になるはずです。

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