2020/10/09
Amazon広告の商品ターゲティングとは
Amazonでは、Amazon内での検索結果に表示させる検索広告やAmazonのデータを活用して配信を行うDSP広告など様々なメニューがあります。
その中でも最も利用しやすい広告として、Amazon Advertisingというものがあります。
Amazon Advertisingは、Amazonの検索広告をメインとした広告メニューで少額から広告を始めることができることが特徴です。
今回は、Amazon Advertising(以後、Amazon広告と記載)の広告メニューの一つである商品ターゲティングについて、ご紹介します。
Amazon広告の商品ターゲティングは、ASIN情報を軸にターゲットを行う広告配信方法で主に下記のような商品詳細ページに掲載することが多い広告メニューとなります。
商品ターゲティング広告の特徴
商品ターゲティングは、検索結果ではなく商品詳細ページに広告が掲載されることが多い為、下記のような特徴があると考えられます。
・商品詳細ページに広告掲載ができる為、商品を検討しているユーザーへのアプローチが可能
・競合他社の商品詳細ページに広告掲載することで、他社商品を検討しているユーザーに自社商品をアプローチすることが可能
・同じような商品でもターゲット設定したASINによって、パフォーマンスが全く異なる
・競合他社のキーワードで検索結果に広告掲載を行うよりも配信ボリュームが多い
このように商品ターゲティング広告は、商品詳細ページにASINを軸にターゲット設定を行うという仕組みから競合のASINでターゲット設定を行って広告配信を行うことが効果を発揮しやすい広告メニューとなります。
商品ターゲティングの注意点
商品ターゲティングは、個別のASINでターゲット設定を行うことができますが、カテゴリ配信という設定も可能となります。
※カテゴリ配信とは、Amazonで区分けした商品グループがあり、その商品グループ単位でターゲット設定ができる機能のことです。
例:ミネラルウォーター、野菜、洗濯機・乾燥機、アウトドア用品など
カテゴリ配信では、個別のASINを設定しなくてもAmazonのシステムが効率が高いASINを選んで広告配信を行います。
しかし、このカテゴリ配信では、パフォーマンスが最も高い広告対象のASINを選ぶことが多々あります。
そうなると、元々自社商品を買おうとしていたユーザーにクリックをさせて商品の購入を促していることになる為、無駄なクリックを誘発する結果になってしまいます。
その為、自社商品のASINについては、事前にASINの除外設定をしておくことをオススメします。
最後に
目先の数字だけを追って、すでにファンになっているユーザーへの配信を強化する運用を行う広告代理店が多い中、弊社では広告主様の利益が上がるように最適な運用を心掛けて広告配信を行っております。
利益が上がる広告運用に興味がある方は、お気軽にご相談ください。