【実店舗への来客誘導施策にオススメ】電話問い合わせのコンバージョン計測ができるコールトラッキングとは

2020/10/30

電話問い合わせに繋がる流入分析ができるコールトラッキングとは

現在、多くの企業がWEBを使った集客を行っていますが、WEBからの電話問い合わせの数値を可視化することに苦戦している企業も多いのではないでしょうか。

今回は、WEBから電話問い合わせに発生した数値を可視化できるコールトラッキングという方法について、ご紹介します。

コールトラッキングの仕組みは、下記のようにセッションごとに電話番号を割り振ることで、どの電話番号でコールされたのかを計測するというものとなります。

コールされた電話番号が分かれば、どのセッションからのコールなのかが分かる為、コール単位での流入分析ができるという仕組みとなっております。

 

コールトラッキング以外での電話問い合わせの計測方法とは

実はコールトラッキングを使用しなくても電話問い合わせの計測を行う方法もあります。

コールトラッキング以外での電話問い合わせは、スマートフォンでの計測を前提とするものとなります。

サイトには、電話番号を記載していることも多くのサイトに電話番号を記載しているものに関しては、スマートフォンで電話番号をタップすると直接電話できる仕組みになっていることが多い傾向になっております。

 

コールトラッキングを利用せずに電話問い合わせの計測を行う場合は、電話番号をタップしたタイミングでコンバージョン計測を行うという手法を用いて計測を行います。

この手法を活用することで簡易的ではあるものの電話問い合わせの数値計測が可能となります。

ただ、この手法だと誤タップでも数値計測がされる為、実際の問い合わせと数値的に乖離が発生することが多々ありますので、注意が必要となります。

 

GoogleAnalyticsとの連携も可能

コールトラッキングのツールの中にはGoogleAnalyticsと連携可能なツールもあり、GoogleAnalyticsと連携することでサイト全体で俯瞰的に流入分析を行うことも可能となります。

このようにGoogleAnalyticsにコールデータを集約することで、広告以外でもどのメディアからの流入が電話問い合わせに貢献できているのかを把握することができる為、全体の流入施策改善に活用できるようになります。

 

コールトラッキングのメリット・デメリット

電話問い合わせ計測でのコールトラッキングにおいては、メリットもデメリットもあり、その例としては下記の項目が考えられます。

■メリット

・WEBサイト経由の正確なコール数を計測できる

・スマートフォンだけでなく、PC経由のコール数の計測が可能

・登録キーワード単位でのコンバージョン計測が可能

・GoogleやYahoo!の広告アカウントと連携ができる為、自動入札と連携させることも可能

・キーワード単位での分析が可能な為、効果が良いキーワードと効果が悪いキーワードを明確に把握でき、広告の費用対効果の改善がやりやすい

 

■デメリット

・ツール費用がかかる

・セッションごとに電話番号が変化する

 

最後に

BOPコミュニケーションズではコールトラッキングのように計測が難しいオフラインのデータを活用した広告運用も行っております。

これからは、オンライン・オフライン双方のデータを連携した施策が重要となる為、このようなオンライン・オフラインを組み合わせた施策にご興味がある方はお気軽にご相談ください。

 

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