Google広告についての学習方法 – Googleスキルショップの活用

2020/11/10

Googleでの広告運用について学びたいとき、公式のヘルプページや書籍を読む他に、Google公式の学習プログラム「Googleスキルショップ」も活用することができます。
今回のコラムは、Googleスキルショップとその中で取得できるGoogle広告の認定資格についてお伝えします。

 

Googleスキルショップとは?

Googleが提供している、Googleのツールやサービスについて学ぶことができるオンラインサービスです。

■Googleスキルショップ
https://skillshop.withgoogle.com/intl/ja_ALL/

YouTube・Googleアナリティクス・マーケティングプラットフォーム…など様々なGoogleサービスについての学習プログラムがあり、この中にGoogle広告について学べるコースがあります。





2020年11月現在、Google広告の学習コースは下記のものがあります。
・Google広告に関する専門知識を深める(認定試験なし)
・検索広告
・ディスプレイ広告
・動画広告
・ショッピング広告
・アプリ広告
・測定

 

認定試験について

スキルショップのほとんどのコースが学習パート→認定資格試験の構成になっており、学んだ結果が身についているかを最後にチェックすることができます。

こちらの認定資格試験に合格すると、このような証明書が発行され、Google広告についての専門知識があることをGoogleに認定されたということを証明できます。
この資格は履歴書等にも書くことができる資格で、Google広告の一定の知識があるということをお客様などにも伝えることができます。



認定試験はオンライン上で、無料でいつでも受験することができます。
試験問題は学習した内容の中から四択や並べ替えの形式で出題されます。
問題数はコースごとに違いますが、すべて制限時間75分、問題の80%以上に正解することが合格ラインになります。
内容については学習パートに記載があったものが出題されるので、内容をよく読んで理解していれば十分に合格できる内容になっています。

試験に不合格の場合も回数制限なしで再受験が可能ですが、1日(24時間)は受験不可の状態になります。
再受験が可能になるまでに、わからなかった部分の復習を行うといいでしょう。

また、代理店のGoogle Partnerバッジの取得要件の1つに「Google広告の認定資格を取得しているユーザーが1人必要」というものがあります。
(※2021年には”代理店の認定資格を持つユーザーの50%以上がスキルショップで認定資格を更新している必要がある”に変わります。)

■Google Partner バッジの取得方法/Google広告ヘルプ
https://support.google.com/google-ads/answer/9702452

 

スキルショップで学習を行うメリット

・各広告メニューについて、体系的に学ぶことができる。
各広告メニューについて、仕組み、具体的にどういった事ができるか、有効に使える場面…などを順を追って学ぶことができます。
広告運用を始めたばかりの人や、今まで使っていなかったキャンペーンタイプを初めて使いたいときなどは、スキルショップでザッと全体図を掴んだあとに、ヘルプを参照して深堀り…としていくと知識を身に着けやすくなるかもしれません。
また、コースによってはビジネスの拡大について/ビジネスの段階ごとの目標の設定方法について触れているものもあり、”ビジネス”について根本的な部分から理解を深めていくことも可能です。

・Googleのビジネスに対してのスタンスや思想を知ることができる。
Googleが公式に提供しているプログラムのため、Googleがどのような意図でその機能を作っているか、どうビジネスに役立てられると考えているかもプログラムの中で知ることができます。
広告配信は媒体のルールに沿って行われているため、ルールをよく理解して使用することでよりよい効果を引き出せる可能性が高まります。

注意点

・より深い情報はGoogle広告のヘルプページを参照!
スキルショップは広告とビジネスとの関わり方/各広告キャンペーンの簡単な仕組みや概要の説明が主になっています。
詳細な仕組みや、管理画面上での具体的な設定方法について知りたい場合は、別途Google広告のヘルプページを参照する必要があります。
必要に応じて両方をうまく活用していきましょう。

・認定資格が有効なのは取得から1年間まで。
取得した認定資格の有効期限は取得日から1年間になります。
そのため、取得から1年が経過した場合は改めて認定試験を受け直す必要があります。

変化の多いWEB広告において、1年前に得た情報が気づかないうちにもう古くなっていた…いうことも十分考えられます。
受講/受験を行うことで、知識のアップデートに繋げることもできますので、定期的に更新を行っていくことをオススメします。

 

まとめ

今回はGoogleスキルショップについてお伝えしました。
実際に受けてみると、意外と知らなかった情報も…ということもあるかもしれません。
これから広告運用を始めたい人には最初の一歩に、すでに実務で行っている人には知識の確認やアップデートに活用していきましょう。

 

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