従来の広告効果の約2倍?注目の「インフィード広告」とは

2020/12/03

インフィード広告とは

インフィード広告とは、キュレーションメディア、SNS、ニュースアプリなどの、掲載先のコンテンツに合わせた体裁で表示される広告フォーマットのひとつです。通常のディスプレイ広告だと、サイトの端やヘッダーなどの枠に広告が表示されますが、インフィード広告は主にコンテンツとコンテンツの間に表示されるので、広告感が少なく、ひとつのコンテンツのようにユーザーに訴求することができます。

インフィード広告枠のある媒体

インフィード広告枠はSNS、キュレーションサイト、News系のアプリなど多数の媒体で存在します。

Facebook広告

Yahoo!広告

Instagram

Twitter

LINE

・Smart News

・グノシー

・キュレーションサイト

また、Akaneや、サークア、Zucksなどといったインフィード広告枠に特化したアドネットワークなどもあります。

 

インフィード広告市場

インフィード広告は、サイバーエージェントが発表しているインフィード広告の市場調査結果でも、今後も高い成長率が期待できます。また、スマートフォンの普及につれ、インフィード広告の枠もさらに増加すると言われています。

( 参照元 )

また、Yahoo!インフィード広告の自社調査では、一般的な広告に比べると、クリック率、コンバージョン率が高く、さらに新規ユーザーの流入の獲得も通常の広告の2倍ほどの実績を出している点からも、インフィード広告は広告感が少なくユーザーにも見てもらいやすい広告フォーマットであることが分かります。

( 参照元 )

 

インフィード広告の配信例

インフィード広告の特徴は、ページのコンテンツの体裁に合わせて表示させることで広告感を軽減することができる部分です。広告感が少なくなることで、より多くのユーザーの目にとまる機会が多くなり、視認性が向上します。下記の画像のように、コンテンツの間に表示され「広告」や「PR」、「プロモーション」などが小さく表示されているものがインフィード広告になります。

                  

                        ※Smart News                                                      ※Twitter

 

相性が良いとされる広告手法

・記事LPに遷移させ、ユーザー教育をする

ユーザーは何かしらの情報を得るために、コンテンツを閲覧している場合が多く、そのユーザーの目的に合わせるように、広告を作成をすることが必要です。そのため、広告感のあるLPよりも一見、記事コンテンツのようなLP構成にすることで、広告感を減らしLP内でユーザーを教育をすることができ、購買意欲を高めることのできる広告手法になります。化粧品であれば、使用感や成分説明、使ってみた感想などを詳しく記載することで、商品の良さや効果などをユーザーに伝えることができます。

 

メリットとデメリット

▶メリット

コンテンツに馴染む広告フォーマット

インフィード広告の大きな特徴であるコンテンツ内に溶け込ませ、広告を配信できることです。広告感が減少し、コンテンツとして興味をもってもらえる機会が多くなります。

 

潜在層のユーザーを獲得できる

ターゲティングをして、配信をすることで潜在層のユーザーにコンテンツとして見てもらいやすく、また記事LPなどをはさむことで潜在層ユーザーにユーザー教育を促すことでより購買意欲を高めることができます。Yahoo!の調査でもあるように、インフィード広告はCTRCVR、新規ユーザーの獲得率が高いので従来より多くのユーザーに訴求しやすくなります。

 

▶デメリット

フリークエンシーが高まるのがはやい

インフィード広告の枠は、ソーシャルメディアやNewsアプリなど、毎日ユーザーが目にする頻度が多いのでフリークエンシーが高くなる傾向があります。なので、同じクリエイティブをずっと使い続けると、クリック率などが低下します。従来のディスプレイ広告などよりも、飽きられる速度もはやい傾向があるので、クリエイティブを変更する周期に気をつけたり、フリークエンシーの上限などを設定しておくことが必要です。

 

 従来の広告と見せ方は分けたほうがいい

コンテンツを見に来ているユーザーが多いので、そのユーザーに対してクリックしてすぐにキャンペーン告知のLPなどに遷移させると、離脱率やユーザーの不快感も増加します。なので、広告の遷移先やキャンペーンの見せ方などにも工夫が必要な場合があります。

 

まとめ            

インフィード広告を活用することで、従来の広告感を軽減させることができ、今まで見てくれなかったユーザーにも訴求できる機会を増やすことができます。また、従来のテキストと画像というフォーマットだけでなく、動画などが使える媒体もでてきたので、今後のインフィードの広告効果も期待できます。Yahoo!インフィード広告の実績でも、クリック率、コンバージョン率、新規ユーザー獲得率が向上していることからも、インフィード広告は従来の方法と合わせて使うことで、より効果の高い広告配信ができるかと思います。弊社ではインフィード広告をはじめ、多様な広告を扱っておりますので、お気軽にご相談下さい。

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