2021/04/09
細かい部分に注目しよう
デザインを始めた頃って、頭の中では完成イメージが出来ているけど、
いざデザインソフトでデザインを始めると、それはそれは..イメージとかけ離れた予想外のデザインになってしまう(笑)
かなりデザイナーあるあるだと思うんですが、それがどうしてなんだろうと考えた時に、結構細かい部分がデザインの完成形の邪魔をしてる事って実は多いんですよね。
例えば背景の影響で文字が識別しにくくなったり、もしくは強く訴求したい部分が弱くなってしまったりと、そういった事柄が原因だったりするケースが多いんです。
今日は、知っているだけでデザインが微妙になってしまうポイントをスムーズに解決できる手法をお伝えしようと思います!
背景のせいで文字が見えにくい
まずはじめに、文字が見えにくい。
これよくありますよね!
Webサイトでもバナーでも紙デザインでも最近よくある、全面に写真を背景として敷いてその上にキャッチコピーなどを記載していくスタイルが多くあると思いますが、背景の写真がごちゃごちゃした写真の場合って肝心なコピーが、めちゃめちゃ見にくいんですよね。
参考画像を見てみましょう!
そう、こんな感じ!肝心なコピーが見にくいんです!
こういう場合にやって欲しいのが、この写真の前面に透明度を約30%(写真の状況により臨機応変に変更)くらいにした「べた塗り」を重ねてやります。
参考画像をどうぞ!
こんな感じです!いかがですか?
左側が透過のべた塗りを重ねた状態。
右側が違いをわかりやすくするためにべた塗りをズラして配置してます。
べた塗を重ねていない時に比べ文字の視認性が大きくあがりますよね!
これならコピーで伝えたい事も強く訴求出来ます。
文字のフチより背景を操作しよう!
視認性の話の続きで、一昔前なら文字の周りに、スポーツ新聞などでお馴染みの「熱愛発覚!」を彷彿させる強烈なフチを入れて視認性を上げたりもしていましたが、カッチリした企業系、シンプルテイストのデザインにはかなり違和感のある文字になってしまいますので、文字ではなく背景に手を加えて対応するといいでしょう!
まぁ昔のフチ文字系も使う場所を間違わなければ非常にインパクトのある手法になります。
例えばYOUTUBEのサムネイル、SNS、街頭の看板など一発で人の注目を集中させたいデザインにはかなり適した手法になりますので使う場面を狙って活用してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
初心者でも出来るデザイン手法という事でしたが、スマホの写真性能も上がり高画質でクオリティの高い写真が誰でも使いやすい時代になりましたが、肝心なキャッチコピーが読みにくいとなると、本末転倒になってしまいかねないので。
今日ご紹介した、透過背景をうまく活用してビジュアルもコピーも優れたデザイン制作に是非活かしてみてくださいね!