【Google検索広告】自動適用に要注意!「広告の候補」機能について

2021/05/10

Googleの検索広告では、「広告の候補」という機能で、既存のテキスト広告を元に別パターンの広告を自動生成してくれる機能があります。
使い方によっては便利な機能ですが、意図せぬ広告文が作られ、いつの間にか配信されていた…ということも起こり得ます。

今回のコラムでは、広告の候補機能と、自動配信のオン/オフの設定チェック方法についてご説明します。

 

広告文を自動生成してくれる「広告の候補」機能

「広告の候補」機能は、既存のテキスト広告を元に、システムが別パターンの広告を自動生成して提案してくれる機能です。
入稿した広告・広告表示オプション・LP・キーワード・ターゲティング…などのアカウントの関連情報から、人間の審査と機械学習を組み合わせて作成されています。

■作成される条件
・キャンペーンタイプが「検索キャンペーン」
・広告のローテーション設定が「最適化」になっている
・広告の候補で作成された広告により、掲載結果の改善が見込める
※不承認や、制限付きで承認された広告がある広告グループでは、広告の候補は作成されない

■作成される頻度
・1週間に1回程度、改善が見込めるグループでのみ提案がある
・1アカウントで週あたり50個まで

広告の候補は、アカウントの「最適化案」ページに表示されます。
最適化案として表示されたあとは「”適用”して掲載/”編集”で広告文を編集/”拒否”で掲載しない」のいずれかを選択できます。

 

候補を14日間そのままにしておくと、広告が自動掲載されてしまうことも

2021年5月現在、デフォルト設定では最適化案に表示されてから14日間、どの選択も行わないと、「自動適用」が行われて広告の掲載・配信がスタートしてしまいます。
自動適用までの流れは、下記のようになります。

①登録しているメールアドレスに、広告の候補の通知メールが届く。
②管理画面の通知アイコンの近くに、自動適用のアラートが表示される。
③14日が経過すると、自動適用されて広告の掲載が始まる。
④自動適用で掲載された広告には、「自動適用された広告の案」のラベルが付く。
※自動適用で掲載された広告も、通常の広告と同じように、あとから一時停止/削除することは可能です。

このように、デフォルト設定では自動適用が行われてしまう”広告の候補”ですが、設定でこれをオフにしておくことも可能です。

 

自動適用の設定チェックとオフ方法

■アカウント単位での設定方法
広告アカウントの「設定」から「アカウント設定」を開きます。

 

設定一覧に「広告の候補」の項目があります。
ここで「広告の候補を自動的に適用しない」を選択し、保存するとオフになります。

 

■MCCから各アカウントの設定を一括変更する方法
MCCアカウントの一覧画面で、「設定」から「サブアカウントの設定」を選択します。

 

設定を変更したいアカウントにチェックを入れ、「編集」から「広告の候補に関する設定を変更」を選択します。

 

設定画面が開くので、「広告の候補を自動的に適用しない」を選択して保存するとオフになります。

 

まとめ

今回は、Google検索広告の「広告の候補」機能についてご説明しました。
配信の成果向上に繋がる可能性もある反面、「作成された文章が不自然」「配信の合意を得ていない広告がいつの間にか配信されていた」などのトラブルにも繋がりやすい機能です。
今一度、設定をチェックしてみてもいいかもしれません。

 

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