【Google 広告】どれを使えばいいの?ディスプレイ広告のターゲティング種類について

2021/05/25

幅広いサイトやアプリに広告を出稿できる、Googleのディスプレイ広告。
これからお客様になり得る潜在層のユーザーに広告を配信したり、サービスの認知を広げたりすることに活用できます。

ディスプレイ広告は、検索広告と比べて、ターゲティングの種類が多くなります。

これから広告配信をしたいけれど、どの設定を使えばいいの?
そんな時のために、今回のコラムでは、ディスプレイ広告の基本的なターゲティング種類についてご紹介します。

 

大きく分けると「人」と「配信面」でのターゲティングが可能

まず大きく分けると、Googleディスプレイ広告には2つのターゲティング方法があります。

①オーディエンス
特定のジャンルに興味がある人、商品の購入を検討している人…など、「ユーザー属性ベース」での配信をすることができます。

 

②コンテンツ
ユーザーが見ているサイト・動画・アプリなど、「コンテンツ/配信面ベース」での配信をすることができます。

 

この2種類の中に、さらに細かいターゲティング種類があります。
どちらで設定をしたいか考えながら、続いて詳細を見ていきましょう!

 

①人に対してターゲティングができる「オーディエンス」

オーディエンス設定では、主に8つの方法でターゲティングを行うことができます。

 

■詳しいユーザー属性
Googleが用意した下記の選択肢の中から、ユーザーの詳しい属性を指定することができます。
・子供の有無
・配偶者の有無
・教育(最終学歴-高校卒/学士号/大学院卒/現役の大学生)
・住宅所有状況(住宅所有/賃貸)

 

■興味関心に合わせて配信できる「アフィニティ」
ユーザーの「興味や関心、習慣」にあわせたターゲティングを行います。
たとえば”スポーツに興味があるユーザー” “ファッションに興味があるユーザー”などを、Googleのカテゴリ一覧から選択することができます。

特定のジャンルに興味がある人に広告を配信できるため、主に潜在層ユーザーに向けて配信し、商品の認知度を上げて商品の購入につなげていくことに活用できます。

 

■購入意思の強い人に配信できる「購買意向の強いオーディエンス」
商品の比較・検討段階にいる、購買意向の強いユーザーをターゲティングできます。
アフィニティと比べ、より購入の意志が強いユーザーに広告を配信できるため、顕在層にいるユーザーにもアプローチすることができます。

 

■人生の節目にいる人に配信できる「ライフイベント」
家の購入、大学卒業、定年退職、結婚、転職…など、人生の大きな節目を迎えているユーザーに対して広告を配信できます。
たとえば「マイホームの購入」だと、「購入した人・これから購入予定の人」のように、イベント後/イベント前どちらの状態にいるかを選ぶことができます。

・家具や家電の広告を、”家を購入したばかりの人”に配信
・物件案内の広告を、”これから家を購入する人”に配信

…のように、ユーザーの状態とタイミングに合わせたサービスの広告を配信することが可能です。

 

■ページに訪れた人をベースに再配信できる「リマーケティング、リマーケティングの類似」
一度広告に接点を持ったユーザーに対して、広告を再配信することができます。
「ウェブサイトを訪れたユーザー」「アプリユーザー」「YouTubeユーザー」「顧客リスト」に対して、再配信の期間を指定して広告配信できます。

また、”リマーケティングの類似”を利用すると、既存のリマーケティングリストに入っているユーザーと興味関心・特性が似ているユーザーへ広告配信もできます。

 

■リマーケティングリストを組み合わせた「組み合わせリスト」
作成したリマーケティングリスト/類似リストを組み合わせて、更にリストを作成することができます。

組み合わせる方法は、下記のいずれかを選択できます。
・選択したオーディエンスのすべて
・選択したオーディエンスのいずれか
・選択したオーディエンス以外

そのため、「ページA~C、すべてのページを見た人に広告を配信」「リマーケティングを行うが、特定のページにアクセスしたユーザーは除外」のような設定が可能です。


■自分で配信キーワードやURLを決められる「カスタムオーディエンス」
ここまでのオーディエンス設定は、Googleが用意したカテゴリから選択して配信するメニューが主です。
カテゴリに当てはまらない・もっと絞り込んだ配信を行いたい…という場合は、こちらの「カスタムオーディエンス」を活用しましょう。

任意のキーワード/URL/アプリを入力すると、興味関心があるユーザー・購買意向の強いユーザーに広告を配信してくれます。
興味関心/購買意向どちらのユーザーに配信されるかは、キャンペーンに設定してある目標と入札戦略で自動的に決まります。

以前は「カスタムアフィニティ」と「カスタムインテント」というターゲティングでしたが、統合されて”カスタムオーディエンス”となりました。
(詳細はこちらのコラムにもございます:Google広告ターゲティング/カスタムオーディエンスについて)



ここまでが、”人”をベースにした「オーディエンス」の配信種類でした。
種類が多めなので、最初は確認をしながら設定を行うといいかもしれません。

次の項目からは、”配信面”をベースにした配信の種類を見ていきましょう!

 

②配信面のターゲティングができる「コンテンツ」

■指定キーワードに関連したサイトに出稿される「キーワード」
指定した任意のキーワードに関連する、ウェブサイト/アプリ/動画に広告を表示することができます。

 

■既存カテゴリからジャンルを選ぶ「トピック」
Googleの用意したカテゴリを指定して、関連したウェブページ/アプリ/動画をまとめてターゲットに設定できます。

 

■特定サイトにだけ出稿できる「プレースメント」
広告を表示するサイト、動画、アプリを直接指定できます。
広告の効果が高い配信面がある時に、プレースメントに追加しておくと、その配信面に広告出稿をすることが可能です。

「ウェブサイト」「YouTubeチャンネル」「YouTube動画」「アプリ」「アプリのカテゴリ」からプレースメントを指定できます。

 

まとめ

今回は、Googleディスプレイ広告のターゲティング方法についてご説明しました。

基礎設定になりますが、どのターゲティング方法を選ぶかで配信先も変わってきます。
これから広告配信を行いたい…というときに、ご参考にしていただけますと幸いです!


また、弊社BOPコミュニケーションズでは、ディスプレイ広告も活用して広告配信を承っております。

・売上を伸ばすためにWeb広告を活用してみたい。
・自社で広告配信をしているが、手探り状態なので効率を上げたい。
・広告の運用をプロに任せて、よりビジネスを大きくしていきたい。

そんな場合は、下記のバナーからお気軽にご相談ください!

 

★フォームからすぐにお問い合わせしたい場合はこちら↓

★BOPコミュニケーションズの広告運用について詳しく知りたい方はこちら↓

シェア
ツイート