2025/01/07
Google広告の「承認済み(制限付き)」とは
Google広告の審査では、広告の審査結果に「承認済み(制限付き)」というステータスが表示される場合があります。
このステータスを見た方は、承認されてるのに制限付き?と疑問を抱くこともあるでしょう。
では、「承認済み(制限付き)」というステータスは、どのような審査結果なのでしょうか。
「承認済み(制限付き)」は、広告が完全に不承認になったわけではなく、掲載は可能ですが、表示される場所やタイミングに制限がかかっている状態を指します。
「承認済み(制限付き)」という審査結果になった時に、どのような影響があるのかご紹介します。
「承認済み(制限付き)」になると、広告配信にどのような影響があるのか?
- 表示される場所が制限される:
- 検索結果ページの一番上に表示される「上位表示広告」や、特定のウェブサイトに表示されるディスプレイ広告など、高効果が期待できる広告枠に表示されない可能性が高くなります。
- 表示される広告枠が制限されることで、潜在顧客へのリーチが減少し、広告効果が低下する可能性があります。
- 表示されるタイミングが制限される:
- 特定のキーワードや地域、時間帯など、ユーザーの検索意図や属性によっては広告が表示されない場合があります。
- これにより、ターゲットとするユーザーに広告を見てもらう機会が減り、コンバージョン率が低下する可能性があります。
- クリック単価が上昇する可能性:
- 表示される広告枠が制限されることで、競合が少ない広告枠で入札せざるを得ない状況になり、クリック単価が上昇する可能性があります。
- 広告費の効率化が難しくなり、広告効果の低下につながる可能性があります。
なぜ「承認済み(制限付き)」になるのか?
- 広告の内容:
- 特定の製品やサービス(アルコール、ギャンブルなど)に関する広告は、表示できる場所が制限されることがあります。
- 健康に関する主張や比較広告など、誤解を招く可能性のある内容も制限の対象となります。
- リンク先のページ:
- リンク先のページの内容が広告の内容と一致していない場合や、Googleの品質基準を満たしていない場合も、制限されることがあります。
- キーワード:
- 使用しているキーワードが、Googleのポリシーに抵触したり、競合他社の商標に類似している場合も、制限されることがあります。
「承認済み(制限付き)」になった場合の対策
- 広告文の修正:
- 広告文を見直し、より具体的に、かつ誤解を招かないように表現を修正します。
- 特定のキーワードの使用を避ける、または別の表現に置き換えることも有効です。
- リンク先の改善:
- リンク先のページの内容が広告文と一致しているか確認し、必要であれば修正します。
- ページの品質向上にも努めましょう。
- ターゲティング設定の再確認:
- ターゲット設定を見直し、不必要なターゲットを外すことで、制限を緩和できる可能性があります。
- Google広告ヘルプセンターの参照:
- Google広告ヘルプセンターで、具体的なポリシーを確認し、何が問題となっているのかを特定しましょう。
まとめ
今回は、Google広告の「承認済み(制限付き)」について、ご紹介しました。
Google広告の「承認済み(制限付き)」は、広告効果に大きな影響を与える可能性がある為、放置しておくことはできません。
早急に原因を特定し、改善策を実行することが重要です。
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