2025/01/06
P-MAXの自動作成アセットとは?
Google広告では、配信メニューにP-MAX (パフォーマンス・マックスキャンペーン)というGoogleが管理しているの配信チャンネル(検索、ユーチューブ、Gmail、ディスプレイ、モバイルアプリ等)を横断して、ユーザーに最適な広告を配信する自動最適化に特化したものがあります。
P-MAXでは、Googleの各チャネルを最大限活用してユーザーにとって最適な広告を配信する為のシステムの一つとして自動作成アセットというものがあります。
P-MAXの自動作成アセットは、広告主が提供するデータを基に、プラットフォームごとに異なる配信枠に対して最適な広告を自動生成する機能となります。
今回は、P-MAXの自動作成アセットがどのような機能なのかご紹介します。
P-MAXの自動作成アセットではどのような情報を元に広告を自動生成するのか
P-MAXの自動作成アセットでは、様々な情報を元に最適化広告を自動生成することができますが、実際にどのような情報を元に広告を自動生成しているのでしょうか。
具体的には、下記のような情報を元に広告を作成します。
見出し、説明文:入稿した広告文を含めランディングページ・クリエイティブなどの情報を読み取り見出しや説明文を作成します。
動画:アップロードした動画を拡張して、縦向きとスクエアのバージョンおよび短いバージョンを追加作成します。
ランディングページ:パフォーマンスの向上が見込まれる場合、関連性が特に高いURLを最終ページURLに設定してユーザーをサイトに誘導します。
P-MAX自動作成アセットのメリット
P-MAXの自動作成アセットを活用することでP-MAXの機能を最大限に引き出すことができますが、特に下記のようなメリットがあります。
高度な自動化:データを設定するだけで、ユーザーに合わせた最適な広告を作成できます。
パーソナライズ化能力:自動化でありながら、広告主のニーズに応じたアセットを作成することができます。
データ高度化による成功率向上:Googleの機会学習により、過去のデータなどを元に最適化したアセットで広告配信を行うことができます。
自動作成アセットの注意点
P-MAXの自動作成アセットには、メリットがあると同時に下記のようなデメリットもありますので、デメリットを把握した上で活用するようにしましょう。
最終ページURLの拡張:最終ページURLを拡張することでコンバージョンが発生しやすいページを最終ページURLにして配信することができますが、コンバージョン率が高くコンバージョンの質が悪いページにユーザーを誘導することがあります。
ブランドイメージに配慮:アセットがブランドのイメージと一致しないなど、ユーザーに誤解を与えることがあります。
機械学習の情報に頼り過ぎない:アルゴリズムは高度な機械学習を駆使しますが、全ての場面で信頼できるわけではありません。
上記のような注意点もありますので、パフォーマンスに応じて自動作成アセットを導入するのか検討するようにしましょう。
まとめ
今回は、Google広告のP-MAX自動作成アセットについて、ご紹介しました。
P-MAXの自動作成アセットは、Google広告の機会学習をフル活用できる配信メニューですが、注意する点もあるので注意点を理解した上で活用するようにしましょう。
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