Facebook広告の20%ルール変更について

2020/10/06

2020年9月17日に、Facebook広告ヘルプページの「広告画像のテキストについて」に更新がありました。
この更新で、Facebook広告のいわゆる「20%ルール」についての変更があります。

広告画像のテキストについて/Facebook-ビジネスヘルプセンター
https://www.facebook.com/business/help/980593475366490?id=1240182842783684

(※こちらの記事は2020年10月時点での情報です。)

 

Facebook広告の20%ルールとは?

Facebook広告が広告配信にあたって定めていた規定です。
広告配信に使う画像で、画像面積の20%以上にテキストが含まれていると、広告の配信量が大きく減少したり、テキストが多すぎる場合は広告自体が不承認になっていました。

※更新前にはヘルプページに下記のような記述がありました。

>視聴者と広告主のエクスペリエンスを向上させるために、Facebook、Instagram、オーディエンスネットワークに表示される広告は、広告で使用されている画像テキストの量に基づいて選別されます。
>このレビューに基づいて、画像テキストの割合が高い広告表示されない場合があります。
>特定の広告画像には例外が適用される場合があります。たとえば、本の表紙、アルバムの表紙、商品の画像には例外が適用されます。

 

今回の更新後

・テキスト量が原因での広告の不承認がなくなった。
「画像テキストの割合が高い広告表示されない場合があります。」という表現がページ内から無くなりました。
実際に9月頃よりテキストが多く含まれている・メインになっているような画像でも広告配信が行われており、テキスト量が原因で不承認になったり、全く配信されないということが無くなりました。
(※テキスト量によって最初からリーチが減少…ということはなくなりましたが、配信後に成果が悪いと判断された広告については、配信量が抑制されていくこともあります。)

・テキストオーバーレイツールの提供が終了。
ヘルプページの更新前は、Facebookから「テキストオーバーレイツール」というツールが提供されていました。
こちらのツールを使うと、画像内にどれぐらいのテキスト量があるかを広告審査前に測ることができました。

下記URLから使用することができましたが、現在はヘルプページにリダイレクトされるようになっています。

テキストオーバーレイツール/Facebook
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay

 

注意点

・「20%」という表記自体が完全になくなったわけではない。
テキスト量についての言及が完全になくなったわけではなく、「たとえば、画像内のテキストを20%未満に抑えると、パフォーマンスが高くなることがわかっています。」という表記は残っています。
このように、Facebook側は引き続きテキスト量はなるべく減らすことが広告の効果に繋がるということをヘルプページに記載しております。

ただし、最終的に広告を見て、商品を購入するかどうか決めるのはお客様となるユーザーです。
テキスト量だけで広告の良し悪しが決まるわけではないので、配信結果や反応を見ながら柔軟に対応していくことが重要です。

 

まとめ

コロナ禍の影響もあり、各広告媒体でも様々な変化が起きたり、更新が行われたりしております。
気が付かないうちに配信ルールや審査基準が変わっていて機会損失が…ということがないように、最新の情報をキャッチしてきましょう。

また、弊社BOPコミュニケーションズではFacebook広告の配信代行を承っております。

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