2020/10/05
LinkedIn(リンクトイン)広告とは
今回はLinkedIn広告についてご紹介していきたいと思います。まずは、広告の前にLinkedInという媒体の特徴についてご説明したいと思います。LinkedInとはTwitterやInstagramといったSNSのひとつで、ビジネス要素のある繋がりをメインとした媒体です。登録している中心ユーザーは30代以上が多く、勤務先や学歴、経歴などをオープンにしている媒体の特徴があります。仕様用途は仕事における情報収集や、転職、採用など様々ですがビジネスに関連した用途が多い印象です。ビジネス向けのSNSということもあり、プライベートな投稿よりもビジネスに関連した投稿が多い媒体です。
LinkedIn広告の特徴
LinkedIn広告も、Facebook広告やInstagram広告と同じように広告を配信することができます。LinkedIn広告の特徴としてはユーザーが登録しているプロフィールの企業名、規模、業種、経歴、役職などに絞ってターゲティングをすることができます。その中でも転職や企業からのスカウトを目的としているユーザーも多いので、求人系の広告との相性が良いという特徴もあります。また、決済者としての意思決定権を持つユーザー層も多いので、BtoB商材における広告配信も有効である傾向があります。
LinkedIn広告で配信できる広告の種類
LinkedIn広告で配信可能な配信面と広告の種類についてご紹介していきます。
スポンサードコンテンツ
・デスクトップとモバイルのLinkedInフィードに表示されターゲットにリーチします。
・セールスサイクルの全ての段階でリードを促進、ブランド認知度を高めます。
・LinkedInのプロフィールデータと独自のオーディエンスを使用して、理想的なオーディエンスを構築します。
メッセージ広告(旧 スポンサー付きInMail)
・見込み客に対してダイレクトメッセージを送ります。
・単一のCTAでターゲットを絞ったメッセージを配信できます。
・ブランドが際立った環境でメッセージをが配信できます。
会話広告
・複数の行動を促すボタンを設定することでユーザーの興味に応じて表示を変更します。
・的確な質問をすることで高品質のリード獲得ができます。
・コンテンツと各オファーをクリックした人の数と、会話への関与度を示す詳細なクリックレポートから分析ができます。
動画広告
・デスクトップとモバイルのLinkdInフィードで表示されます。
・動画広告でビジネスの意思決定を引きつけます。
テキスト広告
・ユーザーのホーム画面の右下に表示されます。
・ターゲティングオプションを調整することで、適切な人にリーチし、高品質なリードを推進します。
ダイナミック広告
・写真、会社名、役職など、配信ユーザーのLinkedInプロフィールにパーソナライズされた広告を動的に配信できます。
・フォロワー収集、トラフィックやリードの生成などに活用できます。
カルーセル広告
・デスクトップとモバイルで表示されます。
・ スワイプ可能な画像で、より深いストーリーを伝えたり、複数のサービスを紹介したりできます。
LinkdIn広告で使用できるターゲティング
LinkdIn広告では、下記のようなターゲティングでの広告配信が可能です。
引用元 : LinkedIn 広告のターゲットオプションについて
注意点
✔ユーザー規模が少ない
世界的に見れば3.8億人を超えた登録ユーザーがいますが、日本国内ではまだ約200万人程度のユーザーしか登録していません。FacebookやTwitterなどと比べるとまだまだボリュームは少ない媒体であるのでその点をふまえて広告配信を検討する必要があります。
✔広告グループがない
リスティング広告や多くのSNSの管理画面では【キャンペーン>広告グループ>広告】という段階が多いかとおもいますが、LinkdIn広告の場合は【キャンペーン>広告】となっています。広告フォーマットなどはキャンペーンの段階で設定しないといけないので、同じターゲティングで異なった広告を入稿したい場合はキャンペーンを複製し広告を新しく入稿する必要があります。
まとめ
今回はLinkdIn広告の概要についてご紹介しました。ユーザー数などでは、他の媒体と比べて劣る部分はありますが、出稿主もまだ他の媒体に比べて少ない分、競合が手を出していない可能性もありますので、注目しておく媒体のひとつではないかと思います。主にBtoB商材、求人系などマッチしそうな案件がありましたらぜひ、LinkdIn広告を活用してみてはいかがでしょうか!