2021/06/16
以前こちらのコラム【電話コンバージョンを計測する方法】でGTMを活用してリスティング広告などの広告経由して電話番号をクリックした回数を計測する方法を紹介しました。
今回はGoogle広告の通話コンバージョンについて紹介していきたいと思います。
Google広告の通話コンバージョンとは
・広告経由の通話数
・ウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせ
・モバイルサイトでの電話番号のクリック
3つの発生元からコンバージョンを計測することができます。
広告経由の通話数とウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせのトラッキングタイプでは、通話時間が設定した時間を超えた電話問い合わせをコンバージョンとしてトラッキングできます。
これにより、販売成立などのビジネス価値が高い行動につながっていないとみられる、通話時間の短い電話を除外できます。
広告経由の通話数
広告から直接かかってきた通話をトラッキングします。
電話番号表示オプションや住所表示オプション付きの電話専用広告や広告が、どの程度電話での問い合わせにつながっているかを把握できます。
このオプションを使うには、Google広告専用転送電話番号が必要です。(利用できるのは一部の国に限られます。※日本利用可能)
ウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせ
広告と接点をもった後、ウェブサイトに掲載された電話番号にかけてきたユーザーの通話をトラッキングします。
このオプションを使うには、Google広告専用転送電話番号が必要です(利用できるのは一部の国に限られます。※日本利用可能)。また、ウェブサイトにコンバージョンタグを設定することも必要です。
モバイルサイトでの電話番号のクリック
モバイルサイト上での電話番号のクリックをトラッキングします。
このオプションを使うには、モバイルサイトにコンバージョンタグを追加してください。
Google広告専用転送電話番号とは
アカウント設定で通話レポートの利用を有効に設定すると広告で使用する電話番号に対してGoogleが独自の電話番号を付与します(無料)。モバイル端末で「電話専用広告」や「電話番号表示オプション」をクリックすると電話番号のポップアップが表示され、番号表示が0800から始まる番号になります。
メリット
• 広告から電話(通話)された件数がわかる
• 費用はクリック単価のみ
• 検索広告(通話専用広告)に通話コンバージョンを設定できるようになる
デメリット
• ユーザーが認識した番号と変わるので、電話をすることをためらう可能性
• リダイヤルする場合、同じところにつながらない
• ユーザーの電話番号を確認できない
※注意点
Google広告専用転送電話番号はサイト内にテキストで設定している電話番号にしか対応していないため、バナー等で電話番号を掲載している場合は利用できません。
※広告経由の通話数とウェブサイトに掲載した電話番号への問い合わせを利用する際にはGoogle広告専用転送電話番号が必要になりますので、アカウント設定で通話レポートを有効になっているか確認が必要です。
通話レポートを有効にする方法
設定の項目のアカウント設定を選択します。通話レポートはアカウント単位で有効になっている必要があります。
通話レポートの【受信したツわに関する詳しい情報が得られます】をオンを選択して保存します。
以上で通話レポートを有効にできました。
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まとめ
以上、Google広告の通話コンバージョンに関してでした。
BOPコミュニケーションズではGoogle広告をはじめとしたWEB広告の運用代行を行っております。
よくわからない、設定がめんどくさいなと感じたらぜひ広告運用のご相談いただければと思います。