2021/06/17
Googleのディスプレイ広告で計測されるビュースルーコンバージョンとは
現在、多くの企業がGoogleのディスプレイ広告を活用して集客を行っていますが、Google広告で計測されているビュースルーコンバージョンという指標をご存じでしょうか。
ビュースルーコンバージョンは、Googleでは下記のように定義されています。
[ビュースルー コンバージョン] は、広告を目にしたもののクリックしなかったユーザーが、後になってコンバージョンを達成した場合に記録されるコンバージョンです。
ビュースルー コンバージョンは、ビュースルー コンバージョン計測期間と呼ばれる期間中にカウントされます。
簡単に説明すると、ディスプレイ広告の表示されたけど広告をクリックせずに広告以外の経路でコンバージョンに至った場合に計測されるというものとなります。
その為、クリックコンバージョンよりも低く評価されることが多いコンバージョン指標となります。
しかし、ビュースルーコンバージョンが抽出しているデータによっては、クリックコンバージョンと同じように評価されている可能性があります。
今回は、どのような場合にビュースルーコンバージョンがコンバージョンと同じように扱われるケースがあるのかをご紹介します。
「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれている可能性があります
Google広告では、コンバージョン指標として大きく下記の5つのコンバージョンを計測することができます。
・すべてのコンバージョン
・コンバージョン
・コンバージョン(コンバージョンの日時別)
・クロスデバイスコンバージョン
・ビュースルーコンバージョン
その中で「すべてのコンバージョン」の中に「ビュースルーコンバージョン」が含まれている可能性があります。
「すべてのコンバージョン」の中に「ビュースルーコンバージョン」が含まれているかどうかは、アカウントの設定内容によって異なります。
「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれている設定についてもご紹介しますので、今までのコンバージョンの取得方法が問題ないかチェックをしても良いかと思います。
「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれているか確認する方法
「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれているかの確認は、コンバージョン設定から行うことができます。
①まずは、ツールのコンバージョンをクリック
②左メニューの設定をクリック
③ビュースルーコンバージョンの欄にチェックが入っているか確認
上記のように「ビュースルーコンバージョン」にチェックが入っていると、「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれるようになっています。
「コンバージョン」でデータ抽出を行っていれば、「ビュースルーコンバージョン」について改めて考える必要はありませんが、「すべてのコンバージョン」でデータ抽出を行っている場合は、アカウントのコンバージョン設定を見直した方が良いかもしれません。
最後に
今回は「すべてのコンバージョン」に「ビュースルーコンバージョン」が含まれるケースがあることについてご紹介しました。
ビュースルーコンバージョンは、クリックコンバージョンよりも多くのコンバージョンが計測される傾向があります。
その為、最も重視したいクリックコンバージョンを最重要視したい場合は、ミスリードしてしまう可能性がありますので、コンバージョンの計測定義については確認をしておきましょう。
BOPコミュニケーションズでは、お客様の課題に合わせて抽出するコンバージョン指標を決めています。
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