心理学を活用したデザイン手法

2024/03/05

心理学というと、なんだかスピリチュアルな雰囲気を感じるこのワード。
人を洗脳して操るようなイメージがありますよね。
心理学は悪用のうわさもよく聞きますが、これをうまく利用することでデザイン分野でも非常に効果的な武器として使えるんです!

今回はそんな心理学を織り交ぜたデザインやコピーのコツについてご紹介します。

 

デザイン心理学3選

アンカリング効果
アンカリング効果というのは、はじめに見た数値や特徴に引っ張られる形で結果の印象が変わってくる現象です。

例えば、よく広告の値段表記などにある「セール特価 10,000円 → 2,980円」という書き方を、見た事がありますよね。
そのまま「2.980円」と表示されているよりお得な感じに見えませんか。

他にも次のようなコピーの書き方としても使えます。

①イタリアの一流料理店で修業したシェフが調理したカルボナーラです。
②シェフが調理したカルボナーラです。

二つのコピーがあった場合①の方が無意識的に美味しそうに感じてしまう人は少なくないはずです。
このような効果をキャッチコピーにさりげなく入れてやることでユーザーへの訴求力がアップします。


バーナム効果
バーナム効果とは、要するに誰にでも当てはまるような内容を、あたかも自分だけがピッタリ当たってる!と錯覚させてしまう心理効果ですね。
占い関連の記事で心当たりがある方も多いかもしれません。

これをデザインの中で利用することによって、それを読むユーザーに「自分事」や「共感」として訴えかけるような効果を与える事が出来るんです!

一つ例として参考画像を作ったので見てみましょう。
例えば次のようなイメージ、見覚えがありませんか?

健康食品などの広告に出てくるパターンですが、多くの人が「確かに!そういう悩みある!」と思ってしまうのではないでしょうか。
このように決めてとなるシーンなどで、このバーナム効果を活用することでより高い訴求力を発揮できます。


シャルパンティエ効果
シャルパンティエ効果、これは前提知識に引っ張られて物事を捉えてしまう事です。

例えば、次の2つを比べてみてください。
①血に飢えた人喰いザメ
②血に飢えた人喰いめだか


直観で上の二つを比べた時に「怖い!!」と思うのは①の「血に飢えた人喰いザメ」ですよね。
このように知識的に怖いという認識があるものに関しては「怖そう」と判断してしまう効果のことです。

つまり、多くの人の中に当たり前のように存在する認識を、逆手にとった、
「②血に飢えた人喰いめだか」的な要素を、コピーやデザインでアクセント的に使う事で、逆に人を注目させる効果を発揮させることができます。

 

まとめ

いかがでしたか。
今回は心理学を織り交ぜたデザインやコピーのコツについてご紹介しました。


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