SQLを使用したビッグデータ分析について

2024/07/13

皆さんはSQLというワードをご存じでしょうか。
昨今のビジネスでは、データ活用への注目度が高まっており、そんなデータ活用に欠かせない存在がSQLです。
今後ビッグデータ分析をしていく上でも、とても重要になってくるワードの一つでしょう。
SQLとビッグデータについて知りたいという方は、一読の価値ありです!

SQLとは?

SQLとは、「Structured Query Language」の略称で、データベース管理のための標準的な言語です。
SQLはデータベースを操作する言語であり、厳密にはプログラミング言語ではありません。
大量のデータから、必要な情報を効率的に抽出し
データベースにデータを挿入したり、検索したりする際に利用します。
データベース上には、数万から数百万件ものデータが保存されていますが、SQLを使うことで効率的に操作をすることが可能です。

ビッグデータとは?

ビッグデータとは、さまざまな種類や形式のデータを含んだ膨大なデータ群を指します。
一般的に下記の3つの「V」を高い基準で備えているといった特徴を持ちます。

①データの量(volume)
②データの種類(variety)
③データの処理速度(velocity)

また最近では、これに加え、データの正確性(Veracity)とデータの価値(Value)が加えられるようにもなっています。

SQLを使用したビッグデータの活用事例

活用事例として、下記があります。
・顧客行動の分析
・在庫管理の最適化
・市場トレンドの分析

身近な事例としては、ICチップ付きの交通カードがあります。
Suica・PASMOといったICチップ付きの交通カードですが、利用者が電車に乗る際の支払いに使われるだけではなく、タッチした際の情報が鉄道会社に送られ、旅行業などの自社内システムでデータ活用されています。
また、これらのカードを使用して買い物をすると、「誰が」「どこで」「何を」買ったのかといったデータが自動的に蓄積されています。

このようなデータ分析を通じて、
ビジネスの効率化、リスクの低減、新しい市場開拓の発見などが行うことができます。

まとめ

SQLは、ビッグデータを活用して意思決定を行う上で必要不可欠なツールです。
SQLの知識と技術を身に付けることで、ビジネスにおける競争を優位に進め、新たな価値を創造することができます。
この記事がSQLとビッグデータを知るきっかけとなれば幸いです。

シェア
ツイート