Googleアナリティクスのパラメータ『UTMパラメータ』の作り方

2024/10/05

今回はGoogleアナリティクスのパラメータである、UTMパラメータの概要から
作り方までをご紹介いたします!
UTMパラメータは「GAパラメータ」とも呼ぶので覚えて置きましょう。
[※以降UTMパラメータと記載]

 

UTMパラメータとは?

まずUTMパラメータとは何なのかという事を簡単に説明します!
UTMパラメータは、主にGoogleアナリティクスで使うパラメータで、ウェブサイトへのトラフィックの出所を追跡するための特定のクエリ文字列です。
広告配信などで成果を上げているかを分析するために、UTMパラメータを使うことで、どの広告やSNS投稿、メールキャンペーンなどが最も効果的であるかを知ることができます!

 

UTMパラメータの種類一覧

UTMパラメータには以下の項目があります。
それぞれのパラメータは、トラフィックの出所や詳細情報を追跡するために使われます。

◎utm_id
訴求ごとにIDを付与する事でこれがどのような訴求なのかGA上で判別することができます。

◎utm_source
どこからのトラフィックなのかを判別することができます。

設定例

Google広告:utm_source=yahoo

Meta広告:utm_source=meta

◎utm_medium
トラフィックが発生したメディアがどのような種類のメディアなのか判別することができます。

設定例

リスティング広告:utm_medium=cpc

ディスプレイ広告:utm_medium=display

◎utm_campaign
キャンペーンごとに名前を付けて設定することでどのようなキャンペーンからの流入なのかを判別することができます。

◎utm_term
検索広告で設定したキーワードごとの成果を確認することができます。

◎utm_content
クリエイティブごとに設定することで、どのクリエイティブからの流入なのか判別することができます。

 

UTMパラメータの作成方法

UTMパラメータを作成する際は、URLの後に「?」をつけて、前項で紹介したパラメータを追加します。
例えば、夏のセールの広告をGoogle検索広告で展開している場合、以下のようなURLになります。

『https://example.com/?
utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=summer_sale

※UTMパラメータはスペースを「+」や「%20」に変換する必要があるため、入力には注意しましょう!

 

デフォルトチャネルグループの定義

Googleアナリティクスでは、トラフィックを「デフォルトチャネルグループ」という分類で自動的にグループ化しています。
UTMパラメータを適切に設定することで、これらのチャネルグループにデータが正確に分類されます。下記は、主なデフォルトチャネルグループの定義です。

◎Direct
直接URLを入力したり、ブックマークからアクセスした場合に分類されます。
UTMパラメータがない場合もこちらに分類されます。

◎Organic Search
検索エンジンからの無料検索トラフィックです。

◎Paid Search
有料の検索広告(Google広告等)からのトラフィックです。
utm_mediumを「cpc」や「ppc」に設定することで分類されます。

◎Social
Meta、X、インスタグラムなどのSNSからのトラフィックです。
utm_mediumを「social」や「social-media」と設定すると分類されます。

◎Email
メールからのトラフィックです。
utm_mediumを「email」に設定します。

◎Referral
他のウェブサイトからのリンクによるトラフィックです。
utm_mediumを設定しなければ、自動的にReferralに分類されます。

◎Display
バナー広告などのディスプレイ広告からのトラフィックです。
utm_mediumを「display」と設定します。

◎Other Advertising
utm_mediumを「cpv・cpa・cpp・content-text」などに設定した場合、ここに分類されます。

◎Affiliates
アフィリエイトパートナーからのトラフィックです。
utm_mediumを「affiliate」に設定します。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回はGoogleアナリティクスのパラメータである、
UTMパラメータ(GAパラメータ)の作り方をご紹介しました。

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