【Meta広告】アスペクト比のベストプラクティスを解説!

2025/08/01

デジタルマーケティングにおいて、視覚的要素はユーザーの関心を引き、ブランドの印象を大きく左右します!
なかでも広告の「アスペクト比(縦横比)」は、プラットフォームや配置ごとに最適な表示を行うための重要なパラメータです。Meta(Facebook/Instagram)広告では、多様な配置が存在し、それぞれ適した比率が異なるため、アスペクト比を意識しないと、広告が切れて表示されたり、スマホ画面で余白ができたりしてしまう可能性があります!

今回は、Meta広告におけるアスペクト比のベストプラクティスを、概要と共にご紹介します!

 

アスペクト比のベストプラクティス

モバイル向けの広告では、注目を集めやすくするため、画像と動画をできるだけ画面いっぱいに表示する必要があります!
さまざまな広告配置とフォーマットに最適なアスペクト比を選択し、どの広告配置がどのアスペクトに対応しているのかを確認しましょう!

下記に配置とフォーマットの推奨アスペクト比をご紹介していきます!

1. 各配置に応じた推奨アスペクト比
Metaビジネスヘルプでは、主要な配置ごとに以下のようにアスペクト比を推奨しています(推奨されるフォーマット)

◎フィード配置
画像と動画の両方で1:1と4:5のアスペクト比がサポートされています。
※注 シングル画像広告をFacebookフィードとInstagramフィードの広告配置に配信するには、
4:5の縦型がおすすめです!

◎ストーリーズとリールの配置
ほとんどの利用者はスマートフォンを縦にして使うため、
画面全体に表示される9:16がおすすめです!

◎カルーセルフォーマット
画像ではアスペクト比1:1または4:5がおすすめです!
商品画像の場合、自動調整されないようにアスペクト比を一定(すべて1:1または4:5など)にするとよいでしょう。
カルーセル内の動画には正方形の1:1を使用し、すべて同じアスペクト比にすることがおすすめです!
※注 アスペクト比4:5に対応しているのは、カルーセルフォーマットで作成され、カタログの商品画像を使用しているAdvantage+ カタログ広告のみです。

◎インストリーム動画
広告が表示される動画にフィットするよう、横型(16:9)がおすすめです。

◎Meta Audience Network配置
縦型(9:16)がおすすめです!

たとえば、カルーセル広告ではユーザーがスライドしやすいよう、1枚ずつ統一された比率にすることが望ましいとされています!


2. アスペクト比を守るメリット
◎表示の最適化
指定比率を守ることで、余計なトリミングや余白の発生を防ぎ、広告クリエイティブが意図通りに表示されます。

◎エンゲージメント向上
ビジュアルが整っていることで視認性が高まり、クリック率やCVRの向上が期待できます。

◎配信効率の改善
広告品質スコアへの寄与や、入札効率向上に繋がる可能性があります。


3. ファイル仕様・推奨値
◎ファイル形式
JPEGまたはPNG(静止画)、MP4またはMOV(動画)

◎最大ファイルサイズ
静止画は30MB以下、動画広告は4GB以下が目安

◎解像度
例えば1:1では最低1080×1080px、4:5では1080×1350pxなど、高解像度が望ましい

これらの仕様を遵守することで、広告のビジュアル品質を保ちつつ、ユーザーに洗練された印象を届けられます。

 

よくある質問

Q1. 「1:1 と 4:5 の違いは何ですか?」
・1:1(正方形)
どのデバイスや配置でも汎用性が高く、安心して使える比率です。

・4:5(縦長)
フィード上で画面占有率が高くなり、スクロール中の注目度が向上します。ただし、Instagramのカラム設定や一部配置ではトリミングされることもあります。

Q2. 複数配置で同じクリエイティブを使う場合はどうする?
カルーセル、フィード、ストーリーズなどで同一素材を使うときは

・それぞれに最適なサイズでビジュアルを作成し、同じファイル名・内容で出し分ける

・汎用性優先なら、1:1 をメインにして他は補足素材を使う

・シングル素材配信なら、縦長ビジュアル(例:4:5 や9:16)で幅広く展開するのが一般的

Q3. 動画広告でも推奨アスペクト比は同じですか?
はい。動画広告でもストーリーズ/リールは 9:16、フィード系は1:1または4:5、さらにニュースフィード横長では16:9 や4:5など、配置に応じて最適な比率を選びます。

Q4. アスペクト比を守ったのにトリミングされるのはなぜ?
・配信される環境のOS・アプリバージョンによってトリミング処理が異なる

・一部配置では自動で上下をカットして中央表示される仕様である

・高解像度の要件未達(例:1080px未満)により、自動リサイズでズレが生じる

この場合、事前にプレビューで確認すること、トリミング換算して余白を保持するなどが有効です。

Q5. 静止画広告と動画広告でアスペクト比に差はありますか?
基本ルールは共通ですが、動画はフレーム内の情報量(テキスト量・動きの要素)が多いため、構成や余白の取り方が静止画よりも重要になります。9:16縦長の場合、タイトル・CTAを画面下部に置く際は端末UIが重なる可能性を考慮し、上下10〜14%ほどの余白を設けるのがおすすめです。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は、Meta広告におけるアスペクト比のベストプラクティスをご紹介しました。

アスペクト比は「ただの数値」と思われがちですが、視認性・品質・訴求力すべてに影響を与える重要な指標です!
しっかり取り入れることで、広告効果を底上げし、コスト効率も改善されるでしょう!

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