2025/11/11
「費用対効果の低い深夜の配信を止めたい」
「コンバージョン率が高い時間帯だけに予算を集中したい」
SmartNews Adsの運用で、そう感じたことはありませんか?
この課題を一気に解決する為に「広告スケジュール機能(時間帯配信機能)」が、2025年11月12日(水)頃に実装されると先日SmartNewsからリリースされました。
これまでの「日単位」の配信設定から脱却し、1日の時間帯を最大6分割してコントロールすることで、広告予算の無駄を徹底的に削減し、ROI(投資対効果)を最大化することが可能になります。
今回は、SmartNews Adsで新たに追加される広告スケジュール機能(時間帯配信機能)について、ご紹介します。
💡 なぜ今、この機能が必要なのか?(従来の配信設定との違い)
これまでのSmartNews Adsの配信設定では、「開始日と終了日」および「時刻」を設定できましたが、1日の中で特定の時間帯だけ配信を止めたり、再開したりする柔軟な設定は困難でした。
ユーザーのニュース接触時間は日によって変動します。
例えば、「通勤時間帯は効果が高いが、深夜帯はコンバージョン率が下がる」といったデータがある場合でも、従来の仕組みでは深夜帯の配信を止めることができませんでした。
✨ 新機能がもたらす革新的な運用改善
新機能である「広告スケジュール機能」は、この課題を解決し、キャンペーンごとに1日の中で最大6つまで配信時間帯を設定することを可能にします。
■予算の無駄を削減
効果の低い深夜帯の配信を停止し、予算の浪費を防ぐ
■ROI(投資対効果)の最大化
データに基づき、CVR(コンバージョン率)が高いピンポイントな時間帯に予算を集中投下する
■ユーザー行動への最適化
「出勤前の準備時間」や「夕食後のリラックスタイム」など、ユーザーが SmartNews を見ている生活サイクルに合わせた配信戦略を実行する
📝 運用例:最大6枠を活かしたスケジュール設定
キャンペーンごとに最大6枠まで設定できる柔軟性を活かした運用例をご紹介します。
【配信時間帯と運用意図の例】
- 07:00 〜 09:00: 通勤・通学時間。朝の情報収集ニーズが高い層をターゲティング。
- 12:00 〜 13:00: ランチ休憩中。手軽に情報を消費する層へのリーチを強化。
- 19:00 〜 21:00: ゴールデンタイム。帰宅後のリラックスタイムでコンバージョンを狙う。
- 22:00 〜 23:30: 就寝前。夜型ユーザーや熟考して商品購入を決める層へアプローチ。
【重要な注意点】
- 配信時間帯は最大6つの異なる枠で設定できます。
- 設定は全曜日共通で適用されます(月曜も日曜も同じ時間帯で配信)。
⚠️ 現在の仕様と今後の展望:曜日別設定について
本機能は非常に有用ですが、現時点では曜日単位での時間帯設定には対応しておりません。
例えば、「平日は朝配信、土日は終日配信」といった設定はできません。
現在の仕様では、設定した配信時間帯は、全曜日に共通して適用されます。
今後の対応予定: 曜日単位での配信設定は今後のアップデートで追加される予定です(リリース日程は未定)。
✅ リリース情報と対象アカウント
開始時期: 2025年11月12日(水)頃(JPリージョンでのリリース)
対象アカウント: 広告マネージャー v2の全ての広告アカウント
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 広告配信スケジュールは日予算にどのような影響を与えますか?
A. スケジュールを設定すると、SmartNewsは設定した時間帯の中で、その日の予算を使い切るように配信を行います。
ただし、配信時間を短く設定した場合や、広告主の出稿が集中する時間帯に設定した場合は、24時間配信を行うキャンペーンに比べて、予算を使い切れないことがあります。
Q. 広告配信スケジュールのタイムゾーンは変更できますか?
A. スケジュールのタイムゾーンは、広告アカウントに登録されているタイムゾーンに固定されています(日本のアカウントであれば日本時間)。
現時点では、スケジュール設定のタイムゾーンを手動で変更することはできません。
まとめ
今回は、SmartNews広で告新たに追加される広告スケジュール機能(時間帯配信機能)、ご紹介しました。
SmartNews広告の「広告スケジュール機能」は、SmartNews Adsにおける運用効率を一段階引き上げる為に有効な機能です。
リリース日である2025年11月12日(水)頃に備え、まずは既存のキャンペーンデータを確認し、「どの時間帯が最も効率が良いか」「どの時間帯の配信を停止すべきか」を分析することから始めてみましょう。
そして、広告配信に有効な時間帯があれば、この機能を利用して、SmartNews Adsでの広告効果を最大限に引き出しましょう。
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