2026/01/22
先日、LINEヤフー株式会社から2026年1月21日(予定)より、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における計測タグの提供範囲を拡大するというリリースがありました。
このアップデートによって、LINEヤフーが提供する各サービスのアセットを一括管理する基盤である「LINEヤフー ビジネスマネージャー」上で計測タグの管理が可能になるほか、LINE公式アカウントとのデータ連携が強化されます。
今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における計測タグの提供範囲を拡大するというリリースについて、ご紹介します。
アップデートの主な内容
今回の変更により、主に以下の3点が可能になります。
1. 「LINEヤフー ビジネスマネージャー」での一元管理
これまで広告管理ツール内で行っていた計測タグの発行や管理が、認証済みの「LINEヤフー ビジネスマネージャー」上で行えるようになります。
これにより、組織やサービスをまたいだアセット管理が容易になります。
2. LINE公式アカウントとのデータ共通利用
同一のビジネスマネージャーに接続されている「ディスプレイ広告」と「LINE公式アカウント」において、共通の計測タグを利用できるようになります。
サービスを横断して蓄積されたデータを活用することで、より精度の高いマーケティング施策の実現が期待できます。
3. 計測タグの自動移管
ディスプレイ広告アカウントをビジネスマネージャーに接続すると、既存の計測タグは自動的に移管されます。
移管完了後、タグの新規発行や「詳細マッチング」の設定変更などは、ビジネスマネージャー側の画面から操作することになります。
実施スケジュール
実施予定日: 2026年1月21日(水)
※日程は変更となる可能性があります。
従来の管理ツール(ビジネスセンター等)との違い
今回のアップデートで利用する「LINEヤフー ビジネスマネージャー」は、従来のツールと以下のように棲み分けられます。
- LINEヤフー ビジネスマネージャー: LINEとYahoo!のデータを統合・横断管理する基盤(今回の変更対象)。
- Yahoo!ビジネスセンター: 従来通り、Yahoo!広告のアカウント権限や請求情報の管理に使用。
- Yahoo!広告 管理ツール: 従来通り、広告の入稿や運用管理に使用。
タグ管理の場所が「ビジネスマネージャー」に集約されますが、広告運用や請求管理のフローが直ちに変わるものではありません。
今後の運用の変更点と注意点
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)での計測タグ提供範囲の拡大に伴い、ディスプレイ広告をご利用中の担当者様は以下の点に注意する必要があります。
- 設定操作の変更: 2026年1月21日以降、計測タグの新規発行や詳細設定の変更は、従来の広告管理ツールではなく「LINEヤフー ビジネスマネージャー」上で行う形に移行します。
- タグの貼り替えは不要: 既存の計測タグは自動的に移管されるため、Webサイトに設置済みのタグを貼り替える必要はありません。
- 事前準備: 管理権限を適切に移行させるために、対象の広告アカウントを認証済みのビジネスマネージャーへ接続しておく必要があります。
なお、計測タグの表示やイベント受信履歴の確認については、引き続き従来の広告管理ツールとビジネスマネージャーの両方で行うことが可能です。
よくあるご質問(FAQ)
Q:既存の計測タグをWebサイトから貼り替える必要はありますか?
A: いいえ、その必要はありません。
既存のタグは自動的にビジネスマネージャーへ移管される為、現在設置されているタグはそのまま引き続きご利用いただけます。
Q:Yahoo!ビジネスセンターとは何が違うのですか?
A: Yahoo!ビジネスセンターは「広告アカウントの契約や権限」を管理するツールですが、LINEヤフー ビジネスマネージャーは「サービスを横断したデータやアセット(タグ等)」を管理する基盤です。
今回のアップデートにより、タグ管理の役割が後者に集約されます。
Q:LINE公式アカウントを持っていない場合でも対応は必要ですか?
A: はい。
LINE公式アカウントとの連携予定がない場合でも、今後の計測タグの発行や詳細設定の変更には「LINEヤフー ビジネスマネージャー」が必要になる為、認証済みのビジネスマネージャーの準備とアカウント接続が推奨されます。
Q:実施日以降、広告管理ツールからタグの設定は一切できなくなりますか?
A: 設定変更(新規発行や詳細マッチングの変更など)はビジネスマネージャー側で行う必要があります。
ただし、タグの表示や受信履歴の確認については、引き続き広告管理ツール上でも可能です。
まとめ
今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)における計測タグの提供範囲が拡大される件について、ご紹介しました。
今回の「計測タグ提供範囲の拡大」における重要ポイントは以下の3点です。
- 管理場所の移行: 2026年1月21日より、タグの管理権限は「LINEヤフー ビジネスマネージャー」へ集約される。
- 既存タグへの影響: 自動移管されるため、サイト側の貼り替え工事(タグの差し替え)は発生しない。
- 連携の強化: 同一のビジネスマネージャーに紐付けることで、LINE公式アカウントとのデータ共通利用が可能になる。
運用担当者の方は、実施日までに「認証済みビジネスマネージャー」の準備状況と、対象広告アカウントの接続設定を再確認しておくことをお勧めします。
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