2020/08/19
Google電話専用広告とは
広告からサイトへ誘導するのではなく、モバイルの検索結果から直接電話がかけられる検索広告です。(電話の発信が可能なデバイスにのみ表示されます。)
電話での問合せを促進することができる為、電話問い合わせ件数を目標に広告配信をする場合におすすめです。
テキスト広告と同じく、広告が表示されたときではなく広告がタップされたときに費用が発生します。
仕組み
テキスト広告同様、オークションで広告掲載枠を獲得して広告が表示されます。
ユーザーに広告をタップされたとき、ユーザーのモバイルデバイスに、設定した電話番号またはGoogle広告専用転送電話番号(※)が表示されます。ユーザーは、発信ボタンをタップして通話します。
※Google広告専用転送電話番号
Google独自の電話番号で、広告に使用すると、会社や店舗への電話のトラッキングすることができます。
・アカウント設定で通話レポートを有効にして使用
・Google広告用の固有の電話番号がGoogleから割り当てられる
・この番号にかけると自動的に会社や店舗の電話番号に転送される
・トラッキングをするので、広告掲載の結果確認ができる
・元々の会社や店舗の電話番号とは違うものになるので注意が必要
(参考:Google広告ヘルプ/Google 広告専用転送電話番号
https://support.google.com/google-ads/answer/2382961?hl=ja#)
入稿規定
参考:Google広告ヘルプ/電話専用広告について
https://support.google.com/google-ads/answer/2382961?hl=ja#
メリット
・ユーザーが広告をタップするだけで直接電話がかけられる為、電話での問い合わせを促進できる
・通話レポートで掲載結果の測定が可能
通話レポートについては、こちらをご覧ください。
(Google広告ヘルプ/通話レポートについて https://support.google.com/google-ads/answer/2454052)
・費用が発生するのは広告がタップされた場合のみ
・広告表示オプションが利用可能
注意点
・電話ができるデバイスにしか広告は表示されない
・広告主は、ユーザーの電話番号を知ることができない為、連絡先を確認しておかないと折り返し連絡できない
・ビジネス名が不正確であったり、宣伝の対象となるビジネスを適切に表していない、または似たようなビジネスとの区別がつかないようなビジネス名では承認されない
また、ビジネス名にプロモーションの文言を含めることはできない
※例:●●(←ビジネス名)パソコンを購入 ●●(←ビジネス名)セール中など
参考:Google広告ポリシーヘルプ/電話広告の要件
https://support.google.com/adspolicy/answer/6130299
まとめ
今回は、「Google電話専用広告」について説明いたしました。
ユーザーが広告をタップするだけで電話がかけられる為、電話での問い合わせを促進することが可能となる電話専用広告、注意点も踏まえた上で電話での問い合わせ件数を目的とする広告配信を考えている方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。