【LINE広告】LINE広告の精度をさらに高める「クロスターゲティング」

2020/09/01

クロスターゲティングとは

LINE公式アカウントやLINEポイントADで取得したデータを、LINE広告での配信に活用できる機能です。
これまでは「LINE公式アカウント」「LINE広告(旧LINE Ads Platform)」はそれぞれ別のプロダクトとされていましたが、2020年1月にクロスターゲティング機能が登場したことにより、プロダクトを横断したデータを相互利用することが可能になりました。

例えば、LINE公式アカウントには友だち追加されたユーザーのアクションデータ(メッセージの開封やクリック)が蓄積されています。このデータをLINE広告のリターゲティング配信に活用することで、精度の高い配信が実現できます。

【画像引用元】LINEforBusiness

 

現在時点では、LINE公式アカウント・LINEポイントADのデータをLINE広告への活用だけですが今後は、各サービスを通じて取得したデータの相互利用、より高精度なユーザー属性の分析や位置情報データの活用、サービスを横断したクロスレポーティングなど、機能の拡充と精度改善が予定されています。

 

クロスターゲティング 3つの活用例

クロスターゲティングを使えば、下記のようにオーディエンスデータを活用することができます。

 

1.メッセージ未開封のユーザーを対象にリーチを広げる

LINE公式アカウントで配信したメッセージを開封したユーザーを除外して広告を配信することで、
ターゲティング精度を高めながら効率良くリーチを広げられます。

 

2.商品を購入する可能性が高いユーザーへの広告配信

ユーザーが自身のLINEアカウントとECサイトなどのサービスとのID連携を行っている場合、
購入頻度が高い、または購入金額が多いユーザーのデータを類似拡張して広告を配信することができます。
より確度の高いユーザーに向けて、商品購入の訴求が可能です。

 

3.類似拡張を使って、優良な友だちを獲得

LINE公式アカウント内で、メッセージ開封やリンク先へ遷移したユーザーのデータを類似拡張し、
LINE広告を通じてLINE公式アカウントの友だち獲得を促す「Cost Per Friends(CPF)」を配信することができます。
ロイヤルティーの高いユーザーを獲得するとともに、継続的なコミュニケーションにつなげられます。

 

「クロスターゲティング」の設定方法

LINE公式アカウントからLINE広告にオーディエンス(広告の配信対象)データを共有するためには、「LINE Official Account Manager」にログイン後、管理画面上でオーディエンスの共有設定をONにする必要があります。

【画像引用元】LINEforBusiness

その上で「LINE Ad Manager」にログインすると、管理画面上でLINE公式アカウントから共有されたオーディエンスデータや、その推定サイズを確認することができます。リストの中にある「オーディエンス名」をクリックすると、各オーディエンスデータの生成元(LINE公式アカウント、LINEポイントADなど)やデータが無効になる日など、詳細な情報を確認することができます。

 

【画像引用元】LINEforBusiness

LINE公式アカウントで作成したオーディエンスデータは、共通のLINE公式アカウントに紐づく全ての広告アカウントに共有されます(LINE広告からはオーディエンスデータの共有設定のON/OFFはできません)。

 

【参照サイト】LINEforBusiness

 

まとめ

サービスを横断したデータ活用することで、精度の高いターゲティングを可能にするクロスターゲティング。「公式アカウントはあるけど、LINE広告はまだ実施したことがない」という方はLINE公式アカウントのデータを活用したLINE広告をこの機会にぜひチャレンジしてみてください。

また、「LINE広告を配信してみて友だち数は増えたものの購入、来店などのアクションに繋がらない」「新規顧客獲得に悩んでいる」「広告を配信してみたかった」という方にもぜひ活用して欲しいです。

BOPコミュニケーションズでは、LINE広告の運用代行を行っておりますので、LINE広告に興味があれば気軽にご相談ください。

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