2020/11/29
競合他社の集客施策を調査していますか?
昨今、WEB広告の需要が伸び、WEBを使った集客を行っている企業が益々増加している傾向があります。
WEBを活用することでより効率的に集客を行うことができますが、競合他社の動向を調査できているのでしょうか。
WEBは、集客を効率的に行う一方で競合の動向調査も容易に行うことができ、競合が行っている施策によっては顧客を奪われることに繋がります。
また、競合他社が行っている施策は、事業が似ている為、自社の集客に活用することも可能でしょう。
その為、競合調査を行うことは、非常に重要となります。
まずは、ポジショニングマップを作ってみましょう
競合分析を行うにあたって、まず必要なのは、自社の立ち位置がどこにあるかを把握することです。
その為、自社の立ち位置を明確にする為にポジショニングマップを作成して、自社の立ち位置を明確にしましょう。
自社の立ち位置を明確にすることで、事業の集客施策で何が足りていないのか、他社の動向と比較して伸びしろがどれくらいあるのか把握することが可能となります。
下記は、弊社のツールで抽出したポジショニングマップとなり、横軸がサイトのトラフィックとなっており、縦軸が6ヶ月前のトラフィックと比較した成長率となっております。
その為、左下のポジションにある企業であれば、トラフィックが少なく半年前と比較した成長率も低いということになります。
その為、左下のポジションにいる立ち位置であれば、新たな動きをしないと競合との競争に勝つことは難しい状況と言えます。
このようにポジショニングマップを作成することで自社が進むべき方向性を決めることができる為、ポジショニングマップを作ることは非常に重要となります。
競合他社との集客キーワードを比較
競合他社の集客施策調査を行うにあたって、様々な施策を調査する必要がありますが、今回は検索エンジンの競合調査についてご紹介します。
検索エンジンの競合調査を行うにあたって重要なのは、自社と競合他社を比較することだと考えられます。
自社の流入キーワードと競合の流入キーワードを比較することで、自社で集客ができていない見込み顧客を集める為のキーワードの把握ができます。
また、競合他社が優位性をもって集客できているキーワードを把握することができれば、今まで競合他社が集客できていて自社では集客できなかった見込み顧客の集客が可能となります。
その為にも、まずは集客キーワードの重複性を把握する必要があるでしょう。
それは、競合とのキーワードの重複性を把握することで競合との乖離がどれくらいあるのかを確認することができ、目標となるものも見えやすいと考えられます。
キーワードの重複性を把握できたら、次に競合が具体的にどのようなキーワードで集客をしているのかを把握する必要があるでしょう。
まずは、共通して集客できているキーワードを把握して、双方でのSEO順位を把握することで、優位性があるキーワードと優位性がないキーワードを把握することができる為、既存流入のキーワードで強化すべきキーワードを把握することができます。
■共通キーワード
共通して流入しているキーワードの優位性を把握できたら、次は自社サイトに誘導できていないキーワードを把握する必要があります。
競合他社が誘導できていて、自社サイトで誘導できていないキーワードの中には、自社サイトにマッチしていないキーワードも多々存在します。
その為、欠けているキーワードの抽出ができたら、まずは欠けているキーワードの選別を行い、自社サイトで強化すべきキーワードなのかを検討する必要があります。
そのようにすることで、有効なキーワードの発掘が可能となります。
■欠けているキーワード
強化するキーワードを発掘できたら
強化したいキーワードの発掘ができたら、次はそのキーワードでの集客施策を検討する必要があります。
集客施策としては、主に下記の施策が考えられます。
・リスティング広告を活用して、集客を行う
・コンテンツマーケティングの施策として、記事(コラムなど)を制作して集客を行う
・強化キーワードのSEO対策を行う
短期的な施策としては、リスティング広告を活用して集客を行うことが非常に有効となります。
しかし、リスティング広告では費用が発生する為、集客したいキーワードが収益に繋がりやすいかを検討する必要があるでしょう。
長期的な施策としては、コンテンツマーケティング施策として、記事を制作して集客を行うかSEO対策を行ってSEOの順位を上げるという方法があります。
コンテンツマーケティング施策では、SEO対策での集客をベースにしている為、すぐにSEOの順位が上昇して集客ができるわけではありません。
また、強化キーワードを念頭においた記事を制作したからといって、必ずしも順位が引き上がるというものでもありません。
そのことを念頭において、対策を行っていきましょう。
SEO対策を行うにあたっても、すぐにSEOの順位を上げることはできない為、長期的に対策を行っていく必要があります。
その為、重要なキーワードについては、短期施策と長期施策の双方を実施する必要があるでしょう。
最後に
BOPコミュニケーションズでは、リスティング広告の運用に競合他社分析のデータを活用しています。
競合分析を行うことで集客施策の改善を行うことが可能となります。
競合分析を行い、集客施策の改善に繋げたいと考えている方は、お気軽にご相談ください。