2021/04/01
【Google広告】スマートアシストキャンペーンとは
Google広告のスマートアシストキャンペーンとは、リスティング広告をはじめたいけど、専門知識がない場合や、中小規模の企業で、ウェブ広告の担当者がおらず手が回らない、広告に費やす工数はできるだけ少なくしたいなどの場合に役立つGoogle広告のキャンペーンです。簡単な設定のみで簡単にはじめることができ、その後の運用もGoogle広告の機械学習にほとんどお任せできるので「初心者だけどリスティング広告を出稿してみたい」という方はぜひ、参考にしてみて下さい。
スマートアシストキャンペーンと通常の検索キャンペーンの違い
スマートアシストキャンペーンは、広告アカウントの状態が「スマートモード」という時に作成できます。まず、広告アカウントを登録すると、初期段階では「スマートモード」になっているかと思います。管理画面上で「エキスパートモード」に変更することで通常のキャンペーンを作成することができます。しかし、「エキスパートモード」に変更後は「スマートモード」に変更することができなくなります。また、スマートアシストキャンペーンと、通常の検索キャンペーンの違いは、キーワードの細かな設定がない点や、グループというくくりがない点などの違いがあります。
引用:【Google広告】スマート アシスト キャンペーンを他の Google 広告キャンペーン タイプと比較する
スマートアシストキャンペーンの設定方法
スマートアシストキャンペーンは、下記のような項目を設定することで簡単に作成できます。
①広告の目的
ビジネスに合わせた広告の目的を以下の3つから選択します。
・電話問い合わせを増やす
・ウェブサイトでの商品購入や申し込みを増やす
・店舗の集客数を増やす
②お店・サービス名
お店や取り扱っているサービスの名などを入力します。
③ウェブサイト
広告で集客したいウェブサイトのURLを入力します。
④ウェブサイトの確認
入力したウェブサイトが表示されるので、違うページを入力していないか確認します。
⑤広告
広告のテキストを入力します。あらかじめ広告見出しと説明文に自動であらかじめテキストが入力されていますが、追加や編集が可能です。
⑥キーワードテーマの設定
どのようなキーワードテーマが検索されたときに広告を配信するか設定します。自分のビジネスに合うキーワードテーマを選択します。「キーワード」ではなく「キーワードテーマ」なので、設定したキーワードに関連する場合も広告が表示される可能性があります。
⑦配信地域
広告を表示する地域や国を選択します。例えば東京と大阪府のユーザーにだけ表示させたい場合は上記のように東京と大阪府を選択します。また、自社から付近何kmまで等も設定可能です。
⑧広告費
1日に使用する広告費を選択します。自動で作成された予算のプランから選択もしくは、任意の予算を設定することも可能です。
⑨キャンペーン全体の確認
最後に入力した内容の一覧が表示されますので入力内容が間違っていないか確認し「次へ」を選択します。
スマートアシストキャンペーンを活用するメリット
✔設定項目が少ないので手軽にはじめられる
✔広告配信後もGoogleの機械学習が自動運用してくれる
✔リスティング広告の専門知識がなくてもはじめられる
スマートアシストキャンペーンの注意点
✔キーワードや除外設定などの細かい設定ができない
✔複数の広告を出した場合、各広告ごとの表示回数やクリック数などを確認できない
まとめ
今回はスマートアシストキャンペーンをご紹介しました。専門知識や面倒な設定がほとんどいらず手軽に始められますが、その分細やかな設定や、効果検証などしづらくなります。どのような広告やキーワードが、費用対効果が良いのかなどを検証したり、リスティング広告で本格的に広告効果を向上させたいとなると、専門的な知識や、工数もある程度必要になってきますので、リスティング運用代理店に依頼することをおすすめします。
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