【Yahoo!ディスプレイ広告】YDAで使える5つのターゲティング方法について

2021/06/01

先日のコラムで、Googleのディスプレイ広告で使えるターゲティング方法一覧をご紹介しました。
【Google広告】どれを使えばいいの?ディスプレイ広告のターゲティング種類について

今回のコラムでは、Yahoo!のディスプレイ広告(運用型)で利用できるターゲティングにはどんなものがあるかご紹介していきます。

Google同様、「人のターゲティング」と「配信面のターゲティング」が可能

Yahoo!ディスプレイ広告でも、「人のターゲティング」「配信面のターゲティング」を行うことができます。
「曜日・時間帯/デバイス/地域/性別/年齢」といった基本設定の他に、ターゲティング種類は大きく分けて下記の5種類があります。

■人のターゲティング
・オーディエンスカテゴリー
・サーチキーワード
・サイトリターゲティング

■配信面のターゲティング
・サイトカテゴリー
・プレイスメント

次の項目から、詳細を説明していきます!

 

「カテゴリに含まれるユーザー」を指定できるオーディエンスカテゴリー

名前の通り、特定のカテゴリーに含まれるユーザーに対して広告を配信できます。
YDNでは「インタレストカテゴリー」だったターゲティングが、ディスプレイ広告(運用型)では「オーディエンスカテゴリー」に変わりました。

オーディエンスカテゴリーは、大きく3種類のカテゴリータイプに分かれています。

■興味関心
商品やサービスに興味関心がある、潜在層ユーザーに対して広告配信ができます。
潜在顧客の集客や、ブランドの認知アップに活用できます。

 

■購買意向
「商品の検索」「商品をカートに入れる」「旅行などの計画を立てている」など、購買検討を行っている顕在層ユーザーに対して広告配信できます。
見込み顧客の獲得に活用できます。

 

■属性・ライフイベント
・家族構成、年収、学歴、仕事などの特定の属性を持っているユーザー
・結婚、就職などの大きなライフイベントを迎える/迎えたユーザー
のように、ユーザーの属性/状況に合わせた広告の配信ができます。

 


また、オーディエンスカテゴリーは、「興味関心と購買意向」のように、カテゴリータイプをまたいで設定することが可能です。
その場合は「OR条件」で設定が行われます。

 

「ユーザーが検索したキーワード」でターゲティングするサーチキーワード

Yahoo!の各種検索機能上で、「ユーザーが過去に検索したキーワード」を利用してターゲティングを行えます。
キーワード単位での細かいターゲティングが可能で、潜在~顕在層まで、狙いたいユーザーを絞り込んで広告配信をすることができます。
また、検索広告で利用しているキーワードを活用することで、検索/ディスプレイで同じターゲットに重点的なプロモーションも可能です。

キーワードと合わせて、検索履歴がある期間/何回以上検索したか、を指定することができます。
・過去1日/3日/7日/14日/30日以内に検索履歴があるユーザー
・履歴の有効期間内に1回以上/2回以上/3回以上検索したユーザー

登録したいキーワードを検索し、候補一覧から配信キーワードを選択します。
ある程度の検索ボリュームがないとキーワード選択ができないため、注意が必要です。

 

「サイトの訪問ユーザー」に広告再配信をできるサイトリターゲティング

過去にサイトを訪問したことがあるユーザーに対して、再度広告を配信できます。
対象のサイト内にリターゲティング用のタグを設置しておくことで、訪問したユーザーを配信リスト化することができます。

訪問からの日数を「1日~最長540日間」まで設定できます。

■条件リスト
特定のページにアクセスしたユーザーに広告配信をすることができます。
条件は「URL/カスタムラベル/参照元URL/ページ種別/イベント種別/カテゴリーID/商品ID」から設定可能です。

■組み合わせリスト
作成したリストを組み合わせたリストを作成することができます。
例えば「サイトに訪問したユーザーへ配信」「サンクスページを見たユーザーは除外」とすることで、成約済みの人を除いたユーザーに広告配信が可能です。

■類似リスト
「元にするターゲットリストのユーザー層に類似した人」に広告を配信できます。
類似の拡張範囲を1~10のレベルで設定でき、類似度が高いユーザー~低いユーザーまでの幅を決めてリスト作成ができます。

■カスタムリスト
お客さまのメールアドレス/アプリ用の広告識別子を配信リストにできます。
既存のお客さまや問い合わせを行った人など、興味関心の高いユーザーに広告を配信できます。
また、アドレスを元に配信が行われるため、サイトに未訪問のユーザーに対してもアプローチが可能です。

アップロードしたアドレスデータは、Yahoo!の登録データと照合されてリスト化されます。
そのため、Yahoo!に登録のないユーザーはリストの対象外となり、最終的なリストはアップロードしたリスト人数よりも少なくなる場合があります。

 

「配信したいサイトのカテゴリ」を選択するサイトカテゴリー

配信したいサイトのカテゴリーを指定することで、広告配信面のターゲティングを行えます。
指定しない場合は、配信可能なすべての掲載面に広告が配信されます。

 

「配信したいサイトを直接指定」できるプレイスメント

広告を配信/除外するサイトのURLを指定して、広告配信面のターゲティングを行えます。
サイトだけではなく、スマートフォンアプリの個別URLの指定も可能です。

登録したURLは「前方一致/後方一致」で判定されて広告が出稿されます。

【例】登録URLが「yahoo.co.jp」
⇒前方が一致する「www.yahoo.co.jp/test」、後方が一致する「shop.yahoo.co.jp」にも広告が配信される。

 

また、登録URLにディレクトリが含まれる場合は、ディレクトリ部分まで一致した時に配信の対象になります。
【例】登録URLが「yahoo.co.jp/1」
⇒「yahoo.co.jp/1/2」は前方一致で配信される。
⇒「yahoo.co.jp/2」は、ディレクトリURLが違うため配信されない。

 

まとめ

今回は、Yahoo!のディスプレイ広告(運用型)のターゲティング方法についてご説明しました。

基礎設定になりますが、どのターゲティング方法を選ぶかで配信先も変わってきます。
これから広告配信を行いたい…というときに、ご参考にしていただけますと幸いです!


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