2023/01/04
Amazonスポンサーディスプレイ広告のコンテキストターゲティングで類似ターゲットの設定が可能に
近年、Amazonスポンサー広告では新たな機能が実装されていますが、Amazonスポンサーディスプレイ広告では大きくコンテキストターゲティングとオーディエンスの2つに分類されます。
Amazonスポンサーディスプレイ広告では、元々オーディエンスターゲットの中に広告商品に類似というターゲット設定がありました。
今回は新たにコンテキストターゲティングでも広告商品に類似というターゲット設定が追加されました。
今回は、コンテキストターゲティングで設定できる類似ターゲットについて、ご紹介します。
コンテキストターゲティングとオーディエンスでの類似ターゲットの違い
コンテキストターゲティングとオーディエンスでは、大きくターゲティングの性質が異なり、それぞれ下記の性質があります。
■コンテキストターゲティング
Amazonの商品ページに広告を配信するターゲット設定
■オーディエンス
ユーザーの過去の行動から広告配信するユーザーを選ぶターゲット設定
例:ユーザーの興味関心、ユーザーの訪問履歴など
上記のことから今回追加されたコンテキストターゲティングでの「広告商品に類似」というターゲットでは、広告配信を行う商品と類似した商品ページに広告配信を行うことができるターゲット設定と想定されます。
この機能を活用することで競合の商品ページに手軽に広告配信を行うことができるでしょう。
ただ、自社の商品で類似商品がある場合は、自社商品にも広告配信がされると想定される為、確実に競合商品に広告配信を行いたい場合は自社商品でネガティブターゲットの設定をするといいでしょう。
Amazonスポンサーディスプレイ広告では、リターゲティング広告の配信が伸びているかと思いますが、リターゲティング広告などのオーディエンス配信しているキャンペーンではコンテキストターゲティングの類似配信を設定することができないので、注意しましょう。
コンテキストターゲティングでの「広告商品に類似」設定方法
コンテキストターゲティングでの「広告商品に類似」をターゲットは、下記のフローで設定を行うことができます。
①キャンペーン作成で「スポンサーディスプレイ広告」を選択
②キャンペーン名・キャンペーンの開始日・終了日・1日の予算・広告グループ名などの必要な項目を入力
※終了日を設定して終了日設定によってキャンペーンが終了した場合は、キャンペーンの再開ができなくなる為、終了日は設定しないことをお勧めします。
③入札については、広告配信の目的に合わせて設定しましょう。
広告の目的に合わない設定にした場合は、想定通りの効果がでない場合があるので、注意しましょう。
④広告フォーマットを選択
※広告フォーマットは、画像でも動画でも設定が可能です。
⑤広告配信を行う商品を選択
商品が複数ある場合は、リストを入力から商品を入稿しても良いかと思います。
➅ターゲティングで「コンテキストターゲティング」を選択
⑦カテゴリーで「広告商品に類似」が追加されているかを確認して「キャンペーンを作成」をクリックして完了です。
※現状では、「広告商品に類似」がデフォルトで設定されるようになっているようです。
まとめ
今回は、スポンサーディスプレイ広告で広告配信商品と類似した商品ページに広告配信する方法について、ご紹介しました。
媒体の機能は日々アップデートされている為、情報のキャッチアップが難しい、アップデートされた機能をどのように活用すればいいのか分からないなどでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
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