2021/06/07
配置ごとのアセットカスタマイズとは
Facebook、Instagram、Audience Network、Messengerの各配置に合わせてクリエイティブアセットを調整できる機能です。この機能は、各配置のオーディエンスの行動やベストプラクティスに合わせて広告をカスタマイズしたり、できる限り多くの場所に広告を掲載できるようにする場合に使用します。※同じ広告セット・広告でも配置ごとに異なるアセット(広告の画像や動画、テキストなど)で入稿できます。
カスタマイズの例
異なるアセットを使用する
例えば、Facebookでは商品の画像や動画、Instagramではブランドの画像や動画をアップロードできます。
切り取りサイズを変える
配置ごとに異なるアスペクト比を使用することをおすすめします。例えば、ストーリーズの広告では縦型のアスペクト比を使用します。これは、画像や動画をモバイルスクリーン全体に表示して、利用者の注意を最大限に引き付けるためです。画像の重要な部分が中心に来るようにトリミングし、メッセージにフォーカスが当たるようにする。
編集した動画を使用する
例えば、Facebookストーリーズの動画の要件に合う短めの動画(1~15秒)をアップロードできます。
広告マネージャのツールを利用して動画を編集し、キャプションやサムネイルをカスタマイズします。
異なるテキスト、見出し、リンクを使用する
例えば、Instagramストーリーズでは短いコピーを使用すると効果的です。
配置ごとのアセットカスタマイズは配置ごと、もしくはグループ単位で設定を行うことができます。
グループは以下のように分類されており、それぞれ一括でカスタマイズできます。
配置ごとのアセットカスタマイズの設定方法
広告の作成、編集画面から編集したい配置にカーソルを合わせると編集ボタンが表示されますので、変更したい配置を選択して編集ボタンをクリックします。
画像・動画、テキスト、リンク先の内容の変更を行い保存ボタンをクリックします。
個別設定した内容が広告編集画面に表示されます。
さらに変更や追加する場合は、同じ手順を繰り返し設定していきます。
※配置ごとのアセットカスタマイズを使用する場合、インスタントエクスペリエンスを設定することは出来きません。インスタントエクスペリエンスを使用する場合は設定済みのカスタマイズ内容がすべて破棄されますので注意が必要です。
まとめ
以上、配置ごとのアセットカスタマイズの紹介でした。
広告セットを統合してデータ集約が重要なFacebooK広告においては、
配置ごとに異なるクリエイティブを配信するためには広告セット分割する方法では、コンバージョンの最適化を活かせなくなります。
もし、配置ごとに異なるクリエイティブを配信するためには広告セット分割しているのであれば、この機能を利用して広告セットを統合するとよいでしょう。
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