【Google広告】動的検索広告のターゲティング8種類と設定方法

2021/06/30

動的検索広告(DSAとは)

動的検索広告(DSA)とは、「サイトの特定のページ」と「ユーザーのGoogleでの検索語句」が一致すると、広告が表示されるといった動的に広告配信が可能な広告の種類になります。キーワード登録をすることなく、広告のリーチを広げることができます。サイトの全ページを対象、または特定のページのみ、などの様々なターゲティングが可能になります。今回は、動的検索広告で使用できる8種類のターゲティングについてご紹介します。

動的検索広告の概要は以下のコラムをご参照ください。

動的検索広告(DSA)とは

 

動的検索広告(DSA)のターゲットの種類と設定箇所

 動的検索広告(DSA)で設定できる8種類のターゲティングについてご紹介します。また、動的検索広告のターゲットを選択する際は、DSAキャンペーン→動的広告ターゲットから選択します。

 

①カテゴリ:現在お使いの広告グループのランディングページ

・ターゲットの範囲:アカウント全体で現在実行している検索広告の全ウェブページ

 ・設定箇所

既存で配信しているウェブページへのトラフィックを増やすことができます。動的検索広告の利用が初めてで、かつトラフィック増加が希望の場合はこのターゲティングが推奨されています。

 

②カテゴリ:他のカテゴリ

・ターゲットの範囲:ウェブサイトの特定のカテゴリのページ

・設定箇所

サイトのコンテンツを元にカテゴリが自動的に作成されランディングページがそれぞれ分類されています。その中から特定のカテゴリを選択することができます。例えばアパレルの販売をしており、「ズボン」に興味があるユーザーをターゲットにしたいなら、「ズボン」というカテゴリを選ぶいったようなことが可能です。

 

③URLによるターゲティング:URLが次に等しい

・ターゲットの範囲:特定のURLのページ

設定箇所

ウェブサイトのトラフィックを増やしたい「特定のURL」を指定することが可能です。また、特定のURLを除外URLとして登録することも可能です。

 

④URLによるターゲティング:URLに含まれる文字列

・ターゲットの範囲:特定のテキストを含んだURLのページ

・設定箇所

URLに特定のテキストが入っているURL全体を指定することが可能です。例えば「contents」を指定することで「example.com/contents/aaa」「example.com/contents/bbb」などの指定したテキストを含むURLを対象とすることが可能です。

 

⑤URLによるターゲティング:カスタムラベル

・ターゲットの範囲:特定のカスタムラベルでリスト化したURL

・設定箇所

特定のURLをページフィードとして登録し、カスタムラベルをつけることで、ターゲット設定時に特定のカスタムラベルがついているページフィードとして指定することが可能です。

 

⑥その他のターゲティングタイプ:ページのタイトル

・ターゲットの範囲:タイトルに特定の語句を含むページ

・設定箇所

ページタイトルに「パソコン」などの特定の語句を含むページをターゲットとして設定することが可能です。

 

⑦その他のターゲティングタイプ:ページコンテンツ

・ターゲットの範囲:指定した語句を含むページ

・設定箇所

例えば、パソコンという単語を含むすべてのページを配信対象にしたい場合などに活用できます。「パソコン」と設定することで配信対象として設定が可能です。

 

⑧その他のターゲティングタイプ:すべてのウェブページ

・ターゲットの範囲:ウェブサイトのドメインに含まれるすべてのページ

・設定箇所

運営しているウェブサイトの全ページをターゲットとする場合に活用できます。

参照:Google広告ヘルプ 

 

注意点

「すべてのウェブページ」などの複数のページで配信設定している場合で、配信したくないページがある場合は除外設定をする必要があります。

 

まとめ

今回はGoogle広告の動的検索広告(DSA)についてご紹介しました。キーワードなどを登録することがなく、また色々なターゲティング方法があり便利な広告手法かと思いますので、まだ活用したことがなければ、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。弊社でも上記のような広告手法をはじめ、多様な広告手法を活用した広告運用を行っておりますので、ぜひ、お気軽にご相談ください。

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