YouTube広告について

2020/07/15

YouTube広告とは


YouTube内に掲載できる動画形態の広告のことです。
Google広告で設定し出稿することができます。

 

【2018年 日本におけるトータルデジタル利用者数TOP10】※画像引用元(https://www.netratings.co.jp/news_release/2018/12/Newsrelease20181225.html)

YouTube の日本国内の月間利用者数は6,200万人以上といわれており(2018年12月時点)
10代~50代にかけ年代を問わず幅広く利用されているため、幅広い世代にリーチすることができます。YouTube 広告ではデモグラフィックだけでなく、地域やオンラインでの興味関心、行動傾向などに基づいたターゲティングをすることができます。

また、5種類の広告フォーマットがあり、各広告フォーマットによって推奨とされる動画の時間・特徴・目的が異なります。適切なターゲティングと広告フォーマットを組み合わせた広告配信を行うことでユーザーの購買行動を喚起する他、検索広告との併用で双方の効果を高めることができる可能性があります。

 

広告の種類


YouTube広告には、認知拡大や見込み顧客の獲得などの目的があります。
まずはオンライン上で、ユーザーにどういった行動をとってほしいのかを明確にした上で各広告フォーマットを選定しましょう。

1. TrueViewインストリーム広告 
動画をクリックした際、動画コンテンツの前や途中に表示されるスキップが可能な動画広告です。(再生開始後から5秒経過でスキップボタンが表示される)
この場合の課金方式としては、ユーザーによって動画が30秒以上(動画が30秒未満の場合は最後まで)再生された場合か、クリックされた場合が課金対象となります。スキップボタンが押された場合は、課金対象にはなりません。

YouTube だけでなく、パートナーサイトの動画やディスプレイネットワークのアプリに掲載されます。主に、認知拡大や商品・サービスの検討、オンラインでの行動喚起として使用することができます。

2. TrueViewアクション広告 
TrueViewインストリーム広告の再生中と再生後に、見出しやロゴが表示されるスキップ可能な動画広告です。「購入」「会員登録」「資料請求」などの行動を促すフレーズと、広告見出しを動画広告に追加することで、TrueViewインストリーム広告の再生中または再生後にユーザーのアクションの喚起が期待できます。(再生開始後から5秒経過でスキップボタンが表示される)

ユーザーが広告を最後まで視聴すると終了画面が画面中央に現れます。終了画面は、YouTube チャンネルに基づいて自動的に生成されスマホでは 5秒間、パソコンでは 7秒間表示されます。
この場合の課金方式としては、ユーザーによって動画が10秒以上(動画が10秒未満の場合は最後まで)再生された場合、またはクリックされた場合が課金対象となります。スキップボタンが押された場合は、課金対象にはなりません。

行動を促すフレーズは、動画再生中は動画下部、動画再生後は動画中央に表示され指定ページの URL に遷移させることができます。そのため商品やサービスの検討やオンラインでの行動喚起として使用することができ、特にウェブサイトのトラフィック増加が期待できます。

3. バンパー広告 
動画コンテンツの前や途中に表示され、短いメッセージでのアピールが可能なスキップ不可の動画広告です。再生時間は最大6秒のため、簡潔で印象的なメッセージを使用することでユーザーへの印象付けを行うことができます。視聴回数に応じて課金額が決定します。

掲載面は、 YouTube だけでなくパートナーサイトの動画やディスプレイネットワークのアプリに掲載することができます。スキップができず、動画再生と共に広告が開始するため商品やブランドの認知拡大が期待できます。

4. TrueViewディスカバリー広告 
YouTube内の検索結果画面上部に表示されたり、おすすめの動画や関連動画枠に掲載される動画広告です。
ユーザーに意図せず見せるのではなく見たいと思ったユーザーがクリックする広告なので、商品購買やサービス利用に最も繋がりやすいであろう動画広告です。ユーザーが TrueViewディスカバリー広告のサムネイルをクリックし、遷移先の広告を視聴した場合にのみ課金が発生します。

5. アウトストリーム広告 
モバイル端末とタブレット端末で、 YouTube外の提携サイトやアプリに表示される動画広告です。再生が開始された時点で動画はミュート状態になっており、ユーザーが広告をタップすることでミュートが解除されます。

広告の表示面積が50%以上で、動画広告が2秒以上視聴された場合のみ課金対象となります。そのため、比較的リーズナブルな価格で動画のリーチをより拡大することができます。

 

広告表示オプション


TrueViewインストリーム広告とバンパー広告には、広告表示オプションを追加することができます。広告表示オプションを使用すると、追加情報を表示して広告のクリック率を高めることが期待されます。使用可能な広告表示オプションは下記の2つです。

住所表示オプション

動画広告の下部に、店舗の住所・地図・距離などを追加表示できる機能です。
設定することで毎回表示されるわけではなく、ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示したりしている場合に表示される可能性があります。住所表示オプションを使用するには、店舗がGoogleマイビジネスアカウントに登録されている必要があります。
Googleマイビジネスアカウントに登録することで、地名を含めたローカル検索の検索順位の上昇が見込める可能性がある他、ユーザーの来店率にも繋がるため実店舗をお持ちの方は積極的な導入が推奨されています。

アフェリエイト住所表示オプション

広告主の商品を販売している最寄りの店舗を、ユーザーに知らせることができる機能です。
住所表示オプション同様、ユーザーが店舗の近くにいる場合や関心を示している場合に表示される可能性があります。

いずれの広告表示オプションも、ユーザーがクリックまたはタップすると関連するビジネス情報がまとめられたページが表示されます。

 

動画サイズ


YouTube 広告の動画サイズは、いずれのフォーマットも「横長16:9」「縦長9:16」「スクエア1:1」に対応しています。
縦長の動画クリエイティブは、モバイル端末など異なる端末に適した方法で表示されユーザーのエンゲージメントを促進するため横長「16:9」だけではなく、縦長の動画も利用することが推奨されています。
ユーザーが YouTube アプリの動画プレーヤーを利用している場合、「横長」「縦長」「スクエア」いずれの場合も自動的に、プレーヤーに合わせてサイズが調整されます。

 

クリエイティブ


YouTube広告を配信する上で、広告の視聴完了数が成果に関わってきます。
視聴完了数向上に繋がるのは、動画のクリエイティブが大きな要素を占めているといえるでしょう。特にスキップが可能なTrueView広告では、スキップボタンが表示されるまでの最初の5秒が重要となります。認知拡大が目的の場合、最初の数秒間に訴求ブランド名やキャッチコピーなどを含め、確実にユーザーにメッセージを伝えることを意識しましょう。

効果的な動画クリエイティブのポイントとして、次のようなことが挙げられます。「冒頭でインパクトを与える」「ブランドやロゴ、サービス名を表示する」「音楽をつけるなどしてユーザーの興味を惹く工夫をする」「動画のラストでアクションを明確に示す」

まず動画の冒頭でユーザーに強い印象を与えて離脱を防ぎ、ブランド名サービス名などを自然に表示させます。動画内では、ペルソナに近い人物を登場させるなどユーザーの興味関心を惹く工夫をしましょう。
そして最後に、ユーザーに起こしてほしいアクション(資料請求など)を明確に伝えることで、ユーザーの行動を促します。
ユーザーにどんな行動をしてほしいのか、何を知ってほしいのかなどを明確に決めた上で、上記のポイントを意識しながら動画の作成を行いましょう。

 

メリット


●ユーザー数の多さ

●テレビの80%以上の宣伝効果(Google発表のレポートによると、YouTube動画広告にはテレビCMの80%以上の宣伝効果があるとされている)

●適切な視聴者にリーチできる
YouTubeのアカウントには、ユーザーの様々な情報が登録されています。年齢、性別、居住地域や子供の有無、興味の範囲などの情報を基にしたターゲティングによって、より精緻なウェブマーケティングが可能となります。

●費用対効果の高さ
YouTube動画広告(TrueView広告)の特徴として、動画が一定時間視聴される、あるいは、広告がクリックされて企業サイトへ移るなどした場合のみ、料金が発生するという仕組みがあります。この課金形態では、途中で動画がスキップされた場合、広告料が発生しないため比較的余分な費用を使わなくてよいという利点があります。

●興味をもつユーザーを自社サイトへ直接誘導できる
YouTube動画広告をクリックするとユーザーは、企業の自社サイトへ遷移します。そこで、商品やサービスの詳しい情報に触れられ、購入や問い合わせなどのコンバージョンに結びつけることも可能になります。ユーザーの行動を促しやすいというYouTube動画広告ならではのメリットです。

●興味をもつユーザーを追跡できる(リマーケティング)
リマーケティング機能とは、特定のユーザーを追跡し、YouTubeの視聴中や他のサイト(Googleディスプレイネットワークの加盟サイト)を閲覧中でも、自社の広告を表示させることができる機能です。ターゲティングできるユーザーは、YouTube動画広告を一定時間以上視聴した人や、特定の動画を視聴した人など様々な場合が考えられます。これによって認知度を高めることができます。

 

デメリット


●スキップされる(見てもらえない)可能性
どんなに工夫を凝らした動画広告を制作しても、ユーザーにスキップされやすいという点があります。最低5秒間は見てもらうことができますが、印象に残らない場合もあります。

●逆効果になる恐れ
比較的低コストで誰でも出稿できる半面、動画のクオリティが低ければ、逆にマイナスイメージを持たれる可能性があるかもしれません。
また、目当ての動画を見る前に強制的に再生される動画広告は、ターゲット選定のズレや動画内容によってはユーザーに不快感を持たれ、商品や企業のイメージダウンに繋がる恐れがあるため注意が必要です。

●審査に時間がかかることも
各種設定完了後、Google広告やYouTubeの方針に基づいて審査を受けなければいけません。審査はほとんどの場合、1営業日以内で完了しますが、場合によっては数日かかることもあります。審査で不承認となった広告は掲載されないため、修正を施し再度審査を受ける必要があります。

 

まとめ


今回は、「YouTube広告」について説明いたしました。
YouTubeは、年代を問わず多くの人に利用されているため幅広い世代にリーチすることができます。更に広告フォーマットを効果的に使用することで、リーチを広げながら購入促進のために動画広告を配信することが可能です。
また、興味をもつユーザーを自社サイトへ直接誘導することができるので、問い合わせなどユーザーの行動を促しやすいというのもYouTube広告ならではのメリットといえるでしょう。
みなさんも是非YouTube広告を活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

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