2020/08/07
学生をターゲットにできるDSP広告とは
現在、Google・Yahoo!・facebook・LINEなど様々な広告媒体があり、配信するターゲットもテクノロジーの発展で細かくターゲットを絞ってアプローチすることが可能となっております。
しかし、学生をターゲットにした配信ができる媒体は、ほとんどありません。
そのような中で学生をターゲットに広告展開を行いたい企業も数多くいるかと思います。
そして、数ある広告媒体の中でもDSP広告は、様々な外部データと連携を行うことができ、連携するデータによって学生をターゲットに設定することが可能となります。
今回は、学生ターゲットができるDSP広告の仕組みについて、ご紹介します。
学生ターゲティングの仕組み
DSP広告を使った学生ターゲティングは、IPアドレスを活用してユーザーの絞り込みを行います。
◆手法1:IPターゲティングによる広告配信
大学(専門学校など)のWi-Fiに接続している端末に対して、広告配信を行う手法となります。
大学のWi-Fiを活用するには学籍番号・パスワードが必要となる為、部外者が接続する可能性が低いと考えられます。
その為、大学のWi-Fiを利用しているユーザーは学生と判断される為、大学のWi-Fiを利用しているユーザーに絞ることで学生に対して広告配信を行うことが可能となります。
◆手法2:大学(専門学校)オーディエンス配信
過去に大学(専門学校など)のWi-Fiに接続したことがある端末に広告配信を行う手法となります。
これは、過去に大学のWi-Fiに接続したことがある端末でcookie情報が残っていれば広告配信ができる為、大学のWi-Fiにリアルタイムで接続していなくても広告配信ができるというのが特徴です。
その為、コロナの影響で外出を自粛している学生に対しても広告配信が可能となります。
学生ターゲティングにオススメの広告施策とは
学生ターゲティングは、様々な広告施策で活用ができると考えられますが、今回は3つの施策例をご紹介します。
◆新卒・インターンシップ募集
最近は新卒の採用活動も幅広い施策が行われており、自社の新卒用リクルートサイトで新卒募集を行っているケースも多いかと思います。
学生ターゲティングは、大学生・短大生・専門学校生に広告配信を行うことができる為、リクルートサイトを活用した新卒採用に力を入れている企業にはオススメの広告施策となります。
他にも、インターンシップ採用に力を入れている企業にも、学生ターゲティングは有効に活用することができます。
また、高学歴人材のインターンシップ採用を考えている企業であれば、大学をピンポイントで指定することで高学歴大学の学生と接点を持つことも可能となるでしょう。
◆店舗への来店促進
学校を指定して広告配信ができる為、店舗の周りにある大学・短大・専門学校を指定してターゲット設定することで店舗周辺の学生にアプローチを行うことができます。
そうすることで、学生の来店促進を行うことも可能となるでしょう。
来店促進施策は、学生をターゲットとしていた飲食店・カラオケ・ボーリング・スポッチャなどの店舗で有効な施策となるでしょう。
◆学生の投票促進
改正公職選挙法の施行により、18・19歳の学生も選挙権を持つことになった為、各都市部・地方選挙管理委員会を中心に若年層の投票意欲を向上させたいというニーズが高まっています。
その為、投票率が減少している傾向が強い学生への投票意欲を向上させるコンテンツを用意することで投票率を改善する施策を検討することも可能となるでしょう。
最後に
DSP広告は、データの連携次第で今回ご紹介した学生ターゲティング以外にも様々な広告配信が可能となります。
最新のテクノロジーを活用した広告施策にご興味がある方は、是非ご相談下さい。