2025/07/02
一昔前まで画像編集といえば、マウスと手作業での細かな操作が求められ、高度な技術を持つデザイナーだけの分野とされていました。
中でもPhotoshopは、デザイン業界、写真業界、さらには教育や広告など、多岐にわたる分野で長年プロフェッショナルの現場を支えてきた定番ツールです。
しかし、最近ではPhotoshopはAI技術の発達で、その性能を大きく変化させてきています。
過去のPhotoshopとは比べ物にならないほど、簡単に高度な技術が使えるようになりました!
2020年代に入り、AdobeはPhotoshopに対して積極的にAI技術を導入し始め、「Adobe Sensei」と呼ばれる独自のAIエンジンを核とし、かつては数十分〜数時間かかっていた作業が、ワンクリックや数秒で完了するようになってきました!
例えば、空を置き換える、不要な人物を自然に消す、顔の表情を後から調整する等、これらすべてがAIの力によって本当に簡単になりました!
これらの進化は、単に「便利になった!」だけでは語り切れない変化をデザイン作業に与えてくれました!
創造のスピード、表現の自由度、そして「誰でもデザインできる」という可能性の広がり。
PhotoshopにAIが統合されていくことで、もはや画像編集は専門家だけの世界ではなくなりつつあります。
今回は、人物を撮影し、その人物データでデザインをしている際に、あっ、モデルにこのアイテムを持たせるのを忘れた!とか、こんなアイテムと一緒に撮影したらもっと完成度が高かった等、後になってから写真データを変化させたい時にめちゃくちゃ重宝する技術です!
AIで写真を変化させる
それでは今回は、こちらのモデルさんを使います。
撮影時、モデルさんにスーツケースを持たせるのを忘れてしまい。
あとから何とかスーツケースを追加したい!という想定でやってみましょう。
まずは、ツールの赤枠「なげわツール」を選択します。
スーツケースを追加したい箇所に、水色枠のようにグルっと選択範囲を作ります。
黄色枠の「生成塗りつぶし」をクリックします。
AIに指令を与える赤枠のプロンプト入力欄に「スーツケース」と入力。
黄色枠の生成をクリックします。
すると、数秒でスーツケースがうまく合成できてしまうんです!
本当、AIは神ですね!
こんなスーツケースを手作業で合成するには、結構手間暇がかかりますよね。
ぜひ、覚えておいてください!
やはり、PhotoshopでのAI技術は、単なる機能向上にとどまらず、デザイナーの創造のあり方そのものを変えつつあると、私自身思うんです!
今や画像編集は「技術的にできるかどうか」ではなく、「何を表現したいか」に焦点が移りつつあります!そしてそれを後押ししてくれるのが、Photoshopに搭載されたAI機能なんです!
もちろん、AIによる画像生成や自動編集には、著作権や倫理の問題もついて回ります。しかし、技術が進化する中で、それらとどう向き合い、どのように活用していくかは、私たち一人ひとりに委ねられています。ツールはあくまで手段であり、最終的にクリエイティブを完成形にもっていくのは、やはり人間の想像力と判断力になると思います!
PhotoshopとAIの関係は、これからさらに深まり、やがて私たちデザイナーの「第二の手」として自然に共存していく存在になるでしょう!
本当、デザイナーにとって良い時代になりました!
まとめ
いかがでしたか?
今回はAI技術で写真内のモデルにアイテムを合成する方法をご紹介しました。
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