Googleの除外キーワードに関して

2020/09/16

除外キーワード

特定の検索語句に対して広告が表示されないようにしたい場合に使用します。
例えば、除外キーワードとして「格安」という語句を設定すると、「格安」という語句を含む検索に対して広告が表示されなくなります。このように、設定した語句を検索したユーザーには広告が表示されなくなるのが除外キーワードです。
除外キーワードを設定すると、特定の検索語句を広告の表示対象から除外することができる為、成果に繋がりにくい検索語句を除外することで費用対効果向上も期待できます。

 

除外キーワードのマッチタイプ

除外キーワードのマッチタイプの機能は、通常のキーワードのマッチタイプとは異なっています。
主な違いは、類義語、語句の単数形や複数形、表記のゆれや誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があるということです。

●部分一致の除外キーワード
キーワードに含まれるすべての語句が検索に使用された場合に、広告が表示されなくなります。語順は問われませんが、キーワードに含まれる一部の語句のみが検索に使用された場合には広告が表示されることがあります。

除外キーワード例:和菓子

<広告表示対象>

通販 安い 菓子     
業務用の菓子

 

<広告表示対象外>

通販 業務用 和菓子    
和菓子 業務用      
業務用 和菓子       

 

●フレーズ一致の除外キーワード
完全に一致するキーワードが同じ語順で検索に使用された場合に、広告が表示されなくなります。
検索に別の語句が含まれていても、すべてのキーワードが同じ語順で検索に使用されていたら広告は表示されませんが、語句に別の文字が含まれている場合、広告は表示されます。
※例えば、「業務用 和菓子」をフレーズ一致で除外した場合「スーパー 業務用 和菓子」は広告表示対象外ですが、「スーパー業務用 和菓子」は広告表示対象となります。(業務用という語句にスーパーという文字が含まれている為)

除外キーワード例:”業務用 和菓子”

<広告表示対象>

通販 安い 和菓子     
業務用の食品        
和菓子 業務用       
スーパー業務用 和菓子

 

<広告表示対象外>

スーパー 業務用 和菓子  
業務用 和菓子       

 

●完全一致の除外キーワード
完全に一致するキーワードが同じ語順で別の語句を含まずに検索に使用された場合に、広告が表示されなくなります。
※ただし、別の語句を含むキーワードが検索に使用された場合に広告が表示されることもあるようです。

除外キーワード例: [業務用 和菓子]

<広告表示対象>

通販 安い 和菓子     
業務用の食品        
スーパー 業務用 和菓子  
和菓子 業務用  

 

<広告表示対象外>

業務用 和菓子       

 

注意点

●設定した除外キーワードが検索語句に含まれていた場合、広告の表示対象となるユーザー数が減る可能性がある為注意しましょう。
●除外キーワードは類似パターンとは一致しない為、除外キーワードに類似する関連語句を含む検索も広告の表示対象となる可能性があります。
●除外キーワードの絞り込み部分一致マッチタイプはありません。

参考:Google広告ヘルプ/除外キーワードについて
(https://support.google.com/google-ads/answer/2453972?hl=ja)

 

除外キーワードリストを使用した設定方法

管理画面上部右側「ツールと設定」内の「共有ライブラリ」にある「除外キーワードリスト」をクリックします。

 

プラスのマークをクリックします。

 

リストに名前を付けます。

 

除外キーワードを1行に1つずつ入力もしくは貼り付けます。

 

保存します。

 

これで除外キーワードリストが作成できました。


↑キーワードは、追加した除外キーワードの数、キャンペーンはそのリストが紐づけられているキャンペーンの数が表示されています。


次に、作成したリストをキャンペーンに紐づけます。
作成したリストにチェックを入れます。

 

キャンペーンに適用をクリックします。

 

キャンペーンを選択します。

 

これでリストをキャンペーンに紐づけることができました。

 

まとめ

今回は、「Googleの除外キーワード」に関してご説明いたしました。
無駄なクリックを防ぐ為に定期的に検索語句を確認して、意図しない検索語句を除外することは成果に繋げる為に非常に重要かと思います。今一度除外キーワードに目を向けてみてはいかがでしょうか。

 

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