【Amazon】スポンサープロダクト広告

2020/11/17

スポンサープロダクト広告とは

 

Amazonの検索結果ページ、商品詳細ページに表示されるクリック課金型(PPC)の検索連動広告です。
出品している商品画像と商品名がそのまま広告として表示されるので、クリエイティブの作成は必要なく、広告クリック後は自社商品の商品詳細ページに遷移されます。
掲載面はPCサイト、モバイルサイト、アプリのすべてが対象でAmazonに商品出品していればもっとも簡易的に利用できる広告です。

 

Amazonスポンサープロダクトの特徴

広告掲載の位置は入札額の広告ランクで決まる

広告ランクは以下の3要素によって決定されます。

・ 入札単価
・ クリック率(CTR)
・ 関連性

 

クリックされて初めて入札額の広告費用がかかる

Amazonスポンサープロダクトの広告費用はクリック課金型なので、広告出稿している商品がクリックされて初めてお金が発生します。

 

分析ツールは入札額のマーケティングツールとしても有能

Amazonスポンサープロダクトでは、「検索キーワードレポート」を始めとした各種分析ツールを無料で利用できます。
分析ツールは「商品説明などの修正点」や「商品開発のヒント」なども与えてくれるので、Amazonのみならず物販全般のマーケティングツールとしても有能です。

 

広告出稿の要件

• 大口出品者またはベンダーである

•Amazon でアカウントのパフォーマンスが良好な状態を維持している

•広告を掲載している国に出荷することができる

•有効な支払い方法がある

•ショッピングカートボックスの獲得資格を持つ商品が 1 つ以上の出品可能なカテゴリーに登録されている

 

スポンサープロダクト広告の対象外となる商品

現時点では、アダルト商品、中古品、再生品、閉鎖されたカテゴリーの商品は広告対象外です。
許可されているカテゴリーと禁止されているカテゴリーの完全なリストについては、スポンサーブランド広告とスポンサープロダクト広告のクリエイティブ承認ポリシーを確認してください。

 

キャンペーンタイプ

スポンサープロダクト広告には「オートターゲティング」と「マニュアルターゲティング」2つのキャンペーンタイプがあります。

 

オートターゲティング

広告商品に関連した検索ワードや商品をAmazonのシステムが自動的に選定し、そのキーワードの検索結果ページや関連商品の商品詳細ページに広告が表示されます。

オートターゲティングには、マッチタイプが4つあります。

ほぼ一致:購入者の検索ワードが広告商品にほぼ一致する場合。
大まかな一致:購入者の検索ワードが広告商品に大まかに一致する場合。
代替商品:購入者が広告商品と類似した商品詳細ページを閲覧している場合。
補完商品:購入者が広告商品を補完する商品詳細ページを閲覧している場合。

「ほぼ一致」「大まかな一致」のKWは、検索結果ページに、「代替商品」「補完商品」は商品詳細ページに表示されます。

 

マニュアルターゲティング

キーワードや関連商品を手動で設定するので、広告が掲載される検索ワードや商品詳細ページを細かく調整することができます。

マニュアルターゲティングでは、2つのターゲティング方法が選択できます。

キーワードターゲティング
商品ターゲティング

※ターゲティング方法はキャンペーンで選択する仕様なので、1商品につき「キーワードターゲティング」「商品ターゲティング」それぞれのキャンペーンを作成します。

 

入札設定

キャンペーンの入札戦略は3つから選択できます。

動的な入札額 – ダウンのみ

販売につながりにくいクリックに関して、リアルタイムで入札額が自動的に引き下げられます。広告が販売につながる可能性が低いとAmazonが予測した場合(関連性の低い検索クエリ、成果の低い掲載枠など)、そのオークションの入札額が引き下げられることがあります。

 

動的な入札額 – アップとダウン

販売につながる可能性が高いクリックについてはリアルタイムで入札額が自動的に引き上げられ、売上につながりにくいクリックについては入札額が引き下げられます。

検索結果の最初のページの上部に表示される掲載枠については、入札額が100%を超えて引き上げられることはなく、その他の掲載枠については50%を超えて引き上げられることはありません。この戦略で入札額を選択する際は、この点を考慮してください。この戦略では、コンバージョンの見込みに応じて入札額を増減するため、他の2つの戦略と比べて、広告費に対するコンバージョン数が増える可能性があります。広告が販売につながる可能性が高いと予測される場合(関連性の高い検索クエリ、成果の高い掲載枠など)、そのオークションの入札額が自動的に引き上げられることがあります。販売につながる可能性が低いと予測される場合、そのオークションの入札額が引き下げられることがあります。 たとえば、入札額が100円の場合、検索結果の最初のページの上部に表示される掲載枠については最大200円まで、その他の掲載枠については最大150円まで引き上げられることがあります。

 

固定入札額

すべての場合に固定の入札額が使用され、コンバージョンの見込みに基づいた入札額の調整は行われません。動的な入札戦略と比較するとインプレッション数は増える可能性がありますが、広告費に対するコンバージョン数は減少する可能性があります。

 

入札額の設定は、3つの方法から選択できます。

 

推奨入札額

過去の入札活動を使用して、獲得できそうな入札額を予測する。

 

カスタム入札額

キーワードごとの入札額をカスタマイズできる。

 

入札額の初期値

同じ入札額に複数のキーワードをリンクする。

 

【参考サイト】

advertising.amazon.com

advertising.amazon.com/スポンサープロダクト広告
 

まとめ

今回はスポンサープロダクト広告についてでした。
Amazonに商品登録していれば簡単に始められるスポンサープロダクト広告ですが、簡単に始められる反面、効果的にな配信を行うには日々細かな調整や運用が必要になってきます。
BOPコミュニケーションズでもAmazon広告の運用代行を行っていますので、現在Amazon広告出稿しているが、改善をはかりたいなどのご要望があれば一度ご相談ください。

勝つAMS運用代行はBOPコミュニケーションズ

 

シェア
ツイート