2020/12/24
Web施策を行う際、「検索広告のキーワード選定」「LPの制作」「Webコンテンツの作成」などのために商材に関連するキーワードを収集・調査する場面が多くあります。
自分で考えられる範囲で…と進めていくことも可能ですが、やはり時間がかかってしまったり、自分が知らないキーワードは挙げることができなかったりします。
今回のコラムでは、そんなときに活用できるキーワード調査/収集ツールをご紹介します。
媒体公式のツール
■キーワードプランナー
Google広告内に含まれるキーワードツールです。
Google広告にログインし、「ツール→プランニング→キーワードプランナー」と開いていくと使用することができます。
キーワードプランナーには、「新しいキーワードを見つける」「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の2種類の機能があります。
「新しいキーワードを見つける」機能を使うと、入力したキーワードから関連したキーワードを表示してくれます。
また、キーワードだけではなくURLから関連キーワードを探すこともできます。
広告配信をするLP・競合サイト・関連情報が掲載されているページ…などのURLを指定することでも、キーワードを収集できます。
キーワードを収集後、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を使うと、調べたキーワードの検索ボリュームや、広告出稿をした時の予測データとして、想定表示回数・クリック単価・費用・クリック率を調べることができます。
関連コラム:キーワードプランナーの使い方について/BOPコミュニケーションズ_コラム
■キーワードアドバイスツール
こちらはYahoo広告内に含まれるキーワードツールです。
「検索広告→ツール→キーワードアドバイスツール」と選択していくと使用することができます。
こちらもキーワードプランナー同様、キーワードかウェブサイトのURLから関連キーワードを取得できます。
キーワードを入力し、「希望入札価格」「部分一致/完全一致のマッチタイプ」を選択、「キーワードを拡張」にチェックを入れると、マッチタイプに沿った関連キーワードと各種推定データが表示されます。
WEB上の収集サイト
■ラッコキーワード(旧Goodkeyword/関連キーワードツール)
各種検索結果の「サジェストキーワード」を一括で調べることができるサイトです。
■ラッコキーワード
https://related-keywords.com/
検索エンジンだとGoogle/Bing/YouTube、ECサイトではAmazon/楽天、Q&AサイトではYahoo!知恵袋/教えて!gooからサジェスト結果を抽出することができます。
無料で使用することができますが、アカウントIDを作成していない場合は1日20キーワードまでが検索上限になります。
各媒体ごとのサジェスト結果を見ることができるため、「特にその媒体でユーザーがどんな情報を求めているか」「媒体ごとのサジェスト傾向の違い」を知ることができます。
■Keyword Tool
こちらも検索キーワードのサジェスト結果を取得することができます。
■Keyword Tool
https://keywordtool.io/jp
サジェスト結果の閲覧は無料ですが、検索ボリュームや推定CPCなどの情報閲覧は有料版にアップグレードする必要があります。
ラッコキーワードでも調べることができる「Google/YouTube/Bing/Amazon」のサジェストのほか、「eBay/PlayStore/Instagramのハッシュタグ/Twitter」のサジェストと投稿数、プロフィールや名前に対象キーワードが入っているユーザーも検索することができます。
■Ubersuggest
こちらも「キーワード候補」機能を使うことで、キーワードのサジェスト結果、関連キーワードを調べることができます。
■Ubersuggest
https://app.neilpatel.com/ja/dashboard
Ubersuggestの大きな特徴として、SEO対策ツールとして特化しているため、下記のような情報も検索することができます。
・検索広告/オーガニックの競合具合
・関連したコンテンツページ
・検索したドメインの被リンク数やSNSでのシェア数
・検索ドメインで流入が多いキーワード
・競合するドメイン
・トラフィックの内訳 …など
「Google広告」のドメインを指定して流入キーワードを検索した結果
無料でも全機能の試用が可能ですが、表示できるデータ数に制限がかかります。
すべてのデータが見たい場合は、月額2,999円~の有料プラン契約が必要になります。
キーワードプランナーを参考に作成されたツールとのことで、使い勝手もキーワードプランナーに近いものになっています。
キーワード選定時のプラスアルファとして…
便利なキーワード収集ツールですが、誰でも利用ができるため、特定の商材で自社も競合も同じキーワードに出稿・単価も高騰していく可能性がとても高いです。
そのため、
・サジェスト結果から”最終的にユーザーが得たい状態”を想像する。
・「”脱毛商材”を”海に行くことを調べている人”に表示して勧める」など、キーワードからシチュエーションを考えてみる。
・類似キーワードから水平展開を考える。
など、ツールで得た情報を元に想像をしたり、発想を飛ばしたりしていくことで、より効果的なキーワードや広告文・出稿場所を見つけられる場合もあります。
ツールに任せられる部分と、人間が補完/想像する部分をうまく組み合わせてキーワード収集・選定を行っていくといいでしょう。
まとめ
弊社BOPコミュニケーションズでは、広告配信にあたってのキーワード選定や調査も行っております。
・どんなキーワードで広告配信をすれば効果的か相談したい
・Web広告を使って売上を伸ばしたいが、どう設定すればいいのかわからない
・広告配信はプロに外注し、自分のビジネスを伸ばすことに注力したい
このようなご相談があれば、下記バナーからお気軽にお問い合わせください!