2021/03/26
消費税転嫁対策特別措置法失効で広告掲載基準が変更
先日のコラムで紹介しました「総額表示の義務化」によって、Yahoo!広告にて2021年4月1日広告掲載基準が変更となりました。
※【2021年4月から】対応済みですか?商品価格の「総額表示の義務化」について
「総額表示の義務化」については、先日のコラムでご紹介している為、今回は省かせて頂きます。
今回は、Yahoo!広告での影響について、ご紹介させて頂きます。
Yahoo!広告での広告掲載基準の変更内容
「総額表示の義務化」に伴って、現基準では下記のようになっています。
現基準
6.消費税に関する表示
消費税転嫁対策特別措置法で定められた期間においては、同法で定められた表示 を遵守してください。以下のような表示となる広告は掲載することができません。
(1) 消費税の転嫁を阻害する表示
(2) 税込価格と誤認される恐れのある税抜価格の表示
新基準では、下記のように変更されることになります。
新基準
6. 消費税に関する表示
価格表示については、消費税法で定められた表示を遵守してください。
Yahoo!広告の広告掲載基準の変更に伴う影響について
今回の広告掲載基準が変更は、広告クリエイティブとリンク先サイトが広告審査の対象となります。
その為、広告クリエイティブの価格は変更したけど、サイトの金額表示は「総額表示」になっていない場合は広告審査に落ちてしまう為、ご注意ください。
また、サイトの金額表示は「総額表示」になっているが、広告クリエイティブは「総額表示」になっていないなども考えられる為、改めて広告クリエイティブはチェックしましょう。
特に広告表示オプションはチェック漏れが発生しやすい為、「クイックリンクオプション」「テキスト補足オプション」は改めてチェックすることをお勧めします。
金額表示例
掲載可能な金額表示例を下記にご紹介します。
掲載可(総額表示に該当する価格表示)
10,780円
10,780円(税込)
10,780円(うち税980円)
10,780円(税抜価格9,800円)
10,780円(税抜価格9,800円、税980円)
9,800円(税込10,780円)
掲載不可(総額表示に該当しない価格表示)
9,800円(税抜)
9,800円(本体価格)
9,800円+税
※いずれも税込価格が表示されていないため掲載不可となります。
最後に
BOPコミュニケーションズでは、最新の状況に応じた広告運用を行っております。
最新の情報を早めにキャッチして細かな運用をしたいが、社内リソースが足りないなどございましたら、お気軽にご相談ください。