文字組と心理を使ったデザイン手法

2021/04/03

デザインの引き出しを増やそう

デザイン初心者の頃によくある事として、
デザインの引き出しが多くないが為に苦労する事って沢山あると思うんです。

そんな引き出しを増やすためには本を読むのもアリですね。
もしくはお洒落な雑誌をみてもカッコいいレイアウトや文字組の勉強になります。

今日はそんなデザインの引き出しにぴったりな、文字組を使ったデザイン手法、それに心理的な効果もある手法をご紹介したいと思います。

 

文字組は縦横を意識する

では、まず文字組です。
例えばバナーなどのデザインでコピーを強く打ち出したい!っていう案件ってありますよね。
そんな時に効果的な文字組の手法をご紹介したいと思います。

まずは参考画像を見てもらいましょう!

そう、こんな感じです
この縦横を使った文字組って見たことある人も多いんじゃないですか?
駅構内や電車の中、街頭ポスターなど、ガツンとコピーを引き立てるような
デザインによく利用されていると思います。

この文字組のメリットとして「インパクトがある」というのは勿論なんですが、
人間って左上から右下に目線が動く習性があるので文字を目で追わせるという意味でも
非常に理にかなっている手法なんです!

 

文字は隠そう!

えっ!?「文字は隠そう!」ってどういうこと??ってなると思うので、
まずは参考画像を見てもらいましょう!

分かりやすくする為に極端な感じの例にしてますが、こんな感じです!
これは少し飛び道具的なグラフィック、紙広告関係向けの手法として覚えて置いてもらえたらと思うんですが。

人間って少し隠れてるモノってなんか気になって逆に見たくなったりしませんか?
という事なんです(笑)
要するに人間の心理を逆手にとって、あえて少し隠してみる!

そうすることで無意識レベルで見て貰えたり読んで貰えるチャンスが出るという事なんです。

 

まとめ

いかがでしたか?
今日は文字組と心理を使ったデザイン手法のお話でした。
普通のフォントで、普通の文字組で、普通のサイズ感でデザインするのも、
全然良いと思うんです、普通に「無難」にまとまるので。

でもデザインをするならデザイナー自身も楽しんでデザインを出来るのが一番面白いですよね!
こんなサイズ感にしたらユーザーはどう思うんだろう。
この文字を少し隠したらユーザーはどんな反応をするんだろう。
みたいに。

それで結果につながるようなデザイン手法が見つかれば尚良いですよね!
まだまだ面白いデザイン手法はたくさんあるので、またご紹介します!

 

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